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JIS C 5600:2006 規格概要
この規格 C5600は、電子技術に用いる主な基本用語とその定義について規定。
JISC5600 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C5600
- 規格名称
- 電子技術基本用語
- 規格名称英語訳
- Glossary of basic terms used in electrotechnology
- 制定年月日
- 1971年4月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60050(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.33, 33.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1971-04-01 制定日, 1974-04-01 確認日, 1977-06-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1990-06-01 確認日, 1995-06-01 確認日, 2006-11-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 5600:2006 PDF [89]
C 5600 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,電子情報通信学会
(IEICE)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審
議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 5600:1977は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 5600 pdf 1] ―――――
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 用語及び定義・・・・[1]
- a) 一般用語・・・・[2]
- b) 基礎用語・・・・[3]
- 1) 原子,粒子及び電子・・・・[3]
- 2) 粒子の性質・・・・[10]
- 3) 物質の構成・・・・[14]
- 4) 固体の電子構造・・・・[18]
- 5) 粒子系,光,電磁波及び音波・・・・[20]
- 6) 量子効果・・・・[27]
- 7) 放射線・・・・[29]
- c) 固体の基本的性質・・・・[30]
- 1) 電気的性質・・・・[30]
- 2) 光学的性質・・・・[35]
- 3) 磁気的性質・・・・[39]
- 4) 誘電的性質・・・・[44]
- 5) その他(熱的,応力的及び複合的)・・・・[46]
- d) 材料の性質・・・・[48]
- 1) 導体・・・・[48]
- 2) 半導体・・・・[50]
- 3) 誘電体(ガラスを含む)・・・・[57]
- 4) 磁性体・・・・[58]
- 5) 超電導体・・・・[60]
- 6) 気体及び液体(放射関係など)・・・・[62]
- 7) 液晶,有機材料関係・・・・[65]
- e) デバイスの基礎・・・・[67]
- 1) デバイスの構成基礎・・・・[67]
- 2) 電子デバイス,ICなど・・・・[70]
- 3) 光デバイス,OEICなど・・・・[76]
- 4) 気体レーザー関係・・・・[80]
- f) 関連事項(雑音,その他)・・・・[84]
――――― [JIS C 5600 pdf 2] ―――――
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C 5600 : 2006
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 5600 : 2006
電子技術基本用語
Glossary of basic terms used in electrotechnology
序文
この規格は,1971年に日本工業規格(日本産業規格)として制定され、1977年に改正されたものであるが、その後の
技術の進歩にともない規定内容を見直したものである。
1. 適用範囲
この規格は,電子技術に用いる主な基本用語とその定義について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60050: International Electrotechnical Vocabulary(MOD)
2. 用語及び定義
用語及び定義は,次による。
なお,表の参考欄に,対応英語及び関連するIEC 60050の用語の項目番号を示す。
備考1. 用語欄に二つ以上の用語を並べてある場合は,通常,その順位に従って優先使用する。
2. 用語欄の括弧付きの用語は,例えば,2-1-65の“[ドリフト]移動度”のかぎ括弧付きのよう
に,混乱を生じない場合はかぎ括弧内を省略してもよいことを,また,2-1-53の“散乱(粒
子の)”の括弧付きのように,“粒子”に適用する場合の定義であることを示す。
3. 参考欄の関連IEC 60050番号及び用語は,次による。
a) EC 60050にこの規格と同一の用語(英語又は日本語)があり,その意味もこの規格に
近いものはその項目番号(例えば,811-28-01)だけを記載した。
b) EC 60050にこの規格と類似の用語があり,その意味がこの規格に関連するものは,IEC
の項目番号とともに用語(英語若しくは日本語,又は両者)を記載した。
c) EC 60050に関連する用語がない場合には空欄とした。
――――― [JIS C 5600 pdf 3] ―――――
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C 5600 : 2006
a) 一般用語
参考
番号 用語 定義 関連IEC 60050
対応英語
番号及び用語
1-1 エレクトロニク electronics
科学技術の一部門で,真空,ガス,半導体などの 811-28-01
ス 中の導電現象の研究及び同現象を応用した装置
並びにその応用技術及び工学。
1-2 マイクロエレク 一般に得られるよりも小形化の程度が進んだ電 521-10-01
microelectronics
トロニクス, 子回路を実現,又はその利用に関連した技術の総
超小形電子技術 称。
備考 関連用語として“超小形電子工学”,“超
小形電子方式”,“超小形電子系”,“超
小形電子回路”,“超小形構成部分”な
どがある。
1-3 真空マイクロエ 電界放出現象,PNダイオードなど冷陰極の作用vacuum 811-28-02
レクトロニク (551-01-01)
microelectronic
に関し,かつ,微細加工技術によって微細化及び
ス 高密度集積化によって得られた真空技術と集積 s
回路技術との複合によるマイクロエレクトロニ
クス。
1-4 パワーエレクト 電源技術に関するエレクトロニクスの一分野。power
ロニクス electronics
通信機器のディジタル化,情報処理量の増大,並
びに小形化,軽量化を参考として,スイッチング
電源にトランジスタ,MOSFETなどを利用したこ
とから急速に発展した。高周波化,小形化の要求
に応じトランス,コンデンサなどの受動部品をも
併せて混成集積回路などの考えも利用している。
このため,スイッチング損失を極度に低減し得る
回路技術が発展した。中・小容量領域では高周波
スイッチング技術を利用したスイッチング形整
流器にバイポーラパワートランジスタ,インシュ
レーテットトランジスタ,静電誘導形トランジス
タなどが用いられている。 これらを含めた分野
を,パワーエレクトロニクスとする。
1-5 モレキュラーエ molecular
エレクトロニクスの一分野であって,単に電磁現
レクトロニク electronics
象だけでなく,あらゆる物性現象(光現象,熱現
ス, 象など)での利用を考えて機能ブロックを実現す
分子エレクトロ るための技術,又は工学。 この機能ブロックは,
ニクス 入出力特性だけが対応電子回路のそれと等価で,
その各部は空間的にも機能的にも対応電子回路
のそれと対応しない。
例 ポリふっ化ビニリデンの圧電,焦電用セ
ンサなど。
――――― [JIS C 5600 pdf 4] ―――――
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C 5600 : 2006
参考
番号 用語 定義 関連IEC 60050
対応英語
番号及び用語
1-6 オプトエレクト 121-12-88
optoelectronics
エレクトロニクスの一分野であって,光学現象及
ロニクス び電磁現象の双方を共に利用して情報の処理(計 optoelectronic,
測,伝送,制御,記憶,表示など)に関連した技 オプトエレク
術又は工学。 トロニック,
731-01-59
opto-electronic
1-7 量子エレクトロ quantum
原子,分子及び 原子核と電磁波との相互作用を
ニクス electronics
通信,制御,計測などに利用する工学の一分野。
1-8 フォトニクス 光子又は光波の使い方及び管理に関する科学及photonics
び技術であり,光信号や光パワーの検出,増幅,
変調,蓄積,画像処理などの科学技術を含む。
1-9 クライオエレク 極低温における固体中の電子の振舞いを利用すcryoelectronics
トロニクス るエレクトロニクスの一分野。
例 ジョセフソン効果を利用したデバイス
は,多くの応用分野をもつ。
1-10 バイオニクス bionics
生物の優れた機能を工学的方法によって分析し,
その機構を工学に応用しようとする分野。
備考 生物の情報処理機構,運動機構,エネ
ルギー変換機構,制御機構など。
1-11 ロボトロニクス robotronics
コンピュータに連動し,その管理を受けてロボッ
トが巧みに行う電子技術。
1-12 ソニクス sonics
音波又は振動を用いて処理,加工,計測,解析な
どを行う技術。
1-13 ウルトラソニク ultrasonics
ソニクスの一種であって,超音波振動を利用する
ス もの。
1-14 エレクトロアコ 音響機械系の動作方程式が同一形式の電気系のelectroacoustics
ースティクス, ものを,元の音響機械系の等価回路と考えて,こ
電気音響学 の等価回路を解くことで,すでに完成している電
気回路のデータを,音響機械系の動作解析又は設
計に利用する方法である。
b) 基礎用語
1) 原子,粒子及び電子
参考
番号 用語 定義 関連IEC 60050
対応英語
番号及び用語
2-1-1 原子 atom
1個又は複数の陽子と中性子からなる原子核と, 393-01-18
その周囲に存在する,陽子と同じ数の電子とで構 (111-14-09)
成される粒子。 物質を構成する要素である。
――――― [JIS C 5600 pdf 5] ―――――
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JIS C 5600:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60050(MOD)
JIS C 5600:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.020 : 電気通信工学一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学(用語集)