JIS D 4001:1995 冷蔵・冷凍自動車の保冷車体

JIS D 4001:1995 規格概要

この規格 D4001は、貨物を適温で輸送する冷蔵・冷凍自動車の保冷車体について規定。

JISD4001 規格全文情報

規格番号
JIS D4001 
規格名称
冷蔵・冷凍自動車の保冷車体
規格名称英語訳
Insulated bodies of insulated or refrigerated vehicles
制定年月日
1975年1月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

27.200, 43.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
1975-01-01 制定日, 1978-02-01 確認日, 1983-03-01 確認日, 1989-09-01 改正日, 1995-12-01 改正日, 2001-01-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS D 4001:1995 PDF [5]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 4001-1995

冷蔵・冷凍自動車の保冷車体

Insulated bodies of insulated or refrigerated vehicles

1. 適用範囲 この規格は,貨物を適温で輸送する冷蔵・冷凍自動車の保冷車体(以下,車体という。)に
ついて規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS D 1701 冷蔵・冷凍自動車の保冷車体性能試験方法
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考として併記したものである。
2. 種類 車体の種類は,車体の大きさ及び保冷性能によって区分し,表1のとおりとする。
表1
車体の大きさによる種類保冷性能による種類
T-018 A, B, C, D
T-024
T-030
S-030
S-036
S-036W
S-0042
S-0042W
M-048
M-048W
M-054
M-054W
M-060
M-060W
L-060
L-066
L-072
L-078
L-084
L-090
L-096
備考 車体の大きさによる種類は表6,保冷性能による種類は表2のとおりとする。
3. 性能

――――― [JIS D 4001 pdf 1] ―――――

2
D 4001-1995
3.1 保冷性能 保冷性能は,JIS D 1701の4.(保冷性能試験)によって試験を行い,表2の規定に適合
しなければならない。
表2 保冷性能
種類 断熱壁の中心温度10℃のときの熱貫流率
kJ/m2h℃ [{kcal/m2h℃}]
A 1.25以下{0.30以下}
B 1.25を超え1.65以下{0.30を超え0.39以下}
C 1.65を超え2.50以下{0.39を超え0.60以下}
D 2.50を超え3.50以下{0.60を超え0.84以下}
3.2 気密性能 気密性能は,JIS D 1701の6.(気密試験方法)によって試験を行い,表3の規定に適合
しなければならない。
表3 気密性能
単位 %/h
3 3
伝熱面積 漏れ空気量(m /h) 扉周辺をシールしたときの漏れ空気量(m /h)
3
100 3
100
(m2) 内容積(m ) 内容積(m )
40を超えるもの 120以下 90以下
40以下のもの 150以下 120以下
20以下のもの 210以下 180以下
備考 伝熱面積は,断熱壁の外表面積と内表面積の相乗平均とし,JIS D 1701の規定による。
4. 強度 強度は,次のとおりとする。
(1) 床は,自動車の最大積載量に表4に示す強度基準値を乗じた荷重(力)を等分布にかけたとき,使用
上有害な変形を生じてはならない。
(2) 側壁及び前後壁は,自動車の最大積載量に表4に示す強度基準値の21を乗じた荷重(力)を等分布に
かけたとき,使用上有害な変形を生じてはならない。
表4 強度基準
単位 m/s2 [{G}]
床 24.5 [{2.5}]
側壁 4.9 [{0.5}]
前後壁 5.9 [{0.6}]
(3) 車体床部に,自動車の最大積載量に相当する荷重(質量)を等分布にかけ,いずれか一つの車輪を
300mm持ち上げ,水平に戻したとき,使用上有害な変形を生じてはならない。
(4) 取付部及び自動車のシャシに架装する部分は,表5に示す負荷倍数を乗じた荷重に対して十分な強度
をもたなければならない。
表5
荷重方向 負荷倍数
下向荷重 2.5
上向荷重 0.5
横荷重 0.5
前後荷重 0.6
5. 構造 構造は,次のとおりとする。
(1) 車体各部には,断熱材をすきまなく充てんし,保冷性能及び気密性能が劣化しにくい構造でなければ

――――― [JIS D 4001 pdf 2] ―――――

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D 4001-1995
ならない。
(2) 冷却装置を取り付ける場合には,車体内部の床,側壁,前後壁は貨物とすきまができるようにし,貨
物を保護する構造でなければならない。
(3) 車体は,洗浄容易な構造とし,排水孔を設けなければならない。
(4) 扉を閉じ,かつ,室内灯が点灯していない状態でも,操作部の位置を確認操作できる緊急用警報装置
を設け,操作部は車体内部の後方扉の近くに取り付けなければならない。
6. 寸法 車体の寸法は,表6に示すとおりとする。ただし,車体の長さ及び幅は,扉の締金具,外板ビ
ードなどの突出部を除く断熱壁外面間の寸法とし,高さは,屋根断熱壁上面から床断熱壁下面までの寸法
とする。
なお,この寸法は,各種類ごとの最小寸法を示す。
図1

――――― [JIS D 4001 pdf 3] ―――――

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D 4001-1995
表6
単位 mm
種類 長さ 幅 高さ
T-018 1 800 1 350 1 200
T-024 2 400 1 650
T-030 3 000 1 650
S-030 3 000 1 850 1 750
S-036 3 600 1 850
S-036W 3 600 2 150
S-042 4 200 1 850
S-042W 4 200 2 150
M-048 4 800 2 200 2 000
M-048W 4 800 2 450
M-054 5 400 2 200
M-054W 5 400 2 450
M-060 6 000 2 200
M-060W 6 000 2 450
L-060 6 000 2 450 2 100
L-066 6 600
L-072 7 200
L-078 7 800
L-084 8 400
L-090 9 000
L-096 9 600
7. 検査 検査は,性能,強度,構造及び寸法について行い,3.6.の規定に適合しなければならない。
8. 製品の呼び方 車体の呼び方は,規格番号又は規格名称,及び種類による。
例1. JIS D 4001 S-030A
例2. 冷蔵・冷凍自動車の保冷車体 S-030A
9. 表示 車体には,見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を表示する。
(1) 種類
(2) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS D 4001 pdf 4] ―――――

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D 4001-1995
物流部会 冷蔵・冷凍自動車専門委員会 構成表(平成元年9月1日改正のとき)
氏名 所属
(委員会長) 石 井 常 雄 明治大学
鈴 木 孝 男 通商産業省
土 田 清 蔵 農林水産省
樋 口 忠 夫 運輸省地域交通局
松 田 朗 厚生省
秋 葉 満 加藤車体工業株式会社
川 島 益 文 日本フルハーフ株式会社
桜 井 伸 彦 トヨタ車体株式会社
高 村 洋 治 日野車体工業株式会社
敦 賀 継 夫 日本トレールモービル株式会社
西 宮 龍 治 日産車体株式会社
牧 野 慎 也 菱重コールドチェーン株式会社
光 藤 寿 東洋サーモコントロール株式会社
高 鷹 一 夫 東京三味株式会社
郡 敬太郎 社団法人全日本トラック協会
羽 田 八三九 ヤマト運輸株式会社
比 佐 勤 社団法人日本冷凍食品協会
藤 脇 宗 玄 グリコ協同乳業株式会社
丸 本 専 一 雪印乳業株式会社
(事務局) 小 林 秋 穂 工業技術院標準部機械規格課
山 形 智 幸 工業技術院標準部機械規格課
(事務局) 坂 元 耕 三 工業技術院標準部機械規格課(平成7年11月1日改正のとき)

JIS D 4001:1995の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 4001:1995の関連規格と引用規格一覧