JIS D 6011-2:2013 フォークリフトトラック―安定度及び安定度の検証―第2部:カウンタバランスフォークリフトトラック

JIS D 6011-2:2013 規格概要

この規格 D6011-2は、産業車両の安定度を検証するための基本的な試験方法及び要求事項を規定するJIS D 6011-1を基に,フォーク又はアタッチメントを装着したカウンタバランスフォークリフトトラックの安定度の検証方法について規定。

JISD6011-2 規格全文情報

規格番号
JIS D6011-2 
規格名称
フォークリフトトラック―安定度及び安定度の検証―第2部 : カウンタバランスフォークリフトトラック
規格名称英語訳
Fork lift trucks -- Stability and verification of stability -- Part 2:Counterbalanced trucks
制定年月日
2013年3月21日
最新改正日
2017年10月25日
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対応国際規格

ISO

ISO 22915-2:2008(MOD)
国際規格分類

ICS

53.060
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
2013-03-21 制定日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS D 6011-2:2013 PDF [9]
                                                                                  D 6011-2 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 試験条件・・・・[2]
  •  4.1 全般事項・・・・[2]
  •  4.2 傾斜床上の車両の位置・・・・[2]
  •  4.3 最大揚高時試験荷重の前方移動の補正・・・・[2]
  •  4.4 走行姿勢の安定度試験の揚高・・・・[3]
  •  5 安定度の検証・・・・[3]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 6011-2 pdf 1] ―――――

D 6011-2 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業車両協会(JIVA)及び一
般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 6011:1999は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS D 6011の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 6011-1 第1部 : 一般
JIS D 6011-2 第2部 : カウンタバランスフォークリフトトラック
JIS D 6011-3 第3部 : リーチフォークリフトトラック及びストラドルフォークリフトトラック
JIS D 6011-4 第4部 : パレットスタッキングトラック,プラットフォームスタッキングトラック及び
運転者の位置がリフト高さ1 200 mmまで上昇するオーダピッキングトラック
JIS D 6011-5 第5部 : サイドフォークリフトトラック
JIS D 6011-6 第6部 : 運転者の位置が1 200 mmを超えて上昇するオーダピッキングトラック

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 6011-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                          JIS
D 6011-2 : 2013

フォークリフトトラック−安定度及び安定度の検証−第2部 : カウンタバランスフォークリフトトラック

Fork lift trucks-Stability and verification of stability- Part 2: Counterbalanced trucks

序文

  この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 22915-2を基とし,国内の実情に合わせるために,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,産業車両の安定度を検証するための基本的な試験方法及び要求事項を規定するJIS D
6011-1を基に,フォーク又はアタッチメントを装着したカウンタバランスフォークリフトトラック(以下,
フォークリフトという。)の安定度の検証方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 22915-2:2008,Industrial trucks−Verification of stability−Part 2 : Counterbalanced trucks with
mast(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 6011-1 フォークリフトトラック−安定度及び安定度の検証−第1部 : 一般
注記 対応国際規格 : ISO 22915-1:2008,Industrial trucks−Verification of stability−Part 1: General
(MOD)
JIS D 6201 フォークリフトトラック−用語
注記 対応国際規格 : ISO 5053:1987,Powered industrial trucks−Terminology(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 6011-1及びJIS D 6201による。

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D 6011-2 : 2013

4 試験条件

4.1 全般事項

  安定度を検証するための基本的な試験方法及び要求事項については,JIS D 6011-1の箇条4(安定度の検
証)による。
なお,各試験は,表1の試験1試験4による。

4.2 傾斜床上の車両の位置

4.2.1  荷重車軸及びかじ取り車軸
荷重車軸及びかじ取り車軸は,図1による。
A−B : 前後方向の車両中心面
C−D : かじ取り車軸
E−F : 荷重車軸
図1−荷重車軸及びかじ取り車軸
4.2.2 前後安定度(試験1及び試験2)
荷重車軸E−Fが傾斜床の傾斜軸X−Yに平行になるように,車両を傾斜床に配置する(図7参照)。
4.2.3 左右安定度(試験3及び試験4)
試験3及び試験4は,次による。
a) 安定度軸M−Nが傾斜床の傾斜軸X−Yに平行になるように,車両を傾斜床に配置する(図8図10
参照)。
b) 傾斜軸に最も近い操だ(舵)輪は,傾斜軸X−Yに平行になるようにする(図8図10参照)。
c) 傾斜床上のフォークリフト位置の基点となる点Mは,車軸及び車輪の構造によって次のように決める。
1) センタピン式車軸をもつ車両では,点Mはセンタピン式車軸の中心点を傾斜床上へ垂直に投影した
点である(図8参照)。
2) 単輪の操だ(舵)輪をもつ車両では,点Mは操だ(舵)輪の中心を傾斜床上へ垂直に投影した点で
ある(図9参照)。
3) 複輪の操だ(舵)輪をもつ車両では,点Mは操だ(舵)輪のうち,傾斜軸に近い車輪の中心を傾斜
床上へ垂直に投影した点である(図10参照)。
d) 点Nは傾斜床の表面と,荷重車軸の車輪のうち,傾斜軸X−Yに最も近い車輪との接触面の中心点で
ある。
e) 傾斜軸X−Yに対する左右安定度は,フォークリフトの左側又は右側で相違する場合があるため,安
定度軸M−Nは安定度を悪くする側を採用し試験する。

4.3 最大揚高時試験荷重の前方移動の補正

  最大揚高時試験荷重の前方移動の補正は,次による。
a) 試験1を行う場合のマストのたわみによる試験荷重の前方移動は,運転者が通常操作する範囲で補正
する。
b) 補正は,試験実施前に,フォークをおおむね300 mmに上げてフォークのシャンク前面部分を垂直に
したとき,試験用おもりの重心と一定の寸法関係をもつ基準点Jをフォーク上に設定し,基準点Jの

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D 6011-2 : 2013
傾斜床への垂直投影点Kを求め,最大揚高時のKの移動点K1から操作を加え最初の点Kになるよう
に試験荷重を移動させる方法で行う(図2参照)。
c) 補正における操作は,マスト,フォーク又はフィンガバーに組み込まれたティルト操作による。車両
のマスト傾斜角の範囲内で必要な補正ができない場合は,マストの最大傾斜角で試験を行う。
a) b) c)
図2−基準点の位置

4.4 走行姿勢の安定度試験の揚高

  走行姿勢の安定度試験(試験2及び試験4)では,傾斜床面から荷又はアタッチメントの下面までの高
さのうち,いずれか低い値を走行姿勢のフォーク高さとする。高さは傾斜床からフォークヒールの上面で
測り,定格荷重が10 000 kg以下の車両では300 mm,定格荷重が10 000 kgを超える車両では500 mmの高
さにフォークを上げて行う。

5 安定度の検証

  傾斜床上の車両が転倒することなく,表1の試験項目の要求事項を満足すればその車両は安定度がある
とみなす。
安定度については,この規格の規定のほかに労働安全衛生法第42条の規定に基づくフォークリフト構造
規格(昭和47年労働省告示第89号)(以下,フォークリフト構造規格という。)があり,その規定内容は,
“安全関係構造規格の施行について”の通達(昭和47年10月16日基発第671号)で補足されている。
フォークリフト構造規格及びその関係通達の規定を,JIS D 6011-1の附属書JA(安定度に関する追加規
定)に示す。

――――― [JIS D 6011-2 pdf 5] ―――――

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JIS D 6011-2:2013の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 22915-2:2008(MOD)

JIS D 6011-2:2013の国際規格 ICS 分類一覧

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