JIS D 9313-1:2019 自転車―第1部:試験条件通則及び部品などの試験方法

JIS D 9313-1:2019 規格概要

この規格 D9313-1は、JIS D 9111の規定で分類される一般用自転車及びスポーツ専用自転車の試験条件通則及び部品などの試験方法について規定。

JISD9313-1 規格全文情報

規格番号
JIS D9313-1 
規格名称
自転車―第1部 : 試験条件通則及び部品などの試験方法
規格名称英語訳
Cycles -- Part 1:General rule for test method and parts test methods
制定年月日
2019年2月20日
最新改正日
2019年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4210-3:2014(MOD)
国際規格分類

ICS

43.150
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-02-20 制定
ページ
JIS D 9313-1:2019 PDF [12]
                                                                                 D 9313-1 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験方法・・・・[2]
  •  4.1 試験条件の通則・・・・[2]
  •  4.2 疲労試験通則・・・・[2]
  •  4.3 繊維強化樹脂製部品の疲労試験通則・・・・[3]
  •  4.4 衝撃試験通則・・・・[3]
  •  4.5 合成樹脂製部品の試験の室温・・・・[3]
  •  4.6 前どろよけの試験・・・・[3]
  •  4.7 完成車の路上試験・・・・[4]
  •  4.8 表示の試験・・・・[4]
  •  4.9 合成樹脂製部品の衝撃試験・・・・[4]
  •  4.10 リヤキャリヤ及びフレームの強度試験・・・・[5]
  •  附属書A(参考)完成車の疲労試験・・・・[7]
  •  附属書B(参考)自由落下速度の検証・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 9313-1 pdf 1] ―――――

D 9313-1 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人自転車産業振興協会(JBPI)及
び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 9203:1993は廃止され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS D 9313の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS D 9313-1 第1部 : 試験条件通則及び部品などの試験方法
JIS D 9313-2 第2部 : 制動装置の試験方法
JIS D 9313-3 第3部 : 操だ(舵)装置の試験方法
JIS D 9313-4 第4部 : 車体部の試験方法
JIS D 9313-5 第5部 : 走行装置の試験方法
JIS D 9313-6 第6部 : 駆動装置の試験方法
JIS D 9313-7 第7部 : 座席装置の試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 9313-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 9313-1 : 2019

自転車−第1部 : 試験条件通則及び部品などの試験方法

Cycles-Part 1: General rule for test method and parts test methods

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 4210-3を基とし,我が国の実情を反映し安全性の
確保などを図るため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,JIS D 9111の規定で分類される一般用自転車及びスポーツ専用自転車の試験条件通則及び
部品などの試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4210-3:2014,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 3: Common test methods(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球
JIS D 9111 自転車−分類,用語及び諸元
注記 対応国際規格 : ISO 4210-1:2014,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 1: Terms and
definitions(MOD)
JIS D 9301 一般用自転車
注記 対応国際規格 : ISO 4210-2:2015,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 2: Requirements
for city and trekking, young adult, mountain and racing bicycles(MOD)
JIS D 9304 スポーツ専用自転車
注記 対応国際規格 : ISO 4210-2:2015,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 2: Requirements
for city and trekking, young adult, mountain and racing bicycles(MOD)
JIS D 9313-2 自転車−第2部 : 制動装置の試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 4210-4:2014,Cycles−Safety requirements for bicycles−Part 4: Braking test
methods(MOD)

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D 9313-1 : 2019

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 9111による。

4 試験方法

4.1 試験条件の通則

4.1.1  ブレーキ試験の定義
4.1.4に示す精度要件が適用されるブレーキ試験は,一般用自転車がJIS D 9301の5.2.2(手動ブレーキ),
5.2.3(コースタハブ)及び5.2.4(ブレーキの強度),スポーツ専用自転車がJIS D 9304の4.2.1(ブレーキ
システム)4.2.6(手動ブレーキの強度),並びにJIS D 9313-2の4.2(ブレーキレバーの負荷力の位置)
及び4.6.3.4(供試車への負荷)に規定するブレーキ試験とする。
4.1.2 強度試験の定義
4.1.4に示す精度要件が適用される強度試験は,一般用自転車がJIS D 9301の5.3[操だ(舵)装置]
5.7(座席装置)及び5.11.1(照明装置),スポーツ専用自転車がJIS D 9304の4.3[操だ(舵)装置]4.7
(座席装置)及び4.10.3(照明装置)に規定する静的試験,衝撃試験及び疲労試験の負荷を含む強度試験
とする。
4.1.3 強度試験用試料の数及び状態供試車への負荷
一般に,静的試験,衝撃試験及び疲労試験については,新しい試験試料を対象に各試験を実施しなけれ
ばならない。ただし,試験試料を一つしか使用できない場合には,同じ試料を対象に疲労試験,静的試験,
衝撃試験の順にこれらの試験全てを実施してもよい。
同じ試料を対象に二つ以上の試験を行うときは,試験順序を試験報告書又は試験記録に明記しなければ
ならない。同じ試料を対象に二つ以上の試験を行う場合,先に行う試験が後続の試験の結果に影響を及ぼ
す可能性があるので注意する。また,二つ以上の試験にかけて試料が不合格とされた場合,単一試験の場
合と直接比較を行うことはできない。
全ての強度試験において,試料は完全に完成した状態でなければならない。
4.1.4 ブレーキ試験及び強度試験の試験条件の精度公差
特に指定のない限り,公称値に基づく精度公差は,次のとおりとする。
05 ─
− 力及びトルク
− 質量及び重量 ±1 %
− 寸法 ±1 mm
− 角度 ±1°
− 経過時間 ±5 s
− 温度 ±2 ℃
− 圧力 ±5 %

4.2 疲労試験通則

  疲労試験における試験力は,10 Hzを超えない範囲で徐々に負荷し除荷する。締結具の締付けは,試験
開始後1 000回未満は製造業者の推奨締付けトルクによって締め直してもよい(これは,締結具がクラン
プとして使用されている全ての構成部品に適用する。)。試験機器は,4.1.4に規定する動的要求精度を満た
さなければならない。
注記 適切な試験方法の例は,ASTM E467を参照。

――――― [JIS D 9313-1 pdf 4] ―――――

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D 9313-1 : 2019

4.3 繊維強化樹脂製部品の疲労試験通則

  繊維強化樹脂製部品の疲労試験では,試験中のたわみ量の最大値(ピークピーク値)の初期値は,試験
開始後1 000回を超え2 000回未満で測定する。

4.4 衝撃試験通則

  垂直衝撃試験では,おもりを自由落下速度の95 %以上の効率で落下させる。
注記 附属書Bを参照。

4.5 合成樹脂製部品の試験の室温

  合成樹脂製部品の強度試験では,試験前に2時間の慣らし時間を設け,室温が23 ℃±5 ℃で試験を行う。

4.6 前どろよけの試験

4.6.1  ステー付きどろよけ
4.6.1.1 第1段階 : 接線方向の試験
図1に示すように,直径12 mmの鉄製の棒をスポーク間で,リムと接触させてどろよけステーの下方に
挿入し,車輪を回転させて160 Nの接線方向の上向きの力をどろよけステーに負荷し,この力を1分間保
持する。
鉄製の棒を取り外し,車輪が自由に回転するか,又はどろよけの損傷が操だ(舵)に悪影響を及ぼさな
いかを確認する。
図1−前どろよけ : 接線方向の試験
4.6.1.2 第2段階 : 半径方向の試験
図2に示すように,直径20 mmで端面が平らなジグを用いて,どろよけの自由端から20 mmの位置(フ
ラップは除く。)で,タイヤに向かって半径方向に80 Nの力でどろよけを押す。
力を保持しながら,車輪を手操作で(自転車の)前進方向に回転させ,車輪が自由に回転するか,又は
どろよけの損傷が操だ(舵)に悪影響を及ぼさないかを確認する。

――――― [JIS D 9313-1 pdf 5] ―――――

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