JIS E 1116:1994 レール用異形継目板

JIS E 1116:1994 規格概要

この規格 E1116は、普通レール,熱レール,及び端部熱処理レールに規定する異種又は同種のレール相互間に用いる異形継目板について規定。

JISE1116 規格全文情報

規格番号
JIS E1116 
規格名称
レール用異形継目板
規格名称英語訳
Compromise fish plates for rails
制定年月日
1966年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

45.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
1966-03-01 制定日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-02-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1994-04-01 改正日, 2002-03-20 確認日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS E 1116:1994 PDF [17]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
E 1116-1994

レール用異形継目板

Compromise fish plates for rails

1. 適用範囲 この規格は,普通レール(1),熱処理レール(2)及び端部熱処理レール(3)に規定する異種又は
同種のレール相互間に用いる異形継目板(以下,継目板という。)について規定する。
注(1) IS E 1101(普通レール)参照
(2) IS E 1120(熱処理レール)参照
(3) IS E 1123(端部熱処理レール)参照
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS Z 2201 金属材料引張試験片
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2243 ブリネル硬さ試験方法
2. この規格の中で{}を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 種類及び記号 継目板の種類及び記号は,用途及び熱処理の有無によって区分し,表1のとおりとす
る。
表1 種類及び記号
種類 記号
用途 熱処理の有無
1種 50kgN-37kgレール用異形継目板 なし 50N-37
50kgN-40kgNレール用異形継目板 50N-40N
50kgN-50kgレール用異形継目板 50N-50
2種 40kgNレール 段違い用異形継目板 あり 2-40N
50kgレール 段違い用異形継目板 2-50
50kgNレール 段違い用異形継目板 2-50N
60kgレール 段違い用異形継目板 2-60
3種 40kgNレール 継目落用異形継目板 3-40N
50kgレール 継目落用異形継目板 3-50
50kgNレール 継目落用異形継目板 3-50N
60kgレール 継目落用異形継目板 3-60
3. 品質
3.1 外観 継目板の外観は,次のとおりとする。
(1) 継目板は,全長にわたり,使用上有害なきず,ねじれ,割れなどの欠陥があってはならない。

――――― [JIS E 1116 pdf 1] ―――――

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(2) 継目板の端面及び穴の内面には,使用上有害なパイプきずなどの欠陥があってはならない。
3.2 曲がり及びレールとの間隔 継目板の曲がり及びレールとの間隔は,次のとおりとする。
(1) 曲がり 継目板の曲がりの最大値は,7.1(1)によって測定したとき,表2の規定に適合しなければなら
ない。
表2 曲がり
単位 mm
項目 測定 37kg,40kgN,50kg及び 60kgレール用継目板
位置 50kgNレール用継目板
中央がレールに対し外方に A 1.5 2.0
中央がレールに対し内方に B
(2) レールとの間隔 継目板のレールとの間隔は,7.1(2)によって測定したとき,表3の規定に適合しなけ
ればならない。
表3 レールとの間隔
単位 mm
項目 37kg及び50kgレ 40kgN,50kgN及び60kg
ール用継目板 レール用継目板
レールとの間隔 (S) +2.0 +1.5
−1.0 −0.5
3.3 機械的性質 継目板の機械的性質は,2種及び3種について,7.2及び7.3の試験を行ったとき,表4
の規定に適合しなければならない。
表4 機械的性質
引張強さ N/mm2 [{kgf/mm2}] 伸び % 表面硬さ HBS
686 [{70}] 以上 12以上 262331
4. 形状,寸法及び寸法許容差 継目板の形状,寸法及び寸法許容差は,次による。
(1) 継目板の形状及び寸法は,付図111に示すとおりとする。
(2) 継目板の寸法許容差は,表5のとおりとする。
表5 寸法許容差
単位 mm
項目 寸法許容差
長さ L ±3.0
厚さ t +1.5
穴の径 d +1.0
−0.5
穴の位置及び相互間隔 h, l1, l2, l3 ±1.0
切欠きの寸法 W1, W2 ±1.0
切欠きの位置 l4, l5 ±1.5
継目板上部曲面 (R19) の半径 r ±0.3
段違い量 l6 ±0.5
調整量 l7, l8 ±0.5
5. 材料 継目板の材料は,JIS G 4051のS 38 CS 55 Cのもの,又は品質がこれと同等以上のものとす
る。

――――― [JIS E 1116 pdf 2] ―――――

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6. 加工方法 継目板の加工方法は,次のとおりとする。
(1) 鍛造又は機械加工によって成形する。
(2) 継目板の周囲に残ったまくれは,取り除く。
(3) 鍛造加工の場合は,有害な脱炭層が残らないようにする。
7. 試験
7.1 継目板の曲がり及びレールとの間隔,並びに段違い量及び調整量の測定は,次の方法で行う。
(1) 継目板の曲がりの測定は,付図12に示す方法で行う。
(2) 継目板のレールとの間隔の測定は,付図111に示す位置で,直接測定,限界ゲージ又はその他適当
な方法で行う。
(3) 段違い量及び調整量の測定方法は,付図12に示す方法で行う。
7.2 引張試験 継目板の引張試験は,次のとおりとする。
(1) 供試材は,製造された継目板の頭部中央から採取する。
(2) 試験片は,供試材の頭部中央からJIS Z 2201の4号を作成する。
(3) 試験方法は,JIS Z 2241による。
7.3 硬さ試験 継目板の硬さ試験は,継目板の頭部及び底部の硬さをJIS Z 2243による方法で測定する。
8. 検査 継目板の検査は,品質及び形状・寸法について行い,それぞれ3.及び4.の規定に適合しなけれ
ばならない。
9. 製品の呼び方 継目板の呼び方は,規格番号又は規格の名称(又は用途)及び記号のほか,次による。
(1) 1種は,右上り(1)又は左上り(2)の別
(2) 2種は,段違い量及び右上り(1)又は左上り(2)の別
(3) 3種は,調整量
例1. JIS E 1116 50N-37 (1)
例2. レール用異形継目板 50N-40N (2)
例3. JIS E 1116 2-40N 2 (1)
例4. 段違い用異形継目板 2-50 4 (2)
例5. JIS E 1116 3-40N 2
例6. 継目落用異形継目板 3-50 3
10. 表示 継目板には,図13に示す腹部の外面に,次の事項を鮮明に浮出し又は刻印で表示しなければ
ならない。
(1) 種類の記号
(2) 1種又は2種の継目板は,右上り(1)又は左上り(2)と表示する。
(3) 2種又は3種の段違い量又は調整量
(4) 製造業者名又はその略号
(5) 製造年の略号(西暦年号の末尾2けた)

――――― [JIS E 1116 pdf 3] ―――――

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E 1116-1994
図1 表示例(1種)
図2 表示例(2種)
図3 表示例(3種)
備考 図中,種類の記号の表示位置については,やむを得ない場合,受渡当事者間の協定によって変更することがで
きる。

――――― [JIS E 1116 pdf 4] ―――――

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E 1116-1994
付図1 1種50kgN-37kgレール用異形継目板

――――― [JIS E 1116 pdf 5] ―――――

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