JIS F 2001:2017 船舶及び海洋技術―ボラード

JIS F 2001:2017 規格概要

この規格 F2001は、通常の係留及びえい(曳)航要件を満たすための,外洋航行船への設置に適した溶接鋼ボラードについて規定。

JISF2001 規格全文情報

規格番号
JIS F2001 
規格名称
船舶及び海洋技術―ボラード
規格名称英語訳
Ships and marine technology -- Bollards
制定年月日
1952年3月5日
最新改正日
2017年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 13795:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

47.020.50
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1952-03-05 制定日, 1955-03-04 改正日, 1958-03-03 確認日, 1959-01-10 改正日, 1962-01-01 確認日, 1967-11-01 確認日, 1968-04-01 改正日, 1969-02-01 改正日, 1972-02-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1979-11-01 改正日, 1984-11-15 確認日, 1990-07-05 改正日, 1995-03-28 改正日, 2000-03-01 確認日, 2006-08-10 確認日, 2012-02-24 確認日, 2017-12-20 改正
ページ
JIS F 2001:2017 PDF [13]
                                                                                   F 2001 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[2]
  •  4.1 種類の区分・・・・[2]
  •  4.2 呼び寸法・・・・[2]
  •  5 寸法・・・・[2]
  •  6 材料・・・・[2]
  •  7 構造・・・・[2]
  •  8 製造及び検査・・・・[2]
  •  9 表示・・・・[2]
  •  附属書A(参考)溶接鋼製ボラードの強度評価の基準・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 2001 pdf 1] ―――――

F 2001 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
船舶技術研究協会(JSTRA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 2001:1995は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 2001 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 2001 : 2017

船舶及び海洋技術−ボラード

Ships and marine technology-Bollards

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたISO 13795を基に,対応する部分については対応国際規
格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定され
ていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表に
その説明を付けて附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,通常の係留及びえい(曳)航要件を満たすための,外洋航行船への設置に適した溶接鋼ボ
ラード(以下,ボラードという。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13795:2012,Ships and marine technology−Ships mooring and towing fittings−Welded steel
bollards for sea-going vessels(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IMO Circular MSC/Circ.1175,Guidance on shipboard towing and mooring equipment

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
安全使用荷重,SWL(safe working load)
通常の使用条件において適用される,ロープにかかる最大荷重。
3.2
TOW
ボラードに繋げるためのえい航索の先端にアイスプライスを用いることによって,えい航船が引っ張る
ボラードにかかる,ロープへの最大荷重。

――――― [JIS F 2001 pdf 3] ―――――

2
F 2001 : 2017

4 種類

4.1 種類の区分

  ボラードは,その構造によって次の二つのタイプに分類する。
− タイプA−小形ベースプレート
− タイプB−大形ベースプレート

4.2 呼び寸法

  ボラードの呼び寸法Dn(表1及び表2参照)は,基本系列の優先番号から選んだ最も近い番号を単位と
して,ポストの外径に対する基準で示される(mm)。同一ポスト直径のボラードについては,SWLが異な
るため呼び寸法の後に英字が付く。
呼び寸法(Dn) : 100,125,150,200,250,250S,300,300S,350,350S,400,400S,450,450S,500,
500S,550,550S,600,710及び800

5 寸法

  詳細は,次による。
− タイプA : 表1及び図1
− タイプB : 表2及び図2

6 材料

  ボラードの製造には,次の材料を使用する。
− プレート : 235 MPa以上の降伏点をもつ溶接可能な鋼板
− ポスト : 235 MPa以上の降伏点をもつ溶接可能な鋼板又は同等の鋼管
注記 1 MPa=1 N/mm2

7 構造

7.1   ボラードポストは,鋼管によって構成するか,又はプレートによって形成する。
7.2 フィンは,係留及びえい航索からのポストへの荷重を低減するために可能な限り低くロープを保つ
よう設置する。
7.3 ストッピングオフロープ又はチェーンを繋ぐためのアイプレートを供給する。

8 製造及び検査

8.1   ボラードの全ての表面には,目に見えるひび又は欠陥があってはならない。
8.2 ロープに接する全ての表面には,摩耗によってロープを損傷させる可能性の高い表面の粗さ又は凹
凸があってはならない。
8.3 ボラードの外面は,防食保護仕上げ塗装とする。
8.4 8字巻き留めにおける係留索の保持力を高めるために,低摩擦表面塗装を行わないことが望ましい。

9 表示

9.1   IMO Circular MSC/Circ.1175に従って,船長の指針用に,船上に備えられたえい航及び係留計画書
に使用目的に応じたボラードのSWLを記載する。
9.2 9.1のSWLは,基礎及びデッキ補強を考慮して判断するものとし,えい航及び係留計画書に表示す

――――― [JIS F 2001 pdf 4] ―――――

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F 2001 : 2017
る。
9.3 ボラードは,溶着ビード又は同等物によってSWLを明確に表示する。SWLはキロニュートン(kN)
又はトン(t)表示とし,器具の操作中に目立つように設置する。
9.4 ボラードが係留及びえい航の両方に使用される場合,次のように表示する。
係留及びえい航の両方のSWLを表示する。
例1 SWL XXX t又はkN
例2 TOW XXX t又はkN
単位 mm
a エッジ平滑研削
b SWL表示
図1−タイプA

――――― [JIS F 2001 pdf 5] ―――――

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