JIS D 4207:1994 規格概要
この規格 D4207は、自動車用タイヤ及び二輪自動車用タイヤに用いるタイヤバルブについて規定。
JISD4207 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D4207
- 規格名称
- 自動車用タイヤバルブ
- 規格名称英語訳
- Tyre valves for automobiles
- 制定年月日
- 1952年2月12日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 83.160.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 自動車 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-02-12 制定日, 1955-02-12 改正日, 1957-05-27 改正日, 1959-02-17 改正日, 1962-02-17 確認日, 1962-12-01 改正日, 1965-12-01 確認日, 1968-11-01 確認日, 1972-02-01 改正日, 1974-10-01 確認日, 1976-05-01 改正日, 1979-04-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-01-01 確認日, 1988-11-01 改正日, 1994-11-01 改正日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 4207:1994 PDF [13]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 4207-1994
自動車用タイヤバルブ
Tyre valves for automobiles
1. 適用範囲 この規格は,自動車用タイヤ及び二輪自動車用タイヤに用いるタイヤバルブ(以下,バル
ブという。)について規定する。
備考1. この規格は,産業車両用,建設車両用及び農業機械用のタイヤに用いるバルブについても適
用できる。
2. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS D 4211 自動車用タイヤバルブコア
JIS K 6259 加硫ゴムのオゾン劣化試験方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
3. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって規
格値である。ただし,1995年4月1日以降は参考値とする。
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次のとおりとする。
(1) 構成部品に関する用語
(a) バルブステム タイヤチューブ又はタイヤ内に空気(1)を供給又は排出するための穴をもち,バルブ
の基幹となる部品(図1参照)。バルブからバルブコア,バルブキャップ,バルブナット,バルブワ
ッシャ,バルブグロメット,バルブコアハウジング及びバルブスパッドを除いたものをいう。
注(1) 水などの流体を用いる場合もある。
図1 バルブステム,バルブコア及びバルブスパッド
――――― [JIS D 4207 pdf 1] ―――――
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D 4207-1994
(b) バルブコア バルブステム又はバルブコアハウジングに装着し,圧縮空気を制御するための逆止め
弁(図1参照)。
(c) バルブグロメット バルブステムなどとリム又はバルブコアハウジングとの気密性を保持するため
の弾性体でできた部品(図2参照)。パッキン形及びOリング形の2種類がある。
(d) バルブコアハウジング 空気を供給又は排出するための穴をもち,バルブコアが装着できる構造の
部品。水などの流体を用いるバルブステムに取り付けて使用する(図2参照)。
(e) バルブスパッド バルブステムを支える部品(図1参照)。
(f) バルブエキステンション 自動車の複輪の内側タイヤに空気を注入する際に,それを容易にするた
めに使用する一種の延長管(図3参照)。
図2 バルブステム,バルブコアハウジング及びバルブグロメット
図3 バルブステム及びバルブエキステンション
(2) 種類に関する用語
(a) ラバーベースバルブ 下部だけにゴム座をもつバルブステムを用いて構成するチューブ用バルブ
(付図1参照)。
(b) ラバーカバードバルブ バルブキャップ取付部以外のすべてがゴム座で覆われたバルブステムを用
いて構成するチューブ用バルブ(付図2参照)。
――――― [JIS D 4207 pdf 2] ―――――
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D 4207-1994
(c) スクリューオンバルブ ゴム座をもつバルブスパッドに,長さなどが異なるバルブステムを組み付
けることができる構造のチューブ用バルブ(付図3参照)。
(d) スナップインバルブ バルブステムをリムのバルブ穴に挿入し,ゴム座部分の圧縮によって,リム
とバルブとの間の気密性を保持する構造のチューブレス用バルブ(付図4参照)。
(e) クランプインバルブ バルブステムなどに装着したバルブグロメットをバルブナットで締め付け圧
縮することによって,リムとバルブとの間の気密性を保持する構造のチューブレス用バルブ(付図
5参照)。
3. 種類 バルブの種類は,表1に示す5種類とする。
表1 バルブの種類
種類 構造 備考
形式(例) 用途
ラバーベースバルブ 付図1 TR 4, TR 78A チューブ用バルブ
ラバーカバードバルブ 付図2 TR 13, TR 15
スクリューオンバルブ 付図3 JSJ 1175
スナップインバルブ 付図4 TR 413, TR 414 チューブレス用バルブ
クランプインバルブ 付図5 JS 430, TR 570
備考1. バルブコアは,JIS D 4211の規定による。
2. バルブステムの長さを延長する場合は,バルブエキステンションをバルブステムの弁口に取り付けるこ
とができる。
4. 性能
4.1 バルブコア軸端の位置 バルブコア軸端の位置は,7.3.1によって試験を行ったとき,バルブステム
弁口の端面から0.25mmを超える突出又は0.90mmを超えるへこみがあってはならない。
4.2 バルブコアとバルブステムとの気密性 バルブコアとバルブステムとの気密性は,7.3.2によって試
験を行ったとき,空気漏れがあってはならない。ただし,弁口に気泡が生じた場合には,気泡が1分以内
に離れなければ空気漏れはないものとみなす。
4.3 バルブキャップとバルブステムとの気密性 バルブキャップとバルブステムとの気密性は,ゴムパ
ッキンをもつバルブキャップについて適用し,7.3.3によって試験を行ったとき,1分間の空気漏れ量が0.2
ml以下でなければならない。
4.4 バルブエキステンションとバルブステムとの気密性 バルブエキステンションとバルブステムとの
気密性は,バルブコアを装着したバルブエキステンションについて適用し,7.3.4によって試験を行ったと
き,1分間の空気漏れ量が0.2ml以下でなければならない。
4.5 スナップインバルブとリムとの気密性 スナップインバルブとリムとの気密性は,次による。
(1) 低温気密性 7.3.5(1)によって試験を行ったとき,1分間の空気漏れ量が0.2ml以下でなければならな
い。
(2) 高温気密性 7.3.5(2)によって試験を行ったとき,1分間の空気漏れ量が0.2ml以下でなければならな
い。
4.6 スナップインバルブの耐オゾン性 スナップインバルブの耐オゾン性は,7.3.6によって試験を行っ
たとき,バルブステムのゴム表面に発生するき裂の大きさ及び深さがJIS K 6259の4.6(試験結果のまと
め方)の表1に定める1以下でなければならない。
――――― [JIS D 4207 pdf 3] ―――――
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D 4207-1994
4.7 引張強さ 引張強さは,ラバーベースバルブのバルブステム,ラバーカバードバルブのバルブステ
ム及びスクリューオンバルブのバルブスパッドに適用し,7.3.7によって試験を行ったとき,バルブステム
及びバルブスパッドのゴム座とボデーとの間の引張強さは,表2に適合しなければならない。
表2 引張強さ
ゴム座の外径 引張強さ
mm N [{kgf}]
上 で 満 450 [{ 46}] 以上
ぎ 上 1 330 [{136}] 以上
5. 形状及び寸法
5.1 バルブ部品の形状及び寸法 バルブ部品の形状及び寸法は,受渡当事者間の協定による。ただし,
バルブコアの形状及び寸法はJIS D 4211に,バルブエキステンションの形状及び寸法は5.2による。
5.2 バルブエキステンションの形状及び寸法 バルブエキステンションは,A形及びB形の2種類とし,
その形状及び寸法は,図4に示すとおりとする。
図4 バルブエキステンションの形状及び寸法
備考 内部構造は,一例を示す。
5.3 バルブステムの弁口の寸法 バルブステムの弁口は,A形,B形及びC形の3種類とし,その寸法
は,図5に示すとおりとする。
――――― [JIS D 4207 pdf 4] ―――――
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D 4207-1994
図5 バルブステムの弁口の寸法
注(2) 5V1のめねじは,弁口の端面まであってもよい。
備考 各弁口に適合するバルブコアの種類は,表3のとおりとする。
表3 バルブコアの種類
弁口 バルブコアの種類(3)
A形 A形,Ah形,B形及びBh形
B形 B形及びBh形
C形 C形
注(3) IS D 4211による。
5.4 バルブのねじ バルブに用いるねじは,附属書の規定による。
6. 外観 バルブの外観は,仕上げ及び組立てが良好で,きず,割れ,その他の有害な欠点があってはな
らない。
7. 性能試験
7.1 試験の一般条件
7.1.1 温度及び湿度 試験室の温度及び湿度は,特に指定がない限りJIS Z 8703に規定する常温及び常
湿とする。
7.1.2 バルブコア及びバルブキャップの締付トルク バルブステムとバルブコア又はバルブキャップと
の締付トルクは,表4のとおりとする。
――――― [JIS D 4207 pdf 5] ―――――
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JIS D 4207:1994の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.160 : タイヤ > 83.160.10 : 自動車用タイヤ
JIS D 4207:1994の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD4211:1994
- 自動車用タイヤバルブコア
- JISK6259:2004
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―耐オゾン性の求め方
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態