JIS B 9706-3:2009 機械類の安全性―表示,マーキング及び操作―第3部:アクチュエータの配置及び操作に対する要求事項

JIS B 9706-3:2009 規格概要

この規格 B9706-3は、ヒューマン マシン インタフェースにおいて,人が,手又は他の身体部分によって操作するアクチュエータに対する安全関連の要求事項について規定。

JISB9706-3 規格全文情報

規格番号
JIS B9706-3 
規格名称
機械類の安全性―表示,マーキング及び操作―第3部 : アクチュエータの配置及び操作に対する要求事項
規格名称英語訳
Safety of machinery -- Indication, marking and actuation -- Part 3:Requirements for the location and operation of actuators
制定年月日
2001年9月20日
最新改正日
2019年10月25日
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‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 61310-3:2007(IDT)
国際規格分類

ICS

13.110
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
機械安全 2020
改訂:履歴
2001-09-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2009-04-25 改正日, 2014-10-25 確認日, 2019-10-25 確認
ページ
JIS B 9706-3:2009 PDF [11]
                                                                B 9706-3 : 2009 (IEC 61310-3 : 2007)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般要求事項・・・・[2]
  •  5 操作及び操作の結果・・・・[4]
  •  5.1 基本原則・・・・[4]
  •  5.2 最終結果の分類・・・・[4]
  •  5.3 操作の分類・・・・[4]
  •  5.4 操作及び最終結果の相関性・・・・[5]
  •  5.5 停止・・・・[6]
  •  附属書A(参考)単機能アクチュエータの代表例・・・・[7]
  •  参考文献・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 9706-3 pdf 1] ―――――

B 9706-3 : 2009 (IEC 61310-3 : 2007)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本機械
工業連合会(JMF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS B
9706-3:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確
認について,責任はもたない。
JIS B 9706の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 9706-1 第1部 : 視覚,聴覚及び触覚シグナルの要求事項
JIS B 9706-2 第2部 : マーキングの要求事項
JIS B 9706-3 第3部 : アクチュエータの配置及び操作に対する要求事項

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 9706-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                                JIS
B 9706-3 : 2009
(IEC 61310-3 : 2007)

機械類の安全性−表示,マーキング及び操作−第3部 : アクチュエータの配置及び操作に対する要求事項

Safety of machinery−Indication, marking and actuation− Part 3: Requirements for the location and operation of actuators

序文

  この規格は,2007年に第2版として発行されたIEC 61310-3を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,ヒューマン マシン インタフェースにおいて,人が,手又は他の身体部分によって操作す
るアクチュエータに対する安全関連の要求事項について規定する。
この規格は,次の要求事項を規定する。
− アクチュエータの動きの標準的方向
− アクチュエータの相互配置
− 操作及び操作がもたらす最終結果の相関性
この規格は,JIS C 0447を基礎にしているが,電気以外の技術を用いるシステム,例えば,機械的シス
テム及び液圧システムにも適用できる。
この規格は,組立品の一部を構成する単一及び一群のアクチュエータについて適用する。
この規格は,タッチパネルに関する要求事項は規定しない(タッチパネルに関しては,JIS C 0447に規
定がある。)。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61310-3:2007,Safety of machinery−Indication, marking and actuation−Part 3: Requirements for
the location and operation of actuators (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追
補を含む。)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 9706-1:2009 機械類の安全性−表示,マーキング及び操作−第1部 : 視覚,聴覚及び触覚シグ

――――― [JIS B 9706-3 pdf 3] ―――――

2
B 9706-3 : 2009 (IEC 61310-3 : 2007)
ナルの要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61310-1:2007,Safety of machinery−Indication, marking and actuation−Part 1:
Requirements for visual, acoustic and tactile signals (IDT)
JIS B 9706-2:2009 機械類の安全性−表示,マーキング及び操作−第2部 : マーキングの要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61310-2:2007,Safety of machinery−Indication, marking and actuation−Part 2:
Requirements for marking (IDT)
JIS B 9712:2006 機械類の安全性−両手操作制御装置−機能的側面及び設計原則
注記 対応国際規格 : ISO 13851:2002,Safety of machinery−Two-hand control devices−Functional
aspects and design principles (IDT)
JIS C 0447 マンマシンインタフェース(MMI)−操作の基準
注記 対応国際規格 : IEC 60447,Basic and safety principles for man-machine interface, marking and
identification−Actuating principles (IDT)
JIS Z 8907:1987 方向性及び運動方向通則
注記 対応国際規格 : ISO 1503:1977,Geometrical orientation and directions of movements (MOD)
ISO 9355-2:1999,Ergonomic requirements for the design of displays and control actuators−Part 2: Displays
IEC 60073:2002,Basic and safety principles for man-machine interface, marking and identification−Coding
principles for indicators and actuators

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 9706-1及びJIS B 9706-2によるほか,次による。
3.1
操作(action)
アクチュエータを操作する人の身体部分(例えば,指,手,足など)に要求される動き。
3.2
最終結果(final effect)
オペレータの操作に対応して現れる意図した結果。

4 一般要求事項

  この規格は,機械の設計初期段階において,機械設備全体の中であいまいさがないように適用しなけれ
ばならない。機械の意図する用途,機械の形状,姿勢及び位置,並びにオペレータの技量,姿勢及び視野
(JIS B 9706-1の4.2.2参照)による制約条件を考慮しなければならない。さらに,JIS Z 8907も考慮する
ことが望ましい。
アクチュエータは,次の要求事項を満足しなければならない。
− 明確に識別できる(JIS B 9706-1及びIEC 60073による。)。
− 適切にマーキングされている(JIS B 9706-2による。)。
− 適時に安全に操作できる(JIS C 0447による。)。
− 関連する人間工学的原理に従っている(ISO 9355-2による。)。
− 想定する環境及び意図する使用条件に耐える。
− 予見可能な使用によって摩耗せず,破損しない。

――――― [JIS B 9706-3 pdf 4] ―――――

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B 9706-3 : 2009 (IEC 61310-3 : 2007)
アクチュエータは,次のように配置しなければならない。
− 非常停止機器,ティーチング用ペンダントなどのように,特に必要性があって危険区域内に置くもの
を除き,アクチュエータは,危険区域外に配置する。
− アクチュエータの操作によって別のリスクを招かない。
− アクチュエータ操作に対応して最終結果が実行されたことを(直接的に,又はフィードバックによっ
て)オペレータが確認できる。
− アクチュエータの動きと最終結果の現れ方との相関性が,箇条5の規定に適合する(追加的情報に関
しては,JIS C 0447参照)。
− 操作パネル上において線対称(上下対称,左右対称など)となるようなアクチュエータ配置にしない。
起動アクチュエータは,可能な限り,アクチュエータ操作中に制御される要素をオペレータが見ること
ができるように配置しなければならない[JIS B 9700-2の4.11.8 d) 参照]。
停止アクチュエータは,起動アクチュエータの近くに配置しなければならない。起動機能及び停止機能
をホールド・ツゥ・ラン制御装置1) によって実行する場合,ホールド・ツゥ・ラン制御装置のホールドを
解除したときに,停止指令が伝達されない故障によって危険を招く可能性があるならば,ホールド・ツゥ・
ランとは別の停止アクチュエータも備えなければならない。
注1) ホールド・ツゥ・ラン制御装置(hold-to-run control device)とは,アクチュエータを作動させて
いる間に限り,危険な機械機能の起動開始指令を出し,かつ,維持する制御装置をいう(JIS B
9700-1の3.26.3参照)。
アクチュエータは,プロセス,機械又は装置を制御するための各操作間又は各機能間の相互関係に従っ
て,論理的にグループ分けしなければならない(JIS C 0447を参照)。
アクチュエータの操作によって,装置又はプロセスに,想定しない状態又は危険状態を招いてはならな
い。
危険状態を招くような偶発的なアクチュエータ操作が起こることは,できる限り回避しなければならな
い。必要な場合,次に示す方策の幾つかを用いなければならない。
− アクチュエータを埋め込む又は覆う。
− アクチュエータを操作するために大きな力を必要とするようにする。
− ロックアウト(操作の無効化)を用いる。
− 偶発的な接触を受けない場所にアクチュエータを配置する。
− 順次操作を必要とするアクチュエータの組合せを用いる。
− 両手操作制御装置(JIS B 9712)を用いる。
− イネーブル装置2) を用いる。
− 遠隔制御による操作盤の無効化を用いる。
注2) イネーブル装置(enable device)とは,これを連続的に操作しているときだけ機械が機能するこ
とを許可するように,起動制御に連係して用いる補足的な手動操作装置をいう(JIS B 9700-1
の3.26.2参照)。
間接的な操作(例えば,キーボードの使用)を行う場合には,行う操作が明りょうに表示され,操作指
令が実行されたことの明確な確認(視覚又は聴覚によるフィードバック)が,オペレータに伝達されなけ
ればならない。
重要な安全機能に関連する操作において,オペレータの視野が完全にふさがれる可能性がある場合,又

――――― [JIS B 9706-3 pdf 5] ―――――

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JIS B 9706-3:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61310-3:2007(IDT)

JIS B 9706-3:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 9706-3:2009の関連規格と引用規格一覧