JIS C 9203:2004 規格概要
この規格 C9203は、家庭用,その他これに類する目的のための定格電圧が250V以下の電気ドライアイロン及び電気スチームアイロンについて規定。5L以下の容量の独立した水タンク,又はボイラをもつものも含む。
JISC9203 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C9203
- 規格名称
- 電気アイロン
- 規格名称英語訳
- Electric irons
- 制定年月日
- 1952年3月8日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 97.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1952-03-08 制定日, 1955-01-31 改正日, 1958-01-31 改正日, 1961-01-31 確認日, 1964-02-01 確認日, 1966-12-01 確認日, 1970-03-01 改正日, 1973-03-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1980-02-01 確認日, 1985-06-01 確認日, 1992-07-01 改正日, 1997-09-20 確認日, 2004-07-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS C 9203:2004 PDF [27]
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって, JIS C 9203:1992は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性格をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS C 9203には、次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 旧規格による電気アイロン
――――― [JIS C 9203 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 9203 : 2004
電気アイロン
Electric irons
序文 この規格は,電気ドライアイロンと電気スチームアイロンの安全性,性能,環境適合性,表示な
どに関する基本的要求事項を総合的に規定した製品規格である。安全性については,JIS C 9335-2-3を全
面的に引用し,また,性能については,JIS C 9804に基づいて要求事項を規定している。
1. 適用範囲 この規格は,家庭用,その他これに類する目的のための定格電圧が250V以下の電気ドラ
イアイロン及び電気スチームアイロン(以下,アイロンという。)について規定する。また、5L以下の容
量の独立した水タンク、又はボイラをもつものも含む。
備考1.次に示すアイロンは,この規格の適用範囲外である。
a) ロータリ式及び平床式アイロン
b) 産業用だけを意図した機器
c) 腐食性又は爆発性の雰囲気(じんあい,蒸気又はガス)が存在するような特殊な状況にある
場所での使用を意図した機器
2.この規格の附属書1(規定)は、旧規格(JIS C 9203:1992)による規定であり、2010年12月31
日まで有効とする。この規格の本体及び附属書1の規定を、部分的に併用してはならない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 9335-2-3 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性−第2部 : 電気アイロンの個別要求事項
備考 IEC 60335-2-3:2002 Household and similar electrical appliances−Safety−Part 2-3: Particular
requirements for electric ironsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS C 9804 家庭用電気アイロンの性能測定方法
備考 IEC 60311:1995 Electric irons for household or similar use−Methods for measuring performance
からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 9335-2-3及びJIS C 9804よる。
4. 種類 アイロンの種類は、次による。
a) ドライアイロン
b) スチームアイロン
c) コードレスドライアイロン
d) コードレススチームアイロン
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――――― [JIS C 9203 pdf 2] ―――――
5. 要求事項
5.1 安全性要求事項 アイロンの安全性要求事項は,表1による。
表1 安全性要求事項
安全性項目 要求事項及び試験方法
a) 一般要求事項 JIS C 9335-2-3の4.による。
b) 試験のための一般条件 JIS C 9335-2-3の5.による。
c) 分類 JIS C 9335-2-3の6.による。
d) 充電部への接近に対する保護 JIS C 9335-2-3の8.による。
e) モータ駆動機器の始動 JIS C 9335-2-3の9.による。
f) 入力及び電流 JIS C 9335-2-3の10.による。
g) 温度上昇 JIS C 9335-2-3の11.による。
h) 動作温度での漏えい電流及び耐電圧 JIS C 9335-2-3の13.による。
i) 耐湿性 JIS C 9335-2-3の15.による。
j) 漏えい電流及び耐電圧 JIS C 9335-2-3の16.による。
k) 変圧器及びその関連回路の過負荷保護 JIS C 9335-2-3の17.による。
l) 耐久性 JIS C 9335-2-3の18.による。
m) 異常運転 JIS C 9335-2-3の19.による。
n) 安定性及び機械的危険 JIS C 9335-2-3の20.による。
o) 機械的強度 JIS C 9335-2-3の21.による。
p) 構造 JIS C 9335-2-3の22.による。
q) 内部配線 JIS C 9335-2-3の23.による。
r) 部品 JIS C 9335-2-3の24.による。
s) 電源接続及び外部可とうコード JIS C 9335-2-3の25.による。
t) 外部導体用端子 JIS C 9335-2-3の26.による。
u) 接地接続の手段 JIS C 9335-2-3の27.による。
v) ねじ及び接続 JIS C 9335-2-3の28.による。
w) 空間距離、沿面距離及び固体絶縁 JIS C 9335-2-3の29.による。
x) 耐熱性及び耐火性 JIS C 9335-2-3の30.による。
y) 耐腐食性 JIS C 9335-2-3の31.による。
z) 放射線,毒性その他これに類する危険性 JIS C 9335-2-3の32.による。
5.2 性能要求事項 アイロンの性能要求事項は,表2による。適用する項目についてはJIS C 9804の表
1による。
表2 性能要求事項
性能項目 要求事項 試験方法
a) 質量 (1) JIS C 9804の6.による。
b) コードの長さ (1) JIS C 9804の7.による。
c) かけ面引っかき性 (1) JIS C 9804の8.による。
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――――― [JIS C 9203 pdf 3] ―――――
性能項目 要求事項 試験方法
d) 消費電力 1 000Wを超えるもの JIS C 9804の9.による。
+ 5
表示値(W)に対して%でなければならない。
−10
1,000Wを以下のもの
表示値(W)に対して±10%でなければならない。
e) 昇温時間 5分以内でなければならない。 JIS C 9804の10.による。
f) 最熱点 (1) JIS C 9804の11.による。
g) 温度分布 平均値と4点各平均との差がそれぞれ20℃以下 JIS C 9804の12.による。
h) かけ面温度 最高温度 JIS C 9804の13.による。
表示値(℃)に対して±20℃でなければならない。
最低温度
表示値(℃)に対して±20℃でなければならない。
i) 初期ピーク温度及び初期ピーク温度 JIS C 9804の14.による。
300℃以下でなければならない。
オーバーシュート温度
オーバーシュート温度(1)
j) 温度変動 ±25℃でなければならない。 JIS C 9804の15.による。
k) 加熱試験による変化率
自動温度調節器作動安 JIS C 9804の17.による。
定性 ±20%でなければならない。
落下試験による変化率
±20%でなければならない。
全変化率
±20%でなければならない。
l) 蒸気使用時の昇温時間
5分以内でなければならない。 JIS C 9804の18.による。
m) 蒸気噴出時間,蒸気噴
スチーム噴出量 JIS C 9804の19.による。
出量及び水漏れの量 3g/1分以上でなければならない。ただし、タンク容量60ml以下の
ものには適用しない。
スチーム噴出時間
5分以上で、スチーム噴出中に水漏れがないようにしなければなら
ない。
JIS C 9804の20.による。
n) (1)
硬水使用時の蒸気噴出
総時間
JIS C 9804の21.による。
o) かけ面被膜 (1)
p) スプレー機構 (1) JIS C 9804の22.による。
q) ショットスチーム量(1) JIS C 9804の23.による。
r) かけ面の滑り性 (1) JIS C 9804の24.による。
s) しわ伸ばし評価 (1) JIS C 9804の25.による。
t) (1)
ショットスチームを用 JIS C 9804の26.による。
いるアイロンがけ
注(1)引用もとの規定は,製品間の相対比較を意図したものであり,要求レベルは規定しない。
5.3 環境適合設計 アイロンは,その環境への負荷を低減させることを考慮して設計されていることが
望ましい。
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――――― [JIS C 9203 pdf 4] ―――――
6. 形式検査(2) 形式検査は,次の項目について5.に規定された内容に適合しなければならない。
a) 充電部への接近に対する保護
b) モータ駆動機器の始動
c) 入力及び電流
d) 温度上昇
e) 動作温度での漏えい電流及び耐電圧
f) 耐湿性
g) 漏えい電流及び耐電圧
h) 変圧器及びその関連回路の可負荷保護
i) 耐久性
j) 異常運転
k) 安定性及び機械的危険
l) 機械的強度
m) 構造
n) 内部配線
o) 部品
p) 電源接続及び外部可とうコード
q) 外部導体用端子
r) 接地接続の手段
s) ねじ及び接続
t) 空間距離、沿面距離及び固体絶縁
u) 耐熱性、耐火性
v) 耐食性
w) 放射線、毒性その他これに類する危険性
x) 消費電力
y) 昇温時間
z) 温度分布
aa) かけ面温度
ab) 初期ピーク温度
ac) 温度変動
ad) 自動温度調節器の作動安定性
ae) 蒸気使用時の昇温時間
af) 蒸気噴出時間
ag) 蒸気噴出量
7. 製品検査(3) 製品検査は,各製品ごとに次の項目について5.に規定された内容に適合しなければなら
ない。
a) 消費電力
b) 漏えい電流及び耐電圧
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――――― [JIS C 9203 pdf 5] ―――――
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JIS C 9203:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.060 : 洗濯機具
JIS C 9203:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC9335-2-3:2017
- 家庭用及びこれに類する電気機器の安全性―第2-3部:電気アイロンの個別要求事項
- JISC9804:1999
- 家庭用電気アイロンの性能測定方法