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JIS C 6122-11-1:2010 規格概要
この規格 C6122-11-1は、アクティブな光ファイバを用いた光ファイバ増幅器(OFA),半導体光増幅器(SOA)及び導波路形光増幅器(POWA)を含むすべての商用化されている光増幅器(OA)のジョーンズマトリクス固有値解析(JME)法について規定。
JISC6122-11-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6122-11-1
- 規格名称
- 光増幅器―測定方法―第11-1部 : 偏波モード分散パラメータ―ジョーンズマトリクス固有値解析(JME)法
- 規格名称英語訳
- Optical amplifiers -- Test methods -- Part 11-1:Polarization mode dispersion parameter -- Jones matrix eigenanalysis (JME)
- 制定年月日
- 2010年5月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61290-11-1:2008(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 33.180.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
- 改訂:履歴
- 2010-05-20 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS C 6122-11-1:2010 PDF [10]
C 6122-11-1 : 2010 (IEC 61290-11-1 : 2008)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 記号及び略語・・・・[2]
- 4 装置・・・・[2]
- 4.1 システム構成・・・・[2]
- 4.2 波長可変レーザ・・・・[3]
- 4.3 偏波制御器・・・・[3]
- 4.4 偏光子・・・・[3]
- 4.5 入力光学系・・・・[3]
- 4.6 光ファイバピグテール・・・・[3]
- 4.7 光学レンズシステム・・・・[3]
- 4.8 出力光学系・・・・[3]
- 4.9 偏光計・・・・[4]
- 5 手順・・・・[4]
- 6 計算・・・・[4]
- 6.1 JME計算・・・・[4]
- 6.2 DGD対波長の表示・・・・[5]
- 6.3 平均DGD・・・・[5]
- 6.4 最大DGD・・・・[5]
- 7 測定結果・・・・[5]
- 附属書A(参考)光増幅器のASEによる偏光度の減少・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 6122-11-1 pdf 1] ―――――
C 6122-11-1 : 2010 (IEC 61290-11-1 : 2008)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人光産業技術振興協会(OITDA)及
び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 6122の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 6122-1 第1部 : 利得パラメータ測定方法
JIS C 6122-2 第2部 : パワーパラメータ測定方法
JIS C 6122-3 第3部 : 雑音指数パラメータ測定方法
JIS C 6122-3-2 第3-2部 : 雑音指数パラメータ−電気スペクトラムアナライザ試験方法
JIS C 6122-5-1 第5-1部 : 光反射率パラメータ測定方法−光スペクトラムアナライザを用いた測定方
法
JIS C 6122-6 第6部 : 漏れ励起光パラメータ測定方法
JIS C 6122-7 第7部 : 波長帯域外挿入損失測定方法
JIS C 6122-10-1 第10-1部 : マルチチャネルパラメータ−光スイッチ及び光スペクトラムアナライザ
を用いたパルス法
JIS C 6122-10-2 第10-2部 : マルチチャネルパラメータ−ゲート付き光スペクトラムアナライザを用
いたパルス法
JIS C 6122-11-1 第11-1部 : 偏波モード分散パラメータ−ジョーンズマトリクス固有値解析(JME)
法
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――――― [JIS C 6122-11-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 6122-11-1 : 2010
(IEC 61290-11-1 : 2008)
光増幅器−測定方法−第11-1部 : 偏波モード分散パラメータ−ジョーンズマトリクス固有値解析(JME)法
Optical amplifiers-Test methods-Part 11-1: Polarization mode dispersion parameter-Jones matrix eigenanalysis (JME)
序文
この規格は,2008年に第2版として発行されたIEC 61290-11-1を基に,技術的内容及び対応国際規格の
構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,アクティブな光ファイバを用いた光ファイバ増幅器(OFA),半導体光増幅器(SOA)及び
導波路形光増幅器(POWA)を含むすべての商用化されている光増幅器(OA)のジョーンズマトリクス固
有値解析(JME)法について規定する。
偏波モード分散(PMD)は,時間領域において光パルス幅が広がる要因となる。この分散は,情報通信
システムの性能を劣化させる。この効果は信号の異なる偏波成分の群速度差とそれに対応する到着時間と
を関連付けることができる。狭線幅光源では,この効果は直交する偏波主軸状態(PSP)の間の群遅延時
間差(DGD)と関連付けることができる。PMDに関する他の一般情報は,IEC/TR 61282-9に記載する。
また,OAに関するPMDについての情報は,IEC/TR 61292-5に記載する。
この規格は,OAのPMDを測定する手順について規定する。測定結果は,波長間隔の狭い二波長での正
規化されたストークスパラメータの測定から得られる。
この規格で規定する測定方法では,偏光計の入力ポートの位置での偏光度(DOP)が25 %以上の信号光
がなければならない。測定光源のDOPが高くても,増幅された自然放出光(ASE)の影響でOAの出力に
おけるDOPは低下する。附属書AにDOPに対するASEの影響について示す。正確な測定を保証するた
めに,測定手順の一環としてDOPを測定する。
この規格で規定する測定方法の測定結果は,1 dB以内の偏波依存利得変動(PDG)及び偏波依存性損失
(PDL)に影響されない。
ジョーンズマトリクス固有値解析法(以下,JME法という。)は,原理的には励起されていない(電源
が入っていない)OAに対しても適用できるが,この規格で規定するJME法は,励起された(電源が入っ
ている)OAに対してだけ適用できる。
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2
C 6122-11-1 : 2010 (IEC 61290-11-1 : 2008)
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61290-11-1:2008,Optical amplifiers−Test methods−Part 11-1: Polarization mode dispersion
parameter−Jones matrix eigenanalysis (JME)(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
(対応国際規格では,この箇条において引用規格を記載しているが,記載されたすべての規格は引用で
はなく参照のため,不採用とした。)
3 記号及び略語
λ 波長間隔
τ 群遅延時間差(DGD)
ν 光周波数
ω 光角周波数
F 光増幅器雑音係数
G 利得
h プランク定数
N(λ) ASEのパワースペクトル密度
Ps 増幅された信号光パワー
ASE 増幅された自然放出光 (Amplified spontaneous emission)
DGD 群遅延時間差 (Differential group delay)
DOP 偏光度 (Degree of polarization)
DUT 供試品(光増幅器) [Device (optical amplifier) nder test]
JME ジョーンズマトリクス固有値解析 (Jones matrix eigenanalysis)
OA 光増幅器 (Optical amplifier)
OFA 光ファイバ増幅器 (Optical fiber amplifier)
OSA 光スペクトラムアナライザ (Optical spectrum analyzer)
PDG 偏波依存利得変動 (Polarization-dependent gain)
PDL 偏波依存性損失 (Polarization-dependent loss)
PMD 偏波モード分散 (Polarization-mode dispersion)
POWA 導波路形光増幅器 (Planar optical waveguide amplifier)
PSP 偏波主軸状態 (Principal states of polarization)
SOA 半導体光増幅器 (Semiconductor optical amplifier)
4 装置
4.1 システム構成
典型的な測定システムの主要なコンポーネントの構成図を,図1に示す。
――――― [JIS C 6122-11-1 pdf 4] ―――――
3
C 6122-11-1 : 2010 (IEC 61290-11-1 : 2008)
図1−典型的な装置の構成
4.2 波長可変レーザ
測定波長範囲内で波長を調節できる単一モードレーザ又は狭帯域光源を使用する。スペクトルの分布は,
すべての測定条件の下でDUTを通過する測定光が必要なDOPを維持できる程度に狭くなければならない。
4.3 偏波制御器
偏光した光源を使用する場合には,その光源の偏光状態がおおよそ円偏光となるように偏波制御器を調
整し,偏光子が入力光と直交しないようにする。光源が偏光していない場合,これは必要ない。偏光して
いる光源を使用する場合には,次に従って偏光状態を調整する。
a) 波長可変レーザの波長を測定範囲の中心に調節する。
b) 三つの偏光子をビームに挿入して,それぞれの偏光子を挿入した場合の偏光子からの出力パワーの測
定を行う。
c) 光源の偏光状態を偏波制御器で調整し,b)での三つの測定値の差が3 dB以内となるように調整する。
空間ビーム系の場合は,波長板で光源の偏光状態を調整してもよい。
4.4 偏光子
三つの直線偏光子を,相互に約45°傾いた状態で順番にビームに挿入する。実際の相対的な角度は,別
途求めておく。
4.5 入力光学系
DUTを励振するために,光学レンズシステム又はシングルモード光ファイバピグテールを用いる。
4.6 光ファイバピグテール
光ファイバピグテールを使用する場合,反射による干渉の影響を避けなければならない。これには,屈
折率整合材又は傾斜端面コネクタが必要となる場合がある。光ファイバピグテールは,シングルモード光
ファイバとする。
4.7 光学レンズシステム
光学レンズシステムを使用する場合,真空チャックなどの適切な方法で光ファイバ入力端を支える。
4.8 出力光学系
DUTからの全光パワーを偏光計に入力する。光学レンズシステム,シングルモード光ファイバピグテー
ルの突合せによる接続,屈折率整合を用いた受光器への直接接続などの入力方法を用いることができる。
――――― [JIS C 6122-11-1 pdf 5] ―――――
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JIS C 6122-11-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61290-11-1:2008(IDT)
JIS C 6122-11-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.30 : 光増幅器