JIS C 3503:2020 CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル

JIS C 3503:2020 規格概要

この規格 C3503は、CATVシステム(70 MHz~770 MHz)に使用するケーブルで,増幅器などに給電するため電力を重畳して使用する場合において,電圧は交流65 V以下,電流は15 A以下で使用する同軸ケーブルについて規定。

JISC3503 規格全文情報

規格番号
JIS C3503 
規格名称
CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル
規格名称英語訳
CATV aluminium pipe coaxial cables
制定年月日
1990年4月1日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.060.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1990-04-01 制定日, 1995-03-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2006-06-20 確認日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS C 3503:2020 PDF [8]
                                                                                   C 3503 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号・・・・[1]
  •  4 特性・・・・[2]
  •  5 材料,構造及び加工方法・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 外観・・・・[3]
  •  6.2 構造・・・・[3]
  •  6.3 導体抵抗・・・・[4]
  •  6.4 耐電圧・・・・[4]
  •  6.5 絶縁抵抗・・・・[4]
  •  6.6 特性インピーダンス・・・・[4]
  •  6.7 減衰量・・・・[4]
  •  6.8 定在波比・・・・[4]
  •  6.9 シースの引張り・・・・[4]
  •  6.10 シースの加熱・・・・[4]
  •  6.11 シースの耐寒・・・・[4]
  •  6.12 屈曲・・・・[4]
  •  6.13 内部導体と絶縁体との密着・・・・[4]
  •  7 検査方法・・・・[4]
  •  8 製品の呼び方・・・・[5]
  •  9 表示及び包装・・・・[5]
  •  9.1 ケーブルの表示・・・・[5]
  •  9.2 包装の表示・・・・[5]
  •  9.3 包装・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 3503 pdf 1] ―――――

C 3503 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本電線工業会(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規
格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規
格である。これによって,JIS C 3503:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 3503 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
C 3503 : 2020

CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル

CATV aluminium pipe coaxial cables

1 適用範囲

  この規格は,周波数帯域が70 MHz770 MHzのCATVシステムに使用するケーブルで,増幅器などに
給電するため電力を重畳して使用する場合において,電圧は交流65 V以下,電流は15 A以下で使用する
同軸ケーブルについて規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS G 3537 亜鉛めっき鋼より線
JIS H 2102 アルミニウム地金
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条

3 種類及び記号

  種類及び記号は,表1のとおりとする。

――――― [JIS C 3503 pdf 3] ―――――

2
C 3503 : 2020
表1−種類及び記号
種類 記号a)
8C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル PSACOX-8C
12C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル PSACOX-12C
17C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル PSACOX-17C
8C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(ラッシング自己支持形) PSACOX-8C-SSF
12C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(ラッシング自己支持形) PSACOX-12C-SSF
17C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(ラッシング自己支持形) PSACOX-17C-SSF
8C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(8字自己支持形) PSACOX-8C-SSD
12C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(8字自己支持形) PSACOX-12C-SSD
17C-CATV用(給電兼用)アルミニウムパイプ形同軸ケーブル(8字自己支持形) PSACOX-17C-SSD
注a) 記号の意味は,次のとおりとする。
PS : 給電兼用
A : アルミニウムパイプ(外部導体)

COX : 同軸ケーブル

     8,12,17  : 絶縁体の公称外径(mm)

C : 特性インピーダンス75 圀SSF : ラッシング自己支持形ケーブルSSD : 8字自己支持形ケーブル

4 特性

  特性は,箇条6によって試験を行ったとき,表2のとおりとする。
表2−特性
項目 特性 試験方法
導体抵抗 表3の値以下 6.3による
耐電圧 表3の試験電圧に1分間耐える。 6.4による
絶縁抵抗 1 000 M 圀 上 6.5による
特性インピーダンス 75±3 圀 6.6による
減衰量 表3の値以下 6.7による
定在波比 1.2以下 6.8による
シースの引張り 引張強さ 10 MPa以上 6.9による
伸び 400 %以上
シースの加熱 引張強さ 加熱前の75 %以上 6.10による
伸び
シースの耐寒 表面にひび,割れを生じない。 6.11による
屈曲 シース及び外部導体に割れ,裂け目など 6.12による
を生じない。
内部導体と絶縁体との密着 内部導体が絶縁体から脱するまでの最大 6.13による
張力は,196 N/m以上である。

5 材料,構造及び加工方法

  材料,構造及び加工方法は,表3及び次の各項による。
a) 内部導体 内部導体は,伸び及び導電率がJIS C 3102に規定する軟銅線とし,接続点があってはなら
ない。
b) 絶縁体 絶縁体は,内部導体上に内部導体と密接して,表3の厚さに高発泡プラスチックを同心円状

――――― [JIS C 3503 pdf 4] ―――――

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C 3503 : 2020
に施すか,又は空隙形の絶縁層を同心円状に施す。
c) 外部導体 外部導体は,絶縁体上に密接して,JIS H 2102に規定するアルミニウムを同心円状に被覆
するか,又はJIS H 4000若しくはこれらと同等以上の軟アルミニウムテープを縦添えし,合わせ目を
溶接して円筒形にする。
d) シース シースは,外部導体上に外部導体と密接して,ほぼ同心円状に表3のとおりの黒色ポリエチ
レンを被覆する。
なお,ケーブルの表面には使用上支障となるきずなどがあってはならない。
e) 自己支持 自己支持ケーブルの場合は,次によって支持線にケーブルを支持させる。
1) 支持線
1.1) 鋼より線 支持線には,JIS G 3537の1種B級に定められた亜鉛めっき鋼より線又はこれと同等
以上のものを使用する。
1.2) シース 亜鉛めっき鋼より線にこれと密接して,ほぼ同心円状に厚さ約1.0 mmの黒色ポリエチレ
ンを被覆する。
2) 自己支持の構成
2.1) ラッシング自己支持形ケーブル ラッシング自己支持形ケーブルは,d)のシース上にe) 1.2)の支持
線を縦添えし,その両者にバインド線1)を図1のように巻き付ける。
注1) 鋼線に黒色ポリエチレンなどで被覆した線。
図1−ラッシング自己支持形ケーブル(SSF)
2.2) 8字自己支持形ケーブル 8字自己支持形ケーブルは,c)の外部導体及びe) 1.1)の鋼より線の両者
を平行にして,図2のように黒色ポリエチレンで共通被覆する。
図2−8字自己支持形ケーブル(SSD)

6 試験方法

6.1 外観

  外観は,JIS C 3005の4.1(外観)による。

6.2 構造

  構造は,JIS C 3005の4.3(構造)による。

――――― [JIS C 3503 pdf 5] ―――――

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JIS C 3503:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 3503:2020の関連規格と引用規格一覧