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JIS C 1613:2007 規格概要
この規格 C1613は、工業材料及び工業製品の物理的特性・化学的特性を人工的に促進劣化させるためにメタルハライドランプを光源として用いる試験機において,その装置内における紫外放射照度(対象物の面に与えられる紫外放射の密度)を,試験機内に非常設で測定する光電素子を用いたメタルハライドランプ方式試験機用高エネルギー紫外放射照度計について規定。
JISC1613 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C1613
- 規格名称
- メタルハライドランプ方式試験機用高エネルギー紫外放射照度計
- 規格名称英語訳
- High irradiance ultraviolet radiometers of the metalhalide lamp type exposure apparatus
- 制定年月日
- 2007年2月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.180.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気計測 2021
- 改訂:履歴
- 2007-02-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 1613:2007 PDF [15]
C 1613 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本試験機工業会(JTM)/財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS C 1613には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)放射照度計の斜め入射光特性
附属書2(参考)校正用標準光源
附属書3(参考)放射照度計校正装置
附属書4(参考)温度特性試験用装置
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 1613 pdf 1] ―――――
C 1613 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 性能・・・・[2]
- 4.1 直線性・・・・[2]
- 4.2 斜め入射光特性・・・・[2]
- 4.3 紫外域相対分光応答度特性・・・・[2]
- 4.4 可視域・赤外域応答度特性・・・・[2]
- 4.5 温度特性・・・・[2]
- 4.6 最大表示・最小検出値・・・・[2]
- 5. 構造及び機能・・・・[2]
- 5.1 構造一般・・・・[2]
- 5.2 機能一般・・・・[2]
- 5.3 表示部・・・・[3]
- 5.4 外部出力端子・・・・[3]
- 6. 試験・・・・[3]
- 6.1 試験条件・・・・[3]
- 6.2 温度特性試験・・・・[4]
- 7. 表示・・・・[5]
- 8. 収容箱又は取扱説明書・・・・[5]
- 附属書1(参考)放射照度計の斜め入射光特性・・・・[6]
- 附属書2(参考)校正用標準光源・・・・[8]
- 附属書3(参考)放射照度計校正装置・・・・[11]
- 附属書4(参考)温度特性試験用装置・・・・[13]
――――― [JIS C 1613 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 1613 : 2007
メタルハライドランプ方式試験機用高エネルギー紫外放射照度計
High irradiance ultraviolet radiometers of the metalhalide lamp type exposure apparatus
1. 適用範囲
この規格は,工業材料及び工業製品の物理的特性・化学的特性を人工的に促進劣化させる
ために,メタルハライドランプを光源として用いる試験機において,その装置内における紫外放射照度(対
象物の面に与えられる紫外放射の密度)を,試験機内に非常設で測定する光電素子を用いたメタルハライ
ドランプ方式試験機用高エネルギー(1)紫外放射照度計(以下,放射照度計という。)について規定する。
なお,この規格を使用するときの受光部の温度上限は,70 ℃とする。
注(1) この規格でいう高エネルギーは,波長300400 nmの範囲で,放射照度が300 W・m−2以上とす
る。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1609 照度計
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8113 照明用語
JIS Z 8120 光学用語
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 1609,JIS Z 8103,JIS Z 8113及びJIS Z 8120によ
るほか,次による。
a) メタルハライドランプ 発光管の中に,不活性ガス,水銀及び金属ハロゲン化物を封入したランプ。
b) 光電素子 光の照射によって,起電力,電流,電気伝導度の変化などの電気的出力を発生する素子。
c) 受光部 光電素子,フィルタその他の光学素子などを含めた,光を電気的出力に変換する部分の総称。
d) 受光面 受光部の外郭面のうち,放射測定に関与する部分。
e) 測定基準面 測光距離(放射源と受光面との間の距離)を規定するときの受光部の基準位置を示すも
ので,逆二乗の法則が成立する測光距離を与える平面の位置。
f) 光軸 光源の光中心と測光器の受光面との中心を垂直に通る直線。
g) 平面照度 平面だけに入射する光を測定対象とする照度で,球面照度,円筒面照度などの諸量のよう
な曲面に入射する光の照度を除いた照度。
h) カットオン波長 放射照度計の紫外域相対分光応答度が,短波長側から増加してそのピーク波長の応
答度に対して5 %を超えたところの波長。
i) カットオフ波長 放射照度計の紫外域相対分光応答度が,そのピーク波長から長波長側に向かって減
――――― [JIS C 1613 pdf 3] ―――――
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少して,ピーク波長の応答度の5 %以下になったところの波長。
j) 波長傾斜幅 遮断フィルタの遮断域で,透過率が最大値の90 %になる波長(λ1)から透過率が最大
値の10 %になる波長(λ2)を差し引いた波長幅。
4. 性能
4.1 直線性
放射照度計の表示部の直線性は,6.1.3によって試験したときの不確かさで表し,表示値の
±1 %とする。
なお,直線性には表示部固有の分解能(2)を含まない。
注(2) ここでいう分解能とは,デジタル表示において末尾数字の±1に相当する値とする。
4.2 斜め入射光特性
放射照度計の斜め入射光特性は,受光面の法線方向の入射角度を0°として,6.1.4
によって試験したとき,最大入射角 であるときの放射照度計の指示値の真値からの外れ
efは,
10 %以下とする。
4.3 紫外域相対分光応答度特性
紫外域相対分光応答度特性は,表1の範囲内とする。
表 1 紫外域相対分光応答度特性
単位 nm
ピーク波長 355±5
半値幅 55±10
カットオン波長 305±5
カットオフ波長 390±5
4.4 可視域・赤外域応答度特性
受光部の可視域及び赤外域応答度(SVIS-IR)は,6.1.6によって試験した
とき,紫外域応答度に対して3 %以下とする。
4.5 温度特性
放射照度計の受光部の温度特性は,6.2によって試験したとき,tfは最大70 ℃において
±10 %とする。
4.6 最大表示・最小検出値
放射照度計表示部の最大表示・最小検出値は,次による。
a) 最大表示値は,1 999(W・m−2)[199.9(mW・cm−2)]以上とする。
b) 最小検出値は,1(W・m−2)[0.1(mW・cm−2)]とする。
参考 校正時には,最小検出値は0.01(W・m−2)が必要である。
5. 構造及び機能
5.1 構造一般
構造一般は,次による。
a) 放射照度計の各部の構造は,堅ろうで作動が確実で,通常の使用における振動及び衝撃に耐え,塗装
及びめっきは容易にはがれないものとする。
b) 放射照度計は,その内部に対する防じん及び防湿を考慮した構造とする。
c) 紫外放射にさらされる部分については,耐紫外放射性に優れた材質を用いる。
5.2 機能一般
機能一般は,次による。
a) 放射照度計に表記する紫外放射照度の単位は,(W・m−2)及びその10の整数倍又は10の整数乗倍の
単位とする。ただし,慣用として(mW・cm−2)としてもよい。
b) 電池内蔵形のものは,電池の機能が正常であることを確認する機能をもたなければならない。
c) 使用温度範囲は,表示部が1040 ℃,受光部が070 ℃とする。
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C 1613 : 2007
5.3 表示部
表示部は,デジタル表示とし,紫外放射照度値の表示が明確で,誤った読取りが生じにく
い構造とする。
5.4 外部出力端子
外部機器(パーソナルコンピュータ,レコーダなど)へ出力する端子があるときは,
出力インピーダンスを明記する。
6. 試験
6.1 試験条件
照度計の試験は,附属書3に示した校正装置で行うのがよい。
6.1.1 放射照度計の入射方法 放射照度計の入射方法は,次による。
a) 照射用光源と放射照度計受光部は,校正装置の測光ベンチ上に設置したそれぞれ専用の移動架台に取
付け,照射用光源の放射照度既知の方向が受光面の光軸に一致するように配置する。
b) 照射用光源と受光面との間には,適切な穴あき遮光板を置いて,直射光以外の光が受光面に入射しな
いようにする。また,光源の基準面と放射照度計の測定基準面との距離は,光源の大きさ(光源のガ
ラス球)又は受光面のいずれか大きい方の最大寸法の10倍以上とする。
6.1.2 放射照度試験 放射照度試験は,次による。
a) 照射用光源には,附属書2に示した250 W又は1 500 W水銀ランプを使用するのがよい。ランプは,
定格電力で点灯する。
b) 試験場所の温度は2126 ℃で,試験中の温度変化は2 ℃以内とする。試験場所の湿度は,65 %以下
とする。
c) ランプを所定の安定時間点灯した後に,放射照度計E0の値を読む。E0を,次の式によって計算する。
2
E0 P( ) ( ) d
1
ここに, E0 : 基準放射照度での放射照度計の読み値
P (λ) : ランプの分光分布
S (λ) : 放射照度計の相対分光応答度(365 nmを1とする。)
λ : 波長(有効波長範囲λ1≦λ≦λ2)
d) 放射照度計の読みは,受光面を照射してから,放射照度計の立上り時間以上経過した後に読むものと
する。
e) 放射照度計の各試験において,放射照度計に与える放射照度は,有効数字3けた以上取れる値とする。
備考 この使用目的からいえば,本来,メタルハライドランプを用いて,放射照度の校正を行うのが
正しい方法であるが,ランプの“短時間安定性”・“安定性”・“再現性”の性能面で現状では改
善すべき点があるので,ここでは,より短時間安定性・安定性・再現性に優れた水銀ランプを
採用した。
6.1.3 表示部の直線性試験 直線性試験は,受光部を取り外して表示部の入力に直流電流を印加して最大
表示値が得られるようにし,次にその約1/3及び1/6 の表示が得られるような電流を与え,それぞれの電
流値(I0)と放射照度計の読み(E)とを用いて誤差( を計算する。ここで,印加した電流値と表示の
値とをそれぞれ(I1),(I2),(I3)及び(E1),(E2),(E3)とすると,添字の1,2,3の値に対する直線性
i は,次のようになる。
の誤差(
――――― [JIS C 1613 pdf 5] ―――――
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JIS C 1613:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.30 : 光学測定機器