JIS C 60068-1:2016 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針

JIS C 60068-1:2016 規格概要

この規格 C60068-1は、JIS C 60068の規格群に示す一連の環境試験方法及びその適切な厳しさ,さらに,輸送,保管及び使用の全ての状況で予期される条件下における供試品がもつ能力を評価するための測定及び試験に対する各種の環境条件の通則について規定。

JISC60068-1 規格全文情報

規格番号
JIS C60068-1 
規格名称
環境試験方法―電気・電子―第1部 : 通則及び指針
規格名称英語訳
Environmental testing -- Part 1:General and guidance
制定年月日
1985年8月1日
最新改正日
2016年4月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 60068-1:2013(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電気計測 2021, 電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020, 電磁両立性(EMC) 2020
改訂:履歴
1985-08-01 制定日, 1991-01-01 確認日, 1993-09-01 改正日, 1999-06-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2016-04-20 改正
ページ
JIS C 60068-1:2016 PDF [28]
                                                               C 60068-1 : 2016 (IEC 60068-1 : 2013)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 標準大気条件・・・・[6]
  •  4.1 標準基準大気条件・・・・[6]
  •  4.2 判定のための測定及び試験に用いる標準大気条件・・・・[6]
  •  4.3 測定及び試験に用いる標準大気条件・・・・[7]
  •  4.4 後処理条件・・・・[7]
  •  4.5 標準予備乾燥条件・・・・[8]
  •  5 試験方法の適用・・・・[8]
  •  6 一連耐候性試験・・・・[8]
  •  7 部品の耐候性カテゴリー・・・・[8]
  •  8 試験の適用・・・・[9]
  •  9 ある量を表す数値の意味・・・・[9]
  •  9.1 概要・・・・[9]
  •  9.2 許容差を付けた公称値で表す量・・・・[9]
  •  9.3 数値による範囲で表す量・・・・[10]
  •  附属書A(規定)部品の耐候性カテゴリー・・・・[11]
  •  附属書B(参考)環境試験に対する一般的指針・・・・[12]
  •  附属書C(参考)環境試験のテーラリング・・・・[18]
  •  附属書JA(参考)第2部の規格群に用いる試験記号・・・・[24]
  •  参考文献・・・・[26]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60068-1 pdf 1] ―――――

C 60068-1 : 2016 (IEC 60068-1 : 2013)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 60068-1:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。第1部第3部の各部ごとの更なる部編成は,個別
規格の“まえがき”に記載されている。
JIS C 60068-1 第1部 : 通則及び指針
JIS C 60068-2 第2部 : 試験方法
JIS C 60068-3 第3部 : 支援文書及び指針

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 60068-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60068-1 : 2016
(IEC 60068-1 : 2013)

環境試験方法−電気・電子−第1部 : 通則及び指針

Environmental testing-Part 1: General and guidance

序文

  この規格は,2013年に第7版として発行されたIEC 60068-1を基に,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項及び附属書JAは,対応国際規格にはない事項であ
る。

1 適用範囲

  この規格は,JIS C 60068の規格群に示す一連の環境試験方法及びその適切な厳しさ,さらに,輸送,保
管及び使用の全ての状況で予期される条件下における供試品がもつ能力を評価するための測定及び試験に
対する各種の環境条件の通則について規定する。
この規格は,主として電気・電子製品を対象としているが,それらに限定せずに,他の分野にも適用す
ることができる。
供試品特有の環境試験方法は,製品規格に規定してもよい。
環境試験のテーラリング(附属書C参照)の枠組みは,適切な試験条件及び厳しさの試験仕様を作成す
るための補助手段を与えるものである。
JIS C 60068の規格群は,仕様書の作成及び製品試験のために,均一で再現性がある一連の環境試験,す
なわち耐候性試験,機械的試験及びそれらの複合試験の試験方法を規定するとともに,測定及び試験に用
いる標準大気条件を規定する。
これらの試験方法は,有効な国際的技術経験及び審議に基づいており,主に供試品が次の性能をもつか
否かを調べるために規定する。
a) 温度,気圧,湿度,機械的ストレス,その他の環境条件及びこれらの条件の組合せにおける環境条件
限度内で動作する能力
b) 輸送,保管及び据付の条件に耐える能力
注記1 JIS C 60721の規格群には,環境条件の分類システム及び関連事項の規定がある。
注記2 JIS C 60068-2の規格群には,試験記号が用いられている(附属書JA参照)。
抜き取った供試品の性能は,この規格による試験で比較することができる。ロットの品質又は耐用寿命
を評価するためには,適切なサンプリングプランに従って抜き取った供試品に対して,各種の試験方法を
適用することが望ましい。追加試験が必要な場合には,適切な試験を追加してもよい。
幾つかの試験は,種々の環境条件の厳しさに応じて,複数の厳しさの程度を用意する。これらの厳しさ
の程度は,時間,温度,気圧などの決定要因を単独又は組合せによって変える。
試験及びその厳しさの程度は,特定の供試品が遭遇する可能性がある,実際の環境条件を基にすること

――――― [JIS C 60068-1 pdf 3] ―――――

2
C 60068-1 : 2016 (IEC 60068-1 : 2013)
が望ましい。その環境条件によって,環境試験のテーラリングのための枠組み及び必要なフェーズ(段階)
を設定する。環境試験のテーラリングは,特定の供試品のための試験仕様を作成するために用いてもよい。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60068-1:2013,Environmental testing−Part 1: General and guidance(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-2(規格群) 環境試験方法−電気・電子−第2部 : 試験
注記 対応国際規格 : IEC 60068-2(all parts),Environmental testing−Tests

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
注記 この規格で規定する試験は,供試品に対する単独の試験又は組合せの試験の影響を判定するた
めの一連の操作から構成されている。
3.1
試験操作(test)
その名称によって表される一連の完全な操作。通常,次のうちの必要となる操作で構成される。
a) 前処理(pre-conditioning)
b) 初期測定(initial examination and measurements)
c) 試験(testing)
d) 後処理(recovery)
e) 最終測定(final examination and measurements)
注記1 試験中及び/又は後処理中に,中間測定(intermediate measurements)が要求される場合があ
る。
注記2 供試品の測定のための前処理の温度及び湿度が,前処理の規定値と同じ場合には,それぞれ
の前処理を共通にできると考え,前処理を供試品の測定のための前処理としてもよい。
3.2
前処理(pre-conditioning)
供試品の試験前の履歴の影響を取り除いたり,部分的に中和させたりすることを目的とした供試品の処
理。
注記1 前処理が要求された場合,それは試験手順の最初の過程となる。
注記2 前処理は,測定及び試験前に供試品の特性を安定させるため,製品規格に規定する気候的,
電気的,その他の条件に供試品を置いてもよい。
3.3
試験(testing)
環境条件が供試品に及ぼす影響を調べるために,供試品を規定の環境条件に置くこと。

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C 60068-1 : 2016 (IEC 60068-1 : 2013)
3.4
後処理(recovery)
試験後,測定前に実施する供試品を安定させるための処理。
3.5
供試品(specimen)
JIS C 60068の規格群の手順に従って試験するための製品。
注記 “供試品”には,例えば,冷却及び加熱システムのように,供試品に不可欠な機能的特徴をも
つ補助部分又はシステムを含む。
3.6
発熱供試品(heat-dissipating specimen)
表面上の最高温度点を,大気状態で4.3に規定する気圧で温度安定に達した後に測定したとき,周囲雰
囲気の温度と供試品との温度差が5 Kを超える供試品。
注記 供試品が発熱供試品か非発熱供試品かを分類するための測定は,測定及び試験に用いる標準大
気条件で実施し,測定が外部の影響(例えば,通風,日射など)を及ぼさないように注意する。
大形の供試品又は複雑な供試品の場合には,数点で測定する必要があるかもしれない。
3.7
大気状態(air conditions)
空気の動きが,発熱供試品だけから影響を受けるような無限の広がりをもつ空間の状態。
3.8
製品規格(relevant specification)
供試品に対する一連の要求事項,及び要求事項を満足するかどうかの判定に必要な方法を規定した規格。
3.9
周囲温度(ambient temperature)
空気の温度(詳しい定義は,3.9.1及び3.9.2による。)。
注記 これらの定義を適用するに当たっての指針は,JIS C 60068-3-1に記載がある。
3.9.1
非発熱供試品(non-heat-dissipating specimens)の場合の周囲温度
供試品周囲の空気の温度。
3.9.2
発熱供試品(heat-dissipating specimens)の場合の周囲温度
供試品の熱放散の影響が無視できる距離の大気状態の空気の温度。
注記 実際の周囲温度は,供試品と槽壁との距離の1/2又は供試品から1 mのいずれか小さい距離に
おいて,供試品の0 mm50 mm下方の水平面で多数の点で測定した温度の平均値を算出する。
これらの測定には,発熱の影響を避けるために適切な注意を払うことが望ましい。
3.10
表面温度(surface temperature)
供試品の表面の指定した1点又は数点で測定した温度。
ケース温度(case temperature)ともいう。
3.11
温度安定(thermal stability)

――――― [JIS C 60068-1 pdf 5] ―――――

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JIS C 60068-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60068-1:2013(IDT)

JIS C 60068-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60068-1:2016の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称