JIS E 1103:1993 規格概要
この規格 E1103は、炭素鋼の軽レールについて規定。
JISE1103 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E1103
- 規格名称
- 軽レール
- 規格名称英語訳
- Light rails
- 制定年月日
- 1952年2月12日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 鉄鋼 II 2021, 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1952-02-12 制定日, 1954-12-18 改正日, 1957-12-18 改正日, 1960-11-25 確認日, 1963-12-01 改正日, 1966-12-01 確認日, 1969-12-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1974-11-01 改正日, 1977-11-01 確認日, 1981-07-01 改正日, 1987-02-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 2002-03-20 確認日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS E 1103:1993 PDF [6]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 1103-1993
軽レール
Light rails
1. 適用範囲 この規格は,炭素鋼の軽レール(以下,レールという。)について規定する。
備考1. この規格の引用規格を,付表1に示す。
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
規格値である。
なお,従来単位及び数値は,平成7年4月1日以降は附属書に切り換える。
2. 種類 レールの種類は,表1のとおりとする。
表1 種類
種類 記号 摘要
計算質量 kg/m
6kgレール 6 5.98
9kgレール 9 8.94
10kgレール 10 10.1
12kgレール 12 12.2
15kgレール 15 15.2
22kgレール 22 22.3
備考 10 kgレールは,なるべく使用しないこと。
3. 化学成分及び機械的性質
3.1 化学成分 レールの化学成分は,7.1によって試験を行ったとき,表2の規定に適合しなければなら
ない。
表2 化学成分
種類 化学成分 %
C Si Mn P S
0.400.60
6kg, 9kg, 10kg, 12kg及び15kgレール 0.40以下 0.500.90 0.045以下 0.050以下
22kgレール 0.450.65
3.2 機械的性質 レールの機械的性質は,7.2によって試験を行ったとき,表3の規定に適合しなければ
ならない。
表3 機械的性質
種類 引張強さ 伸び
N/mm2 [{kgf/mm2}] %
6kg, 9kg, 10kg, 12kg及び15kgレール 569 [{58}] 以上 12以上
22kgレール 637 [{65}] 以上 10以上
――――― [JIS E 1103 pdf 1] ―――――
2
E 1103-1993
4. 形状・寸法 レールの形状・寸法は,次のとおりとする。
(1) レールの形状及び寸法は,付図16に示すとおりとする。
(2) レールの標準長さは,表4のとおりとする。
表4 標準長さ
単位 m
種類 標準長さ 備考
短尺物
6kgレール 5.5 5
4.5
9kgレール
10kgレール
12kgレール 10.0 9
8
15kgレール
7
22kgレール 6
(3) レールの寸法の許容差は,20 ℃において表5のとおりとする。
表5 寸法許容差
単位 mm
項目 種類
22kgレール
6kg, 9kg, 10kg, 12kg及び15kgレール
長さ 5.5m以下のもの ±12 −
6.010.0mのもの ±18 ±7
高さ ± 1.5 +1.0
−0.5
頭部の幅 ± 1.0 +1.0
−0.5
腹部の幅 − +1.0
−0.5
底部の幅 ± 2.0 ±2.0
継目穴の径 ± 1.0 ±0.5
継目穴の位置 ± 1.0 ±0.8
備考 継目板に接触する部分の形状及び寸法は,正確でなければならない。
5. 外観 レールの外観は,次のとおりとする。
(1) レールは,全長にわたり,きず,ねじれその他有害な欠点があってはならない。
(2) レールの切断面は,パイプきずその他有害な内部欠陥があってはならない。
6. 製造方法及び加工方法
6.1 製造方法 レールの製造方法は,次のとおりとする。
(1) レールの製造に用いる鋼塊及び連続鋳造鋼片(以下,鋳片という。)は,電気炉又は純酸素転炉によっ
て製造する。
(2) 鋼塊及び鋳片の端は,レールの内部に欠点を残さないよう,十分の長さを切り捨てなければならない。
6.2 加工方法 レールの加工方法は,次のとおりとする。
(1) レールの両端は,その長さの方向に対して直角に切り,その切り口に残ったまくれは取り除かなけれ
ばならない。
――――― [JIS E 1103 pdf 2] ―――――
3
E 1103-1993
(2) レールの両端の腹部は,付図16に示すとおり正確に穴をあけ,まくれは取り除かなければならない。
(3) 冷却後のレールの曲がりは,徐々に圧力を加えて直さなければならない。
7. 試験
7.1 化学成分分析試験 化学成分分析試験は,次のとおりとする。
(1) 化学成分分析試験の試料は,JIS G 0303の規定によって採取する。
(2) 分析試験方法は,次の規格による。
JIS G 1211
JIS G 1212
JIS G 1213
JIS G 1214
JIS G 1215
JIS G 1253
JIS G 1256
JIS G 1257
7.2 引張試験 引張試験は,次のとおりとする。
(1) 引張試験は,1溶鋼ごとに任意の鋼塊又は鋳片から圧延されたレールの鋼塊の頭部側に相当する部分
の前端,又は鋳片の場合は任意の部分から,図1に示す位置で採取した試験片によって行う。
なお,試験片が所定の位置で採取できない場合は,頭部中央から採取する。
図1 引張試験の試験片採取位置
(2) 引張試験片は,JIS Z 2201に規定する4号試験片とする。
(3) 試験方法は,JIS Z 2241の規定による。
8. 検査
8.1 材質検査 レールの化学成分及び機械的性質は,7.によって試験し,3.の規定に適合しなければなら
ない。
8.2 形状・寸法検査 レールの形状・寸法は,4.の規定に適合しなければならない。
8.3 外観検査 レールの外観は,5.の規定に適合しなければならない。
9. 製品の呼び方 レールの呼び方は,規格番号又は規格の名称及び種類による。
例 JIS E 110322kgレール
軽レール22kgレール
――――― [JIS E 1103 pdf 3] ―――――
4
E 1103-1993
10. 表示 レールの腹部の片面に,レールの種類の記号及び製造業者名を表す略号を,鮮明に浮き出さな
ければならない。
付表1 引用規格
JIS G 0303 鋼材の検査通則
JIS G 1211 鉄及び鋼中の炭素定量方法
JIS G 1212 鉄及び鋼中のけい素定量方法
JIS G 1213 鉄及び鋼中のマンガン定量方法
JIS G 1214 鉄及び鋼中のりん定量方法
JIS G 1215 鉄及び鋼中の硫黄定量方法
JIS G 1253 鉄及び鋼の光電測光法による発光分光分析方法
JIS G 1256 鉄及び鋼の蛍光X線分析方法
JIS G 1257 鉄及び鋼の原子吸光分析方法
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
付図1 6kgレール 付図2 9kgレール
――――― [JIS E 1103 pdf 4] ―――――
5
E 1103-1993
付図3 10kgレール 付図4 12kgレール
付図5 15kgレール 付図6 22kgレール
――――― [JIS E 1103 pdf 5] ―――――
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JIS E 1103:1993の国際規格 ICS 分類一覧
- 45 : 鉄道工学 > 45.080 : レール及びレール部品
JIS E 1103:1993の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISG0303:2000
- 鋼材の検査通則
- JISG1211:1995
- 鉄及び鋼―炭素定量方法
- JISG1212:1997
- 鉄及び鋼―けい素定量方法
- JISG1213:2001
- 鉄及び鋼―マンガン定量方法
- JISG1214:1998
- 鉄及び鋼―りん定量方法
- JISG1215:1994
- 鉄及び鋼―硫黄定量方法
- JISG1253:2002
- 鉄及び鋼―スパーク放電発光分光分析方法
- JISG1256:1997
- 鉄及び鋼―蛍光X線分析方法
- JISG1257:1994
- 鉄及び鋼―原子吸光分析方法
- JISZ2201:1950
- 医療用遠心沈デン器
- JISZ2201:1998
- 金属材料引張試験片
- JISZ2241:2011
- 金属材料引張試験方法