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JIS E 5301:2018 規格概要
この規格 E5301は、鉄道車両に用いる機関の冷却水・潤滑油及び液体変速機の作動油を冷却する放熱器・冷却装置について規定。
JISE5301 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E5301
- 規格名称
- 鉄道車両―放熱器
- 規格名称英語訳
- Rolling stock -- Radiator
- 制定年月日
- 1962年2月1日
- 最新改正日
- 2018年4月19日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 45.060.10
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1962-02-01 制定日, 1965-02-01 確認日, 1968-03-01 確認日, 1969-07-15 改正日, 1972-08-01 確認日, 1975-07-01 確認日, 1977-03-09 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-01-26 確認日, 1989-05-20 改正日, 1994-05-12 改正日, 2001-06-27 確認日, 2005-12-25 確認日, 2011-05-25 確認日, 2018-04-19 改正
- ページ
- JIS E 5301:2018 PDF [19]
E 5301 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 構造,形状及び寸法・・・・[3]
- 4.1 放熱器主要名称・・・・[3]
- 4.2 コア形式・・・・[4]
- 4.3 冷却装置の主要名称・・・・[6]
- 4.4 放熱器の主要寸法・・・・[7]
- 5 技術要求項目・・・・[8]
- 5.1 提示項目の定義・・・・[8]
- 5.2 発注者の提示項目・・・・[8]
- 5.3 製造業者の提示項目・・・・[12]
- 6 性能・・・・[13]
- 7 試験・・・・[13]
- 7.1 試験の種類・・・・[13]
- 7.2 試験項目・・・・[13]
- 7.3 試験方法・・・・[13]
- 8 表示・・・・[17]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS E 5301 pdf 1] ―――――
E 5301 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄道車輌工業会(JARI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規
格である。
これによって,JIS E 5301:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS E 5301 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 5301 : 2018
鉄道車両−放熱器
Rolling stock-Radiator
1 適用範囲
この規格は,鉄道車両に用いる機関の冷却水・潤滑油及び液体変速機の作動油を冷却する放熱器・冷却
装置について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS E 4001 鉄道車両−用語
JIS E 4031 鉄道車両用品−振動及び衝撃試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS E 4001によるほか,次による。
3.1
放熱器
作動流体を冷却する熱交換器の総称。作動流体の種類によって水用放熱器又は油用放熱器に分類される。
3.2
水用放熱器,ラジエータ
冷却水を冷却する放熱器。機関で発生した熱は,機関の冷却水を介して放熱器から,大気に放出される。
3.3
油用放熱器,オイルクーラ
潤滑油及び作動油を冷却する放熱器。機関及び液体変速機で発生した熱は,機関の潤滑油及び液体変速
機の作動油を介して放熱器から,大気に放出される。
3.4
分割形放熱器
コアの両側にフランジ付きヘッダをもつ構造の放熱器。ヘッダ部を,タンクを内蔵する冷却装置の枠に
直接取り付ける。
3.5
一体形放熱器
コアの両側にタンクをもつ構造の放熱器。冷却装置の枠に組み付け,放熱器のパイプと冷却配管とを接
続する。
――――― [JIS E 5301 pdf 3] ―――――
2
E 5301 : 2018
3.6
冷却水
機関で発生した熱を水用放熱器に伝える冷却作動流体。一般にクーラントと呼ばれ,清水に不凍液を混
ぜて使用する。不凍液の濃度が上がることによって,耐凍結性能は上がるが,冷却能力は低下する。
3.7
コア
作動流体と空気との間の熱交換を行う要素部。コアは作動流体を通すチューブ及び作動流体の熱を空気
に伝えるフィンで構成される。
3.8
コア形式
コアの構造形式。チューブの形状及びフィンの形状の組合せによって各種のコア形式がある。
3.9
コア寸法
コア幅,コア長さ及びコア奥行で表すコア部の寸法。
3.10
フィン
冷却能力を向上するため,放熱面積を広げる役割の薄い板状の“ひれ”。フィンの形状にはプレートフィ
ン及びコルゲートフィンの2種類があり,熱伝達性能を向上させるため,空気流れ方向にフィン部を切り
起こしたルーバ形状,波形に成型したウェーブ形状などがある。
3.11
冷却装置
放熱器が枠に組み込まれた構造。送風機とそれを駆動する装置とを組み合わせる。
3.12
設計圧力
冷却回路に組み込まれた放熱器に加わる最高使用圧力(脈動がある場合は,放熱器に加わる最高圧力。)。
3.13
試験圧力
製造業者が形式試験及び受渡試験時の中で行う加圧試験に加える圧力。
3.14
必要放熱面積
仕様を満足するために最低限必要な放熱面積。
3.15
設計放熱面積
設計した放熱器におけるコア部の空気に触れる総放熱面積。次の式によって求める。
A Af At
ここに, A : 設計放熱面積(m2)
Af : 放熱器1個当たりのフィンの表面積(m2)
At : 放熱器1個当たりのチューブの空気側表面積(m2)
n : 放熱器使用個数
――――― [JIS E 5301 pdf 4] ―――――
3
E 5301 : 2018
3.16
面積余裕率
設計した放熱器の放熱面積の余裕率。次の式によって求める。
A
Sf 1 100
An
ここに, Sf : 面積余裕率(%)
A : 設計放熱面積(m2)
An : 必要放熱面積(m2)
3.17
バランス温度
冷却回路における作動流体の温度が平衡状態になったときの入口温度,又は出口温度。放熱面積の余裕
率が大きくなるに従い,仕様値よりも低い温度でバランスする。
3.18
前面面積
放熱器1個当たりのコア部の前面面積。次の式によって求める。
Afr Lw Lh 106
ここに, Afr : 前面面積(m2)
Lw : コア幅(mm)
Lh : コア長さ(mm)
3.19
内部容量
放熱器及び冷却装置内部の空間を満たす作動流体の容量。
3.20
乾燥質量
放熱器及び冷却装置内部の作動流体を除いた質量。
4 構造,形状及び寸法
4.1 放熱器主要名称
分割形放熱器及び一体形放熱器の主要名称を,図1及び図2に示す。
1 : コア
2 : 上部フランジ付ヘッダ
3 : 下部フランジ付ヘッダ
4 : 管寄せ板
5 : フィン
6 : チューブ
図1−分割形放熱器の主要名称
――――― [JIS E 5301 pdf 5] ―――――
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JIS E 5301:2018の国際規格 ICS 分類一覧
JIS E 5301:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISE4001:2011
- 鉄道車両―用語
- JISE4031:2013
- 鉄道車両用品―振動及び衝撃試験方法