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JIS C 60721-3-2:2020 規格概要
この規格 C60721-3-2は、輸送及び取扱い中に製品がさらされる環境パラメータ並びにその厳しさの分類について規定。
JISC60721-3-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C60721-3-2
- 規格名称
- 環境条件の分類―第3-2部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類―輸送条件及び取扱い
- 規格名称英語訳
- Classification of environmental conditions -- Part 3-2:Classification of groups of environmental parameters and their severities -- Transportation and handling
- 制定年月日
- 2001年11月20日
- 最新改正日
- 2020年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60721-3-2:2018(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 19.040
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2001-11-20 制定日, 2004-03-20被移行日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2020-01-20 改正
- ページ
- JIS C 60721-3-2:2020 PDF [13]
C 60721-3-2 : 2020 (IEC 60721-3-2 : 2018)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲及び目的・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 一般事項・・・・[2]
- 5 環境パラメータ及びその厳しさの分類・・・・[3]
- 5.1 一般・・・・[3]
- 5.2 気象条件K・・・・[3]
- 5.3 生物的条件B・・・・[5]
- 5.4 化学的活性物質C・・・・[5]
- 5.5 機械的に影響を及ぼす物質S・・・・[6]
- 5.6 機械的条件M・・・・[7]
- 附属書A(参考)化学的活性物質・・・・[10]
- 参考文献・・・・[11]
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C 60721-3-2 : 2020 (IEC 60721-3-2 : 2018)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人
日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C
60721-3-2:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60721-3の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60721-3-0 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 通則
JIS C 60721-3-1 第3-1部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類−保管条件
JIS C 60721-3-2 第3-2部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類−輸送条件及び取扱い
JIS C 60721-3-3 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋内固定使用の条件
JIS C 60721-3-4 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋外固定使用の条件
JIS C 60721-3-5 第3-5部 : 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類−車載機器の条件
JIS C 60721-3-6 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類−第3-6部 : 船舶搭載機器の条件
JIS C 60721-3-7 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 携帯及び移動使用の条件
JIS C 60721-3-9 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 製品内部の環境条件
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日本産業規格 JIS
C 60721-3-2 : 2020
(IEC 60721-3-2 : 2018)
環境条件の分類−第3-2部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類−輸送条件及び取扱い
Classification of environmental conditions-Part 3-2: Classification of groups of environmental parametersand their severities-Transportation and handling
序文
この規格は,2018年に第3版として発行されたIEC 60721-3-2を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲及び目的
この規格は,輸送及び取扱い中に電気製品・電子製品(以下,製品という。)がさらされる環境パラメー
タ並びにその厳しさの分類について規定する。
最も一般的に使われる輸送及び取扱い手段として,次のものを考慮する。
− 路上輸送 : 自動車,トラック
− 鉄道輸送 : 列車,路面電車
− 水運,内陸水運及び海運 : 船
− 空輸 : 航空機,ジェット機,プロペラ機,ヘリコプター
− 製品の移動 : クレーン,運送リフト,空中ケーブル,人
− コンベヤ搬送
− 手押し車搬送
この規格で定める環境条件は,輸送及び取扱い中にさらされる製品に適用する。製品が包装[こん(梱)
包]されている場合,環境条件は製品を含む包装物(こん包物)に適用する。製品がこん包されていない
場合,環境条件は製品に適用する。
保管及び使用の条件は,JIS C 60721-3-1に規定されている。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60721-3-2:2018,Classification of environmental conditions−Part 3-2: Classification of groups of
environmental parameters and their severities−Transportation and handling(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
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C 60721-3-2 : 2020 (IEC 60721-3-2 : 2018)
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60721-1 環境条件の分類−第1部 : 環境パラメータ及びその厳しさ
注記 対応国際規格 : IEC 60721-1,Classification of environmental conditions−Part 1: Environmental
parameters and their severities
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 60721-1によるほか,次による。
3.1
屋内(weather-protected)
気象の影響を受けない環境。
3.2
屋外(non-weather-protected)
気象の影響を受ける環境。
4 一般事項
製品は,その製品寿命の間に,様々な環境条件にさらされる。これらの環境条件は,JIS C 60721-3-0に
記載する厳しさ別に分類されている。また,これらの環境条件の分類は,製品に短期間に生じる最大の環
境ストレスとして取り扱われる。製品が長期間又は製品寿命の間にさらされる可能性がある環境ストレス
に関する情報は,この規格では規定していない。これは,この規格だけでは,製品の信頼性又は製品寿命
の評価はできないことを意味する。実環境下における更なる情報が必要な場合は,JIS C 60721-2規格群及
び適切な技術報告書(IEC TR 62131-2,IEC TR 62131-3,IEC TR 62131-4及びIEC TR 62131-5)を参照す
るとよい。
製品は,幾つかの環境パラメータに同時にさらされることがある。日射及び温度,温度及び湿度,又は
振動及び温度変化が例として挙げられる。環境パラメータが組み合わされた場合,製品に及ぼすストレス
の影響が増大することがある。そのため,製品の設計及び評価を行う場合は,環境条件の組合せを検討す
るのがよい。
製品は,異なる環境下でも運用に耐えるよう設計する必要がある。基本的に製品は,次の二つの環境の
影響を受ける。
− 故障を直接引き起こす又は製品を破壊する可能性がある短期間の極端な環境条件の影響
− 製品を緩やかに劣化させ,最終的に製品故障又は破壊を引き起こす長期間にわたる極端でない環境ス
トレスの影響
短期間に受ける極端な環境条件は,製品寿命の間でいつでも起こる可能性がある。製品が新しい間は,
極端な環境条件でも影響を受けないこともあるが,製品が長期にわたり使用され,経年劣化した状態で同
じ環境条件を受けた場合は,故障する可能性もある。環境条件を与える順番は,評価の結果に影響を与え
る場合があるため,重要である。
JIS C 60721-3規格群の適用分類を参照する場合,各分類に規定された環境条件にさらしたとき,製品に
動作可能な状態を求めるのか,又は恒久的な損傷がないように存続することを求めるのかが,製品仕様に
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C 60721-3-2 : 2020 (IEC 60721-3-2 : 2018)
とって重要である。
環境分類は,故障結果と関連して,設計及び試験の厳しさの選択の基礎として用いる。JIS C 60721-3規
格群に含まれる情報は,使用,保管,輸送などの環境で予想される要求条件,及び関連規格の作成に役立
つ手段として使用する。試験に使用するために選択した厳しさは,実環境と同じ影響を生成することがで
きるかを試すことが望ましい。例1として高温試験の考え方の例,例2として機械的衝撃の考え方の例を
示す。
例1 熱を吸収する製品に対する高温試験は,製品をその用途に応じて高い気温,日射,及びその他
の考えられる熱源の条件を製品に与え,熱的な効果をシミュレーションするよう設計されてい
る。
例2 機械的衝撃試験において,製品は単純なパルス形状(例えば,正弦波半波)の衝撃波で試験す
るが,実環境はこのような単純なパルスではない。
極限又は特別な環境条件が存在する可能性があり,この規格では規定していないが考慮する。
5 環境パラメータ及びその厳しさの分類
5.1 一般
気象条件(K),生物的条件(B),化学的活性物質(C),機械的に影響を及ぼす物質(S)及び機械的条
件(M)に関する多くの分類を規定する。
この分類では,保管されている場所にかかわらず,製品がさらされる環境条件の多くの組合せがある。
これは,ローカルな屋外の気象の影響などによる世界中の保管条件に関する現実的な状況を示している。
特定の環境パラメータについては,定量的な厳しさの規定はない。
特定の場所又は製品については,次の例のように5.25.6に定義した各分類の組合せとするのがよい。
例 2K13/2B3/2C2/2S6/2M5
5.2 気象条件K
適切な分類を選択する場合,輸送容器の置かれた室内で保護された気象条件は,室外の条件,特に気温
及び日射量,並びに輸送容器の種類に依存する可能性があることに留意する。
次の条件を,表1に規定する。
・ 2K10 完全に空調された密閉式輸送に適用する。気温及び湿度を連続的に制御して要求条件を維持す
る。
・ 2K11 制限温度制御及び非湿度制御での屋内輸送に適用する。
・ 2K12 乾燥,温暖,熱帯及び寒冷な気候で,換気していない密閉内で温度及び湿度の制御を行わない
屋内輸送に適用する。極寒の気象は除く。製品は,加熱・加圧された飛行機の貨物室での輸送に適用
してもよい。
・ 2K13 温暖,熱帯及び寒冷な気象での屋外輸送に適用する。乾燥地帯及び極地の輸送は除く。
・ 2K14 世界中の屋外輸送に適用する(乾燥地帯及び極地を含む。)。これには,加圧していない航空機
の貨物室の輸送を含む。船舶の甲板上で輸送した場合,製品は波にさらされることがある。
注記 JIS C 60721-3-2:2001で定義した分類は,気象条件に関する情報収集の結果に基づき,新しい分
類に置き換えた。これらの結果は,この規格で参照する技術報告書(TR)に示す。
――――― [JIS C 60721-3-2 pdf 5] ―――――
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JIS C 60721-3-2:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60721-3-2:2018(IDT)
JIS C 60721-3-2:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 60721-3-2:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60721-1:2009
- 環境条件の分類―第1部:環境パラメータ及びその厳しさ