JIS C 5320:1994 電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器通則

JIS C 5320:1994 規格概要

この規格 C5320は、ラジオ,テレビジョン受信機などの電子機器に用いる高周波用の可変コイル及び高周波コイル並びに中間周波変成器の形名,定格,構造,寸法などの定める場合の基準について規定。

JISC5320 規格全文情報

規格番号
JIS C5320 
規格名称
電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器通則
規格名称英語訳
General rules of high frequency coils and intermediate frequency transformers for electronic equipment
制定年月日
1972年10月1日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1972-10-01 制定日, 1975-09-01 確認日, 1978-10-01 確認日, 1984-01-01 確認日, 1987-11-01 改正日, 1992-10-01 確認日, 1994-03-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2004-03-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 5320:1994 PDF [10]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 5320-1994

電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器通則

General rules of high frequency coils and intermediate frequency transformers for electronic equipment

1. 適用範囲 この規格は,主としてラジオ,テレビジョン受信機などの電子機器に用いる高周波用の可
変コイル及び高周波用の固定コイル(以下,高周波コイルという。)並びに中間周波変成器(以下,IFTと
いう。)の形名,定格構造,寸法などを定める場合の基準について規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS C 0801 電子機器用部品の色による定格表示の通則
JIS C 5002 電子機器用部品の環境分類
JIS C 5321 電子機器用高周波コイル及び中間周波変成器試験方法
JIS C 5602 電子機器用受動部品用語
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 5602の用語の規定によるほか,次による。
インダクタンス可変範囲 可変機構を調整して変化できるインダクタンスの範囲。
3. 形名
3.1 形名の構成 形名の構成は,次に示す配列による。

――――― [JIS C 5320 pdf 1] ―――――

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C 5320-1994

3.2 記号
3.2.1 高周波コイル及びIFT 高周波コイル及びIFTを表す記号は,Lとする。
3.2.2 種類 種類を表す記号は,2英大文字とし,表1による。
表1 種類
記号 種類
VD 二端子形高周波可変コイル
VM 多端子形高周波可変コイル
FD 二端子形高周波固定コイル
FM 多端子形高周波固定コイル
IF IFT
3.2.3 寸法及び形状 寸法及び形状を表す記号は,寸法は,ミリメートル (mm) 単位とした2数字とす
る。
また,形状は底面の形状及び端子配列によって1英大文字を用い,それぞれ表2による。ただし,形状
X及びZの場合には,寸法記号は4数字とする。
なお,寸法を101mm単位とする場合は,寸法記号の後にdを表示する。
例 05d ········· 0.5mm
05 ········· 5mm
50 ········· 50mm
5010d ········· 5×1mm
5010 ········· 50×10mm

――――― [JIS C 5320 pdf 2] ―――――

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C 5320-1994
表2 寸法及び形状
記号 寸法 形状 備考
寸法 形状 底面の形状 端子配列
□□ S 底面の一辺の長さで表す。 正方形 角形 参考図1
□□ T 底面の直径で表す。 丸形 角形 参考図2
□□□□ X 長方形
初めの2数字は底面の公称長辺寸法を表し, 角形 参考図3
後の2数字は底面の公称短辺寸法で表す。 参考図4
□□ A 底面の直径で表す。 丸形 60度分割 参考図5
□□ E 45度分割 参考図6
□□ F 36度分割 参考図7
□□□□ Z 本体の外形で表す。ただし,初めの2数字上記以外の形状
は公称長辺寸法を表し,後の2数字は公称
短辺寸法で表す。
備考 記号欄寸法の□□は,数字を示す。
参考図1 参考図2 参考図3 参考図4 参考図5 参考図6 参考図7
3.2.4 磁心構造 磁心構造を表す記号は,1英大文字とし,表3による。
表3 磁心構造
記号 磁心構造 参考(図は一例を示す。) 備考
F 空心(ボビンなし) −
G 空心(ボビンあり) −
A アンテナ用磁心 −
I 棒状磁心 −
D ドラム形磁心 −
M 多孔形磁心 −
O 環状磁心 −
W アクセサリ付き磁心 −
T ねじ形磁心 −
C カップ形磁心 −

――――― [JIS C 5320 pdf 3] ―――――

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C 5320-1994
記号 磁心構造 参考(図は一例を示す。) 備考
N 丸棒付きカップ形磁心 −
J ねじ形磁心とカップ形磁心 記号Tと記号Cとの組合
せ。
V ドラム形磁心とカップ形磁 記号Dと記号Cとの組合
心 せ。
P ポット形磁心 −
X その他の形状の磁心 −
3.2.5 定格周波数 定格周波数を表す記号は,1英大文字と1数字の2文字とし,表4による。
表4 定格周波数
記号 定格周波数 備考
H1 15.75kHz テレビジョン水平同期回路用
M1 19kHz FMマルチプレックス回路用
M2 38kHz FMマルチプレックス回路用
M3 67kHz FMマルチプレックス回路用
M4 31.5kHz テレビジョン音声多重回路用
M9 − M1M4以外のFMマルチプレックス回路又はテレビジョン音声多重
回路用
A1 260263kHz AMラジオ中間周波回路用
A2 448452kHz AMラジオ中間周波回路用
A3 453457kHz AMラジオ中間周波回路用
A4 458462kHz AMラジオ中間周波回路用
A5 466470kHz AMラジオ中間周波回路用
A9 − A1A5以外のAMラジオ中間周波回路用
R1 1000kHz 標準放送周波数帯ラジオ高周波回路用
C1 3.58MHz テレビジョン搬送色信号回路用
C9 − C1以外のテレビジョン搬送色信号回路用
Sl 4.5MHz テレビジョン音声中間周波回路用
S9 − S1以外のテレビジョン音声中間周波回路用
F1 10.64l07.6MHz FMラジオ中間周波回路用
F9 − F1以外のFMラジオ中間周波回路用
T1 27MHz トランシーバ高周波回路用
T9 − T1以外のトランシーバ高周波回路用
V1 54.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(音声搬送回路用)
V2 58.75MHz テレビジョン映像中間周波回路用(映像搬送回路用)
V3 60.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(隣接チャネル音声搬送回路用)
V4 41.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(音声搬送回路用)
V5 45.75MHz テレビジョン映像中間周波回路用(映像搬送回路用)
V6 47.25MHz テレビジョン映像中間周波回路用(隣接チャネル音声搬送回路用)
V9 − V1V6以外のテレビジョン映像中間周波回路用
Y1 10kHz以上30kHz未満 上記以外の用途のもの
Y2 30kHz以上300kHz未満

――――― [JIS C 5320 pdf 4] ―――――

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C 5320-1994
記号 定格周波数 備考
Y3 300kHz以上3MHz未満
Y4 3MHz以上30MHz未満
Y5 30MHz以上300MHz未満
Y6 300MHz以上
Zl − 上記以外の用途で,定格周波数の規定がないもの
3.2.6 二端子形高周波固定コイルの形状及び端子引出し方向 形状及び端子引出し方向を表す記号は,1
英大文字とし,表5による。
表5 形状及び端子引出し方向
記号 端子(電極) 備考
形状 引出し方向
A 金属又は導電膜電極 同一方向 参考図8 円筒形チップ
B 金属又は導電膜電極 反対方向 参考図9 円筒形チップ
C 金属又は導電膜電極 同一方向 参考図10 角形チップ
D 金属又は導電膜電極 反対方向 参考図11 角形チップ
E リード端子 同一方向 参考図12 ラジアル形
F ピン端子 同一方向 参考図13 ラジアル形
G フォーミング端子 同一方向 参考図14 ラジアル形
H リード端子 反対方向 参考図15 アキシャル形
J フォーミング端子 反対方向 参考図16 アキシャル形
参考図8 円筒形チップ 参考図9 円筒形チップ 参考図10 角形チップ 参考図11 角形チップ
参考図12 ラジアル形 参考図13 ラジアル形 参考図14 ラジアル形

――――― [JIS C 5320 pdf 5] ―――――

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