JIS E 1304:2001 鉄道用分岐器類の線形

JIS E 1304:2001 規格概要

この規格 E1304は、軌間1 067mm及び1 435mmの鉄道用分岐器類の線形のうち片開き分岐器,両開き分岐器,ダイヤモンドクロッシング及び乗越分岐器について規定。全国新幹線鉄道整備法に基づく新幹線鉄道用の分岐器類には適用しない。

JISE1304 規格全文情報

規格番号
JIS E1304 
規格名称
鉄道用分岐器類の線形
規格名称英語訳
Geometry of turnouts and crossings
制定年月日
1973年11月1日
最新改正日
2016年10月12日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

45.080
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
1973-11-01 制定日, 1976-11-01 確認日, 1979-11-01 確認日, 1985-01-26 確認日, 1989-02-22 改正日, 1994-05-12 確認日, 2001-06-27 改正日, 2005-12-25 確認日, 2011-05-25 確認日, 2016-10-12 確認
ページ
JIS E 1304:2001 PDF [26]
E 1304 : 2001

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS E 1304 : 1989は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS E 1304 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
E 1304 : 2001

鉄道用分岐器類の線形

Geometry of turnouts and crossings

1. 適用範囲 この規格は,軌間1 067mm及び1 435mmの鉄道用分岐器類の線形(以下,線形という。)
のうち片開き分岐器,両開き分岐器,ダイヤモンドクロッシング及び乗越分岐器について規定する。ただ
し,全国新幹線鉄道整備法に基づく新幹線鉄道用の分岐器類には適用しない。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS E 1001 鉄道−線路用語
JIS E 1101 普通レール及び分岐器類用特殊レール
JIS E 1311 鉄道−分岐器類用語
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS E 1001及びJIS E 1311によるほか,次による。
a) 分岐器類の線形 この規格において,線形図,スラックの付け方及びスケルトンの総称。
b) スラック縮小形 基準線のスラックを縮小し,ポイント前端のスラックをトングレール全長で逓減し
た構造。
c) 関節可動K字クロッシング 可動レール後端部の関節を中心に回転させて,転換する構造の可動K
字クロッシング。
d) 弾性可動K字クロッシング 弾性部を設けた可動レールをたわませて,転換する構造の可動K字クロ
ッシング。
4. 種類 この規格で規定する線形の種類は,表1による。
5. 記号 この規格に用いる主な記号は,次による。
a) 線形図及びスラックの付け方の記号は,表2による。
b) スケルトンの記号は,表3による。
c) 表示事項の記号は,表4による。
6. 表示 線形の種類を記号で表示する場合は,表4に示す記号を用いて表す。

――――― [JIS E 1304 pdf 2] ―――――

2
E 1304 : 2001
例1. 軌間1 067mm,入射角なし曲線トングレール使用の,50kgNレール用8番片開き左分岐器の場合。
例2. 軌間1 435mm 50kgNレール用10番ダイヤモンドクロッシングの場合

――――― [JIS E 1304 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
E 1304 : 2001
表1 線形の種類
分岐器類の名称 線形の種類 付図番号
線形の区分 構造の区分
片開き分岐器 入射角なし曲線トングレール関節ポイント 線形図 1.1
を用いる場合 スラックの付け方 1.2
スケルトン 1.3
弾性ポイント 線形図 2.1
スラックの付け方 2.2
スケルトン 2.3
弾性ポイント・スラック縮小形 線形図 3.1
スラックの付け方 3.2
スケルトン 3.3
入射角付き曲線トングレール関節ポイント 線形図 4.1
を用いる場合 スラックの付け方 4.2
スケルトン 4.3
弾性ポイント 線形図 5.1
スラックの付け方 5.2
スケルトン 5.3
直線トングレールを用いる場合 滑節ポイント 線形図 6.1
スラックの付け方 6.2
スケルトン 6.3
両開き分岐器 入射角なし曲線トングレール関節ポイント 線形図 7.1
を用いる場合 スラックの付け方 7.2
スケルトン 7.3
弾性ポイント 線形図 8.1
スラックの付け方 8.2
スケルトン 8.3
入射角付き曲線トングレール弾性ポイント 線形図 9.1
を用いる場合 スラックの付け方 9.2
スケルトン 9.3
ダイヤモンドクロッシング − 固定K字クロッシング 線形図 10.1
スケルトン 10.2
関節可動K字クロッシング 線形図 11.1
スケルトン 11.2
弾性可動K字クロッシング 線形図 12.1
スケルトン 12.2
乗越分岐器 − 乗越ポイント 線形図 13.1
スラックの付け方 13.2
スケルトン 13.3
乗越ポイント(改良形) 線形図 14.1
スラックの付け方 14.2
スケルトン 14.3

――――― [JIS E 1304 pdf 4] ―――――

4
E 1304 : 2001
表2 線形図及びスラックの付け方の記号
記号 意味
軌間線及びガードレール
仮想軌間線
○ 設計上遊間があるレール継目
設計上遊間がないレール継目
L0 理論リード長
L 実際リード長
R,R1,R2 リード半径
P トングレール又は乗越レールの長さ
P0 L0−L
M クロッシングの前端長
N クロッシングの後端長
k 固定K字クロッシングの場合 : クロッシング交点からK字クロッシング端までの距

可動K字クロッシングの場合 : 可動レールの長さ
G ガードレールの長さ
G1 基準線のガードレールの長さ
G2 分岐線のガードレールの長さ
クロッシング角
I 入射角
f ガードレール中心位置からクロッシング後端までの距離
f1 基準線のガードレール中心位置からクロッシング後端までの距離
f2 分岐線のガードレール中心位置からクロッシング後端までの距離
g 軌間
S,S1,S2,S3,S4 スラック
l,l1,l2,l3 レールの長さ
t 入射角なしトングレールを使用する場合のトングレール先端における理論的頭部幅
e 左右のトングレールの先端位置の食い違い量
表3 スケルトンの記号
記号 意味
分岐交点,分岐方向及び分岐器前後端を表す線及び

○ 分岐器前端のレール継目及び分岐器後端のレール
継目
クロッシング角

――――― [JIS E 1304 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS E 1304:2001の国際規格 ICS 分類一覧

JIS E 1304:2001の関連規格と引用規格一覧