JIS C 6188:2021 測定用光減衰器校正方法

JIS C 6188:2021 規格概要

この規格 C6188は、光ファイバを用いた光伝送系の測定に使用する測定用光減衰器の校正方法について規定。

JISC6188 規格全文情報

規格番号
JIS C6188 
規格名称
測定用光減衰器校正方法
規格名称英語訳
Calibration method of measuring optical attenuators
制定年月日
1999年7月20日
最新改正日
2021年9月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.99
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1999-07-20 制定日, 2004-03-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2021-09-21 改正
ページ
JIS C 6188:2021 PDF [19]
                                                                                   C 6188 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 校正の準備・・・・[3]
  •  4.1 準備・・・・[3]
  •  4.2 参照条件・・・・[3]
  •  5 光減衰量の校正・・・・[3]
  •  5.1 概要・・・・[3]
  •  5.2 参照条件での光減衰量校正・・・・[4]
  •  5.3 動作条件での光減衰量校正・・・・[6]
  •  5.4 拡張不確かさの算出・・・・[10]
  •  附属書A(規定)数学的根拠・・・・[11]
  •  附属書B(参考)校正結果の補間・・・・[14]
  •  参考文献・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 6188 pdf 1] ―――――

           C 6188 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 6188:1999は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 6188 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
C 6188 : 2021

測定用光減衰器校正方法

Calibration method of measuring optical attenuators

1 適用範囲

  この規格は,光ファイバを用いた光伝送系の測定に使用する測定用光減衰器の校正方法について規定す
る。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用し
ない。
JIS C 1002:1975 電子測定器用語
JIS C 6832:2019 石英系マルチモード光ファイバ素線
JIS C 6835:2017 石英系シングルモード光ファイバ素線
JIS C 61300-1:2019 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第1部 : 通則
JIS C 61300-3-2:2012 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-2部 :
シングルモード光デバイスの光損失の偏光依存性
JIS C 61300-3-14:2016 光ファイバ接続デバイス及び光受動部品−基本試験及び測定手順−第3-14
部 : 可変光減衰器の減衰量の設定の誤差及び再現性測定
JIS Z 8103:2019 計測用語
JIS Z 8120:2001 光学用語
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 1002:1975,JIS Z 8103:2019及びJIS Z
8120:2001による。
3.1
測定用光減衰器(measuring optical attenuator)
一対の光ファイバ入力端子と出力端子とをもち,光減衰量確度が明記された光測定器
注釈1 減衰量値が可変の可変光減衰器と,固定の固定光減衰器の2種類がある。光減衰器に関する一
般的な説明は,JIS C 5920-1(参考文献[4])を参照。

――――― [JIS C 6188 pdf 3] ―――――

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C 6188 : 2021
3.2
光パワーメータ(optical power meter)
光ファイバ入力端子をもち,連続光及び/又はパルス光の光パワーを定量的に計測できる機器
注釈1 光パワーメータは,光パワーを電気的出力に変換する検出器と指示計とで構成する。
3.3
参照条件(reference conditions)
測定器の性能試験のため,又は測定結果の相互比較のために規定する使用条件
注釈1 一般に,測定結果に影響を及ぼす一連の影響量の基準値又は基準範囲によって,参照条件を規
定する。
[出典 : ISO/IEC Guide 99:2007(参考文献[1])の4.11を変更]
3.4
動作条件(operating conditions)
動作環境における測定器の不確かさを規定するときに適用する,影響量の範囲を規定する条件
注釈1 通常,参照条件よりも広い範囲で規定する。
[出典 : ISO/IEC Guide 99:2007(参考文献[1])の4.9を変更]
3.5
光減衰量偏差(deviation of optical attenuation)
測定用光減衰器の光減衰量の設定値(公称値)と実際の光減衰量の測定結果との差
注釈1 光減衰量の単位は,デシベル(dB)で表す。
3.6
信頼水準(confidence level)
測定した量の真の値が,指定する範囲内に存在する確率の評価値
3.7
包含係数(coverage factor)
標準不確かさから拡張不確かさを求めるときに用いる係数
3.8
標準不確かさ(standard uncertainty)
標準偏差として表した測定結果の不確かさ
注釈1 詳細は,附属書A及びISO/IEC Guide 98-3:2008による。
3.9
拡張不確かさ(expanded uncertainty)
規定の信頼水準で,測定した量の真の値が収まると期待される値の範囲
注釈1 拡張不確かさは,標準不確かさに包含係数を乗じて求める。
注釈2 不確かさの分布が正規分布であると仮定し,多数の測定を行う場合,68.3 %,95.5 %及び99.7 %
の信頼水準は,それぞれ包含係数が1,2及び3の場合に対応する。

――――― [JIS C 6188 pdf 4] ―――――

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C 6188 : 2021

4 校正の準備

4.1 準備

  環境条件は,校正に必要な不確かさのレベルに見合ったものにする。
a) 校正を実施するための環境は,清浄を保つ必要がある。
b) 温度を常時監視し,必要があれば温度制御を実施する。
c) レーザ光源は,安全に配慮して取り扱う(参考文献[3]を参照)。

4.2 参照条件

  校正の対象とする光減衰器(以下,被試験器という。)を校正する際の参照条件は,規定がない限り次に
よる。
a) 温度 23 ℃±2 ℃
b) 相対湿度 (65±10)%
c) 光源波長 被試験器の適用波長範囲の中央値に近く,かつ,その変動が十分に小さいものを用いる。
d) 光ファイバ 規定がない場合は,被試験器の種別に応じて表1に規定する光ファイバを用いる。なお,
表中の記号は,JIS C 6832:2019又はJIS C 6835:2017による。
表1−試験時に用いる光ファイバ
被試験器の種別
光源波長 試験時に用いる光ファイバ
適用光ファイバの種別
(nm)
850
マルチモード光ファイバ SGI-50/125
1 310
SSMA-9/125,SSMA-9.5/125及びSSMA-
1 310
10/125
シングルモード光ファイバ
SSMA-9/125,SSMA-9.5/125,SSMA-10/125
1 550
及びSSMB-8/125
光ファイバ長は,クラッドモードが十分に除去でき,かつ,測定用の光ファイバ自体の損失が,被試験
器の損失に対し無視できる長さのものを使用する。
参照条件の下で校正を行うことが困難な場合は,実施した条件及びその影響について校正結果に記録す
る。

5 光減衰量の校正

5.1 概要

  光減衰量の校正とは,対象となる光減衰器の光減衰量偏差とともに,その偏差がもつ不確かさを求める
ことである。この箇条では,被試験器の光減衰量を校正するための手順を規定する。
被試験器の光減衰量偏差は,参照条件の下で評価する。固定光減衰器については,被試験器の減衰量の
公称値に対する偏差を測定する。可変光減衰器については,被試験器の光減衰量の設定値に対する偏差を,
複数の設定値に対して測定する。

――――― [JIS C 6188 pdf 5] ―――――

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JIS C 6188:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 6188:2021の関連規格と引用規格一覧

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