JIS D 3633-1:2007 自動車―燃料噴射ポンプの試験―第1部:動的条件

JIS D 3633-1:2007 規格概要

この規格 D3633-1は、噴射ポンプ製造業者の試験仕様に従ってある噴射ポンプを試験したときに,異なる試験装置を用いた場合にも,確実に同一の結果を得るために必要な要件及び特性だけを規定。試験装置の使用者が噴射ポンプを試験するのに必要な要件及び特性を確実に保持できるようにするために,試験装置製造業者が試験装置の能力を明確にする場合の記載様式について規定。

JISD3633-1 規格全文情報

規格番号
JIS D3633-1 
規格名称
自動車―燃料噴射ポンプの試験―第1部 : 動的条件
規格名称英語訳
Road vehicles -- Fuel injection pump testing -- Part 1:Dynamic conditions
制定年月日
2007年4月20日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4008-1:1980(IDT)
国際規格分類

ICS

43.060.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 I 2020, 自動車 II 2020
改訂:履歴
2007-04-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS D 3633-1:2007 PDF [25]
                                                                 D 3633-1 : 2007 (ISO 4008-1 : 1980)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 適用分野・・・・[1]
  •  3 引用規格・・・・[2]
  •  4 用語及び定義並びに量記号及び単位記号・・・・[2]
  •  4.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  4.2 量記号及び単位記号・・・・[4]
  •  4.3 仮定・・・・[5]
  •  5 動的要求事項・・・・[5]
  •  5.1 要求動特性及び許容値・・・・[5]
  •  5.2 試験方法・・・・[6]
  •  6 製品の分類・・・・[7]
  •  6.1 分類のパラメータ・・・・[7]
  •  6.2 試験装置の特性図の様式・・・・[8]
  •  6.3 グラフ2の作成・・・・[8]
  •  6.4 基礎データ・・・・[8]
  •  6.5 応用・・・・[8]
  •  6.6 軸継手の内容・・・・[8]
  •  6.7 試験装置における公表特性の保証・・・・[8]
  •  6.8 平均噴射圧力・・・・[10]
  •  附属書A(規定)グラフ2の作成に用いる公式・・・・[11]
  •  附属書B(規定)噴射ポンプ取付けの安定度測定に用いるシミュレータの仕様・・・・[12]
  •  附属書C(規定)軸継手のねじり剛性測定方法・・・・[20]
  •  附属書D(参考)動力計・・・・[22]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 3633-1 pdf 1] ―――――

D 3633-1 : 2007 (ISO 4008-1 : 1980)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技術会(JSAE)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 3633:1990は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS D 3633の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 3633-1 第1部 : 動的条件
JIS D 3633-2 第2部 : 静的条件
JIS D 3633-3 第3部 : 試験の適用及び手順

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 3633-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
D 3633-1 : 2007
(ISO 4008-1 : 1980)

自動車−燃料噴射ポンプの試験−第1部 : 動的条件

Road vehicles−Fuel injection pump testing−Part 1: Dynamic conditions

序文

  この規格は,1980年に第2版として発行されたISO 4008-1を基に,技術的内容及び対応国際規格の構
成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
燃料噴射ポンプ試験装置(以下,試験装置という。)で得られる読みの精度は,その試験装置のもつ能力,
すなわち試験中の個々の噴射ポンプに生じるすべての動的要求条件を,公差内で満たす試験装置の能力に
よって決まる。この規格は,どの試験装置を用いてもどの噴射ポンプをも,適切に試験することができる
ように,試験装置及び噴射ポンプの製造業者に対し,その製品に関して,この規格で示すデータを提供す
ることを要求する。
さらに,この規格は,噴射ポンプ製造業者の試験仕様書,及び噴射ポンプの操作に共通した代表的な数
値とともに,この提供されたデータに基づいて,ある噴射ポンプを試験する場合に,ある試験装置がその
ための動的必要条件を満たすことができるかどうか判断する方法について規定する。

1 適用範囲

1.1 この規格は,噴射ポンプ製造業者の試験仕様書に従ってある噴射ポンプを試験したときに,異なる試
験装置を用いた場合にも,確実に同一の結果を得るために必要な要件及び特性だけを規定する。
1.2 この規格は,試験装置の使用者が噴射ポンプを試験するのに必要な要件及び特性を確実に保持できる
ようにするために,試験装置製造業者が試験装置の能力を明確にする場合の記載様式について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4008-1:1980,Road vehicles−Fuel injection pump testing−Part 1: Dynamic conditions (IDT)
なお,対応の程度を表す記号 (IDT) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示
す。

2 適用分野

2.1 この規格は,主として全負荷噴射量が300 mm3/ストローク/シリンダ以下のディーゼル機関用燃料噴
射装置の調整に適した試験装置に適用する。
2.2 研究所,燃料噴射ポンプの製造業者,サービス拠点などの異なる用途に対しても試験装置の区別はし
ない。

――――― [JIS D 3633-1 pdf 3] ―――――

2
D 3633-1 : 2007 (ISO 4008-1 : 1980)

3 引用規格

  原国際規格の本体及び附属書(規定)で引用されていない規格類をすべて参考文献の欄に移した。

4 用語及び定義並びに量記号及び単位記号

  この規格で用いる主な用語及び定義並びに量記号及び単位記号は,次のとおりとする。

4.1 用語及び定義

4.1.1
角度ずれ (angular creep)
ねじり荷重条件下だけにおいて,相互に作用し合う二つの部品間に発生する限定的な角度変化。
4.1.2
バックラッシ (backlash)
回転方向における相互に作用する二つの部品間のすき間。
4.1.3
軸継手 (coupling)
駆動軸と被駆動軸とを結合する構成部品。
4.1.3.1
軸継手取付け面 (coupling mounting face)
軸継手を取り付ける駆動軸の面。
4.1.3.2
軸継手の出力側駆動面 (coupling output driving face)
噴射ポンプの被駆動軸(又は被駆動軸のアダプタ)にかみ合う軸継手の端末部材の面。
4.1.3.3
軸継手のねじり剛性 (coupling stiffness)
軸継手取付け面と軸継手の出力側駆動面との間のねじり剛性。
4.1.4
駆動軸 (driveshaft)
フライホイールを軸継手取付け面に結合する部品(又はフライホイールからの突起部分)。
4.1.5
被駆動軸 (driven shaft)
噴射ポンプを作動させるための入力軸。
4.1.6
動特性 (dynamic characteristics)
剛性及び慣性の値であって,噴射ポンプハウジングと被駆動軸との間の相対的な平均角速度に対する被
駆動軸の周期的な変動の大きさを決めるもの。
4.1.7
フライホイール (flywheel)
駆動軸に取り付けられた回転質量。
4.1.8
全負荷 (full load)
噴射ポンプの最大要求能力。

――――― [JIS D 3633-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
D 3633-1 : 2007 (ISO 4008-1 : 1980)
4.1.9
噴射量 (injection pump delivery)
全負荷における1回の噴射量。
4.1.10
送油期間 (delivery period)
全負荷において,ポートが閉じてから開くまでの間のプランジャの行程によって決まる駆動軸の角度を
度(°)の単位で表したもの。
4.1.11
平均噴射圧力 (mean injection pressure)
噴射ポンプ出口部で測定した,全負荷における噴射の平均圧力。
4.1.12
最大噴射圧力 (peak injection pressure)
噴射ポンプ出口部で測定した,全負荷における1回の噴射で到達する噴射圧力の最大値。
4.1.13
接合面 (interface)
相互に接合する二つの要素間の接触面全体。
4.1.14
最大噴射量設定 (maximum delivery setting)
噴射ポンプ製造業者の試験仕様書による最大の噴射量設定。
4.1.15
機関のシリンダ数 (number of cylinders of an engine)
機関の1サイクルにおける膨脹行程の回数。
4.1.16
噴射ポンプのシリンダ数 (number of cylinders of an injection pump)
機関の1サイクルにおける噴射の回数。
4.1.17
全ポンプ効率 (overall pumping efficiency)
全負荷において,機械的入力に対し燃料噴射に要する力の百分率。
4.1.18
試験装置の速度低下 (speed droop of a test bench)
ある一定のセット速度において,負荷の増加によって発生する試験装置の平均速度の低下。
4.1.19
噴射ポンプの調速機の速度低下 (speed droop of an injection pump governor)
噴射量を最小から最大まで増加させるときに発生する噴射ポンプ調速機の平均速度の低下。
4.1.20
速度低下率 (specific speed droop)
特定の値から負荷を増加させた結果発生する速度低下を,初期の速度を基準とした百分率で表したもの。
4.1.21
試験装置 (test bench)
噴射ポンプを試験,校正及び調整するための装置。少なくとも次のものを含む。

――――― [JIS D 3633-1 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS D 3633-1:2007の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 4008-1:1980(IDT)

JIS D 3633-1:2007の国際規格 ICS 分類一覧