JIS C 0922:2002 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ

JIS C 0922:2002 規格概要

この規格 C0922は、電気機械器具の外郭内部の危険な箇所への接近に対する人体の保護;外部から侵入する固形物に対する外郭内部の機器の保護に関する外郭(enclousre)による保護を検証するための,検査プローブの詳細及び寸法について規定。

JISC0922 規格全文情報

規格番号
JIS C0922 
規格名称
電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護―検査プローブ
規格名称英語訳
Protection of persons and equipment by enclosures for electrical apparatus -- Probes for verification
制定年月日
2002年3月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61032:1997(IDT)
国際規格分類

ICS

13.180, 13.260, 29.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気安全 2019
改訂:履歴
2002-03-20 制定日, 2007-04-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS C 0922:2002 PDF [23]
C 0922 : 2002 (IEC 61032 : 1997)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業省大臣が制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 61032 : 1997 Protection of persons
and equipment by enclosures−Probes for verificationを基礎として用いた。
JIS C 0922には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 機器及び試験結果に対する検査プローブの公差の影響
附属書B(参考) 将来のプローブの公差に対する基準

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 0922 pdf 1] ―――――

                                                                    C 0922 : 2002 (IEC 61032 : 1997)

pdf 目次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 一般・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 検査プローブの分類・・・・[3]
  •  5. 検査プローブの一覧表・・・・[3]
  •  6. 検査プローブ・・・・[4]
  •  7. 検査プローブの設計上考慮すべき特性・・・・[14]
  •  附属書A(参考) 機器及び試験結果に対する検査プローブの公差の影響・・・・[16]
  •  附属書B(参考) 将来のプローブの公差に対する基準・・・・[21]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS C 0922 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 0922 : 2002
(IEC 61032 : 1997)

電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護−検査プローブ

Protection of persons and equipment by enclosures for electrical apparatus−Probes for verification

序文

 この規格は,1997年に第2版として発行されたIEC 61032, Protection of persons and equipment by
enclosures−Probes for verificationを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 一般

1.1   適用範囲及び目的 この規格は,電気機械器具の次に関する外郭 (enclosure) による保護を検証する
ための,検査プローブの詳細及び寸法について規定する。
− 外郭内部の危険な箇所への接近に対する人体の保護。
− 外部から侵入する固形物に対する外郭内部の機器の保護。
この規格の目的は,次のとおりである。
− 他の規格に規定されている固形物プローブ及び近接プローブを,必要な新しいプローブとともに一つ
の規格にまとめる。
− 製品規格を作成する者に対して,検査プローブの選択の指針を与える。
− プローブの詳細及び寸法を変更するより,この規格で既に規定されているものに準拠して,製品規格
に検査プローブを規定するよう推奨する。
− 検査プローブの種類の増加を抑える。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応する程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 61032 : 1997 Protection of persons and equipment by enclosures−Probes for verification (IDT)
1.2 一般的な推奨事項 プローブを選択する場合,IPコードプローブを優先することが望ましい。
IPコードプローブ以外のプローブの使用,特に,この規格に規定しないプローブの使用は,IPコードプ
ローブの使用が,何らかの理由で実用的ではない場合に,限定するべきである。
備考 ある特定の目的に対する検査プローブの選択は,個々の委員会において判断する。

――――― [JIS C 0922 pdf 3] ―――――

2
C 0922 : 2002 (IEC 61032 : 1997)
プローブの適用,試験条件,許容条件及びつじつまが合わない試験結果の処置は,個々の委員会におい
て検討する。
参考 JIS C 0920に適合する検査プローブで検査した証明書は,有効性を保持すべきである。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版,追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最
新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0601 製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状 : 輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ
ータ
備考 ISO 04287-1 : 1984, Surface roughness−Terminology−Part 1 : Surface and its parameters, がこの
規格と一致している。
JIS C 0365 感電保護−設備及び機器の共通事項
備考 IEC 61140 : Protection against electric shock−Common aspects for installation and equipmentがこ
の規格と一致している。
JIS C 0920 電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級
備考 IEC 60529 : 1989, Degrees of protection provided by enclosures (IP Code) からの引用事項は,こ
の規格の該当事項と同等である。
IEC 60050(826) : 1982 International Electrotechnical Vocabulary (IEV) −Chapter 826 : Electrical
installations of buildings

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 外郭 (enclosure) ある種の外部からの影響に対して,内部の機器を保護する部分であり,また,あ
らゆる方向からの直接接触に対して保護するために設けられた部分 (IEV 826-03-12) 。
備考 電気技術用語 [IEV (International Electrotechnical Vocabulary) ] の定義は上記のとおりであるが,
この規格では,次の補足説明をする。
a) 外郭は,危険な箇所から人体又は家畜を保護するためのものである。
b) 検査プローブの侵入を阻止又は制限するバリヤ開口部の形状又はその他の手段は,それが外
郭の附属部分であるか,外郭内の機器によって形成されるかにかかわらず,かぎ又は工具を
使用せずに取り外せるものを除き,外郭の一部とみなす(JIS C 0920の附属書3.1参照)。
3.2 危険な箇所 (Hazardous part) 接近又は接触すると危険な部分(JIS C 0920の附属書3.5参照)。
3.2.1 危険な充電部 (Hazardous live part)ある条件下で感電を生じるおそれがある充電部(JIS C 0920
の附属書3.5.1参照)。
3.2.2 危険な機構部分 (Hazardous mechanical part) 接触すると危険な可動部分。ただし,滑らかな回
転軸は,除く(JIS C 0920の附属書3.5.2参照)。
3.2.3 危険な高温又は赤熱する部分 (Hazardous hot or glowing part)接触すると危険な高温又は赤熱
する部分。

――――― [JIS C 0922 pdf 4] ―――――

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C 0922 : 2002 (IEC 61032 : 1997)
3.3 近接プローブ (Access probe)所定の使用方法での人体の一部,又は人が保持する工具などを模擬
した,危険な箇所からの適正な空間距離を検証するための検査プローブ(JIS C 0920の附属書3.8参照)。
3.4 固形物プローブ (Object probe)外来の固形物を模擬した,外郭内への固形物の侵入の度合いを検
証するための検査プローブ(JIS C 0920の附属書3.9参照)。
3.5 IPコードプローブ (IP code probe) JIS C 0920に規定している保護等級を検証するための検査プ
ローブ。
3.6 他のプローブ (Other probe) IPコードプローブとは異なる検査プローブ。
3.7 危険な箇所への接近に対する保護のための適正な空間距離 危険な箇所への接触又は接近を避ける
ための検査プローブと危険な箇所との間隔(JIS C 0920の附属書3.7参照)。
備考 適正な空間距離を検証する要求は,JIS C 0920に規定している。

4. 検査プローブの分類

 検査プローブは,次のとおり分類する。
a) その名称による分類
− IPコードプローブ
− 他のプローブ
b) 検査対象の保護の種類による分類
− 近接プローブ
− 固形物プローブ
c) 検査対象の特定の危険の種類による分類
− 主として危険な充電部,又は危険な機構部分への接近に対する人体の保護を,検証するために用いる
ことを意図したプローブ。
− 危険な機構部分への接近に対する人体の保護を,検証するために用いることを意図したプローブ。
− 主として内部の高温又は赤熱する部分のような熱的に危険な部分への接近に対する人体の保護を検証
するために用いることを意図したプローブ。
− 固形物の侵入に対する機器の保護を,検証するために用いることを意図したプローブ。

5. 検査プローブの一覧表

 検査プローブ及びその適用の比較対照表を,表1に示す。他の製品規格にお
いて検査プローブを規定する場合は,欄3の図117を規定することなく,プローブコード(欄2)及び
概要(欄4)を規定して検査プローブを参照することが望ましい。

――――― [JIS C 0922 pdf 5] ―――――

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JIS C 0922:2002の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61032:1997(IDT)

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