JIS D 6603:1998 自動車―セミトレーラトラクタとセミトレーラの連結―互換性

JIS D 6603:1998 規格概要

この規格 D6603は、連結車両を構成するセミトレーラトラクタとセミトレーラの互換性を確保するための,寸法及び形状,動作寸法などを規定。

JISD6603 規格全文情報

規格番号
JIS D6603 
規格名称
自動車―セミトレーラトラクタとセミトレーラの連結―互換性
規格名称英語訳
Road vehicles -- Mechanical coupling between tractors and semi-trailers -- Interchangeability
制定年月日
1966年3月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 1726:1989(MOD)
国際規格分類

ICS

43.040.70, 43.080.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
1966-03-01 制定日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1982-03-01 改正日, 1987-01-01 確認日, 1992-05-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 1998-07-20 改正日, 2003-01-20 確認日, 2008-05-20 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS D 6603:1998 PDF [9]
D 6603 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS D 6603 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との整合化を図るために,ISO 1726 : 1989, Road vehicles−
Mechanical coupling between tractors and semi-trailers−Interchangeabilityを基礎として用いた。
この規格には,次に示す附属書がある。
附属書(規定) ISO 1726によらないセミトレーラトラックとセミトレーラの連結

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 6603 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 6603 : 1998

自動車−セミトレーラトラクタとセミトレーラの連結−互換性

Road vehicles−Mechanical coupling between tractors and semi-trailers−Interchangeability

序文 この規格は,1989年に第2版として発行されたISO 1726 : 1989, Road vehicles−Mechanical coupling
between tractors and semi-trailers−Interchangeabilityを元に作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,附属書(規定)を
除いて,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成している。
附属書(規定)には,我が国での互換性を確保するための寸法並びに動作寸法を規定した。
なお,附属書を除き,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,連結車両を構成するセミトレーラトラクタとセミトレーラとの互換性を確保
するための,寸法及び形状,動作寸法などを規定する。
この規格の要求事項を満たすことによって,同一のセミトレーラを2軸又は3軸のセミトレーラトラク
タと共に用いることができるようになる。
連結車両は,民間の貨物輸送での多様性をより大きくすることを意図したものであるが,この国際規格
は必ずしも特別な組合せの種類(例えば,高容積車両,低床式車両,放下機構付きの車両)をカバーする
ものではない。
重量及び寸法に関する制限は,法令による。
備考1. 50mm及び90mmのセミトレーラ用第五輪カップリングピンの形状・寸法はJIS D 6602(セミ
トレーラ用第五輪カップリングピンの形状・寸法),ブレーキカップリングの取付けは,JIS D
6604(トラックトラクタ及びトレーラのブレーキカップリング及び電線カップリングの取付
方式)に規定されている。これらに対応する国際規格にISO 337 (Road vehicles-50 semi-trailer
fifth wheel coupling pin−Basic and mounting/interchangeability dimensions) , ISO 4086 (Road
vehicles-90 semi-trailer fifth wheel coupling pin−Basic and mounting/interchangeability dimensions)
及びISO 1728 (Road vehicles−Pneumatic braking connections between motor vehicles and towed
vehicles−Interchangeability) がある。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 1726 : 1989, Road Vehicles−Mechanical coupling between tractors and semi-trailers−
Interchan-geability
2. 互換のための寸法

――――― [JIS D 6603 pdf 2] ―――――

2
D 6603 : 1998
2.1 最大積載状態のセミトレーラトラクタの第五輪高さ 最大積載状態のセミトレーラトラクタの第五
100
輪高さ(h : 図1参照)は, 1200 mmでなければならない。
50
最大積載状態のセミトレーラトラクタの第五輪高さを決めるに当たっては,次の式を参考にするとよい
(図1,図2及び図3参照)。
h>0.137l1+0.095b+r+r1−143.5
ここに, l1 : 第五輪中心とセミトレーラトラクタの最後部車軸中心との間隔 (mm)
b : セミトレーラトラクタの最後部車軸におけるタイヤの全幅 (mm)
r : 無負荷状態のタイヤの半径 (mm)
r1 : 最大積載状態のタイヤの半径 (mm)
2.2 連結しない状態のセミトレーラトラクタの第五輪高さ 連結しない状態のセミトレーラトラクタの
第五輪高さは,最大1400mmとする。
2.3 セミトレーラの前まわり半径 セミトレーラの前まわり半径(d : 図4参照)は,最大2040mmと
する。
図1 第五輪の高さ
図2 第五輪の水平位置
図3 側方傾斜

――――― [JIS D 6603 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
D 6603 : 1998
図4 セミトレーラトラクタとセミトレーラの可動範囲
2.4 グースネック形状 セミトレーラの連結部のグースネック形状は,図5の限界(AB, BC, CD及び
DEを母線とし,カップリングピンを通る直線を中心軸とする回転体の表面)から内側に出ないこと。こ
こで,ABは水平面である。

――――― [JIS D 6603 pdf 4] ―――――

4
D 6603 : 1998
備考 l2 : 750mm 最 450mm
柿 4° 最 2300mm
図5 ダースネック形状
3. 動作寸法
3.1 セミトレーラのセミトレーラトラクタに対するピッチング角度 連結された車両が直線走行の状態
で,セミトレーラのセミトレーラトラクタに対するピッチング角度が次の数値(図4参照)を超えていな
いときには,連結に関係している部分を除いて,セミトレーラトラクタとセミトレーラが干渉しないよう
な構造になっていなければならない。
前方ピッチング角度 6°
後方ピッチング角度 7°
び 定するために,第五輪上面は,水平面内におかれているものとする。セミトレーラトラク
タは,水平な平面上で設計上の積載状態の姿勢とする。
3.2 側方傾斜 セミトレーラが,セミトレーラトラクタのシャシに対して側方に最大3°の角度( 図
3参照)で傾斜しても,セミトレーラトラクタのシャシとセミトレーラとの間には接触がないこと。
3.3 連結角度 連結角度( 図4参照)とは,セミトレーラトラクタとセミトレーラとの前後方向の軸
が成す角度を水平面に投影したものである。
a) ピッチング角度, 7°においても連結角度が25°までは,セミトレーラとセミトレーラトラクタ
のタイヤが接触しないこと。
b) 施回状態にあっては,連結角度は90°まで可能であること,またピッチング角度 連結角度が
25°から90°に変化するに伴って7°から3°まで変化してよい。
3.4 セミトレーラトラクタとセミトレーラの可動範囲 セミトレーラトラクタとセミトレーラの可動範
囲は次のように測定する(図4参照)。
a) 3はカップリングピン中心を軸にもつ二つの回転体円柱の間隔である。その円柱の一つは半径r3であ
り(グースネック下部),もう一つはセミトレーラトラクタ後部のすべての点を含む最小半径の円柱で
ある。
l3≧100mm
b) 4は第五輪中心を軸にもつ半径がdであるような円柱の表面と,同一の軸をもつ円すい(錐)の表面

――――― [JIS D 6603 pdf 5] ―――――

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