JIS C 62301:2016 家庭用電気機器―待機時消費電力の測定方法

JIS C 62301:2016 規格概要

この規格 C62301は、低電力モード(オフモード,スタンバイモード及びネットワークモード)での消費電力の測定方法について規定。安全性要求事項を規定しない。性能の最低値,及び電力又は消費電力量の最大値についても規定しない。

JISC62301 規格全文情報

規格番号
JIS C62301 
規格名称
家庭用電気機器―待機時消費電力の測定方法
規格名称英語訳
Household electrical appliances -- Measurement of standby power
制定年月日
2016年3月22日
最新改正日
2016年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 62301:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

17.220.20, 97.030
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2016-03-22 制定
ページ
JIS C 62301:2016 PDF [38]
                                                                                  C 62301 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験の一般条件・・・・[4]
  •  4.1 一般・・・・[4]
  •  4.2 試験室・・・・[4]
  •  4.3 電源・・・・[4]
  •  4.4 電力測定機器・・・・[5]
  •  5 測定・・・・[6]
  •  5.1 一般・・・・[6]
  •  5.2 製品の準備・・・・[7]
  •  5.3 手順・・・・[7]
  •  6 試験報告書・・・・[10]
  •  6.1 製品詳細・・・・[10]
  •  6.2 試験条件・・・・[11]
  •  6.3 該当する各製品モードの測定結果・・・・[11]
  •  6.4 試験及び試験所の詳細・・・・[11]
  •  附属書A(参考)選択した製品タイプのモード及び機能に関する指針・・・・[12]
  •  附属書B(参考)低電力モードの測定に関する注意事項・・・・[19]
  •  附属書C(参考)電力値の電力量への変換・・・・[27]
  •  附属書D(参考)測定不確かさの求め方・・・・[29]
  •  参考文献・・・・[34]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 62301 pdf 1] ―――――

C 62301 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本電機工業会(JEMA)及び
一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があ
り,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 62301 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 62301 : 2016

家庭用電気機器−待機時消費電力の測定方法

Household electrical appliances-Measurement of standby power

序文

  この規格は,2011年に第2版として発行されたIEC 62301を基とし,主に我が国の電源事情を考慮した
ため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,低電力モード(オフモード,スタンバイモード及びネットワークモード)での消費電力の
測定方法について規定する。この規格は,単相の場合には,定格入力電圧が交流100 V250 V,その他の
場合には,交流130 V480 Vの範囲にある家庭用電気機器に適用する。
この規格の目的は,一般に機器がアクティブモードにない場合(主機能を実行していない状態)の,該
当する低電力モード(3.4参照)にある多様な機器の消費電力を決定するための測定方法を提供することに
ある。
この規格は,安全性要求事項を規定しない。また,性能の最低値,及び電力又は消費電力量の最大値に
ついても規定しない。
注記1 意図した使用状態における製品の消費電力量及び性能の測定は,一般に該当する製品規格で
規定されており,この規格では対象としない。
注記2 この規格において,“機器”という用語は,国際電気標準会議(International Electrotechnical
Commission,IEC)の専門委員会TC59“家庭用及びこれに類する電気機器の性能”の適用範
囲内にある家庭用電気機器又は他の電気機器など,電力を消費する機器を意味する。ただし,
測定方法は,その他の製品にも適用することができる。
注記3 性能規格又は手順書において,この規格の試験手順を適用する低電力モード(3.4参照)を定
義し,指定することが望ましい。
注記4 対応国際規格では,直流電源機器を含めることが検討されている。
注記5 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 62301:2011,Household electrical appliances−Measurement of standby power(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

――――― [JIS C 62301 pdf 3] ―――――

2
C 62301 : 2016
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 60050-131,International Electrotechnical Vocabulary (IEV) −Part 131: Circuit theory
IEC 60050-300,International Electrotechnical Vocabulary (IEV) −Electrical and electronic measurements and
measuring instruments

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,IEC 60050-131及びIEC 60050-300によるほか,次による。
3.1
機能(function)
電力を消費する製品が実行する所定の動作。機能は,使用者の操作,外部の技術システムからの操作,
その製品自体からの操作,周辺環境からの測定可能な入力及び時間によって制御することができる。
この規格では,機能は次の四つの主な種類に分類する。各機能に関連する製品モードを示す。
− 使用者が任意に選択できる二次機能(スタンバイモード)
− ネットワーク関連の二次機能(ネットワークモード)
− 主機能(アクティブモード,この規格では規定しない。)
− その他の機能(モードの分類に影響しない機能)
注記 製品の代表的な機能を,附属書Aに記載する。該当する製品モードにおける機能の正確な記録
及び文書化は重要である(6.3参照)。機能の種類は,一般的に,主機能と二次機能(リモート,
ネットワーク,検知及び保護)とに分類される。
3.2
モード(mode)
機能が存在しない状態,一つの機能が存在する状態,又は複数の機能の組合せが存在する状態。
注記1 この規格における低電力モード区分は,対象製品のモードの具体的な定義をするための指針
を提供する。
注記2 附属書Aに,製品タイプのモード及び機能に関する指針を示す。
なお,これらはモードを定義するものではない。また,附属書Aは,特定の製品のモード
定義に関しての,指針を記載する。
注記3 該当する各モードの継続時間が既知の場合,各電力測定結果から総消費電力量を計算する方
法については,附属書Cを参照する。
3.3
製品モード(product mode)
何らかの機能が存在しているモードで,それらの機能が動作するか否かは個別の製品の構成に依存する
モード。
注記 製品モードの適切な名称の決定は,該当する製品個別の事項である。製品モードの名称は,一
般に,動作している機能を反映したものであることが望ましいが,製品モードが“スタンバイ”
又は“ネットワーク”のモード区分に含む場合であっても,それらの語句を含む必要はない。
3.4
低電力モード(low power mode)
製品モードの中の,次のモード区分に該当するモード。
− オフモード

――――― [JIS C 62301 pdf 4] ―――――

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C 62301 : 2016
− スタンバイモード
− ネットワークモード
注記1 低電力モードは,該当する各モードにおいて存在し動作する機能に基づいて,上記のモード
区分のいずれかに分類される(該当する場合)。製品モードに,3.1に示す“その他の機能”
が存在する場合でも,それらの機能はモード分類に影響を及ぼさない。
注記2 低電力モード区分は,この規格の使用者に指針を提供するため,また,低電力モードの開発
のための首尾一貫した手順を提供するために定められている。
注記3 使用者の操作によって,又は自動的に生じるモード間の遷移は,低電力モードとはみなされ
ない。
注記4 全ての製品に全ての低電力モード区分が存在するわけではない。
製品によっては,各々の低電力モード区分の中に,動作する機能の異なる組合せを伴う複
数の製品モードをもつ。各々の低電力モードの消費電力は,製品の設計,及び個々のモード
内で動作する機能によって決まる。
3.5
オフモード(off mode)
電力を消費する製品を主電源に接続している状態で,スタンバイモード,ネットワークモード又はアク
ティブモードのいずれも提供せず,通常は他のモードに切り替わるまで持続する製品モード。製品がオフ
状態にあることを使用者に示す目的で用いる表示は,オフモードの分類に含まれる。
注記 モード及び機能に関する指針は,附属書A参照。
3.6
スタンバイモード(standby mode)
電力を消費する製品を主電源に接続している状態で,次に示す使用者が任意に選択できる機能又は保護
機能を一つ又は複数提供し,通常は他のモードに切り替わるまで持続する製品モード。
− リモートスイッチ(リモートコントロールを含む。),内部センサ及びタイマによって他のモードへの
切替え(アクティブモードの開始又は終了を含む。)を容易にするための機能
− 連続機能 : 時計を含む情報又は状態の表示
− 連続機能 : センサに基づく機能
注記 モード及び機能に関する指針は,附属書A参照。タイマは規則的な定時タスク(スイッチング
など)を提供し,連続的に動作する時計機能である(ディスプレイ表示を行う場合及び行わな
い場合がある)。
3.7
ネットワークモード(network mode)
電力を消費する製品を主電源に接続している状態で,一つ又は複数のネットワーク機能は(例えば,ネ
ットワークコマンド又はネットワークインテグリティモードによる通信を介して再起動するような状態
で)起動しているが,主機能は動作していない製品モード。ネットワークインテグリティモード(Network
integrity mode)は,低電力モードの一つであって,そのモードの間,機器は,機器の外部への通信路を維
持,又はその接続の再起動を容易にする。
注記 ネットワーク機能をもつ場合であっても,それが起動していない場合,及び/又はネットワー
クに接続されていない場合,このモードは適用しない。ネットワーク機能は,時間設定に従っ
て,又はネットワーク要求に応答して,断続的に起動する場合がある。ここでの“ネットワー

――――― [JIS C 62301 pdf 5] ―――――

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