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JIS F 2202:1998 規格概要
この規格 F2202は、船舶のデリックブームの操作で使用されるトラニオンピース(デリックトッピングブラケット)の寸法,材質,スパン軸受及び楊貨索導滑車軸受の組立のためのボルトの位置を規定。
JISF2202 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F2202
- 規格名称
- デリックトッピングブラケット
- 規格名称英語訳
- Derrick topping brackets
- 制定年月日
- 1957年12月13日
- 最新改正日
- 2019年2月14日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 8314:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.40
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1957-12-13 制定日, 1960-02-01 改正日, 1960-12-01 確認日, 1963-12-01 確認日, 1966-03-30 改正日, 1968-04-01 改正日, 1971-02-01 確認日, 1973-08-01 改正日, 1976-05-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1984-11-15 改正日, 1990-07-05 改正日, 1995-03-28 改正日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
- ページ
- JIS F 2202:1998 PDF [9]
F 2202 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによってJIS F 2202 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際規格との整合を図るために,対応国際規格の技術的内容を変更することなく本体
に規定し,さらにJISとして必要な規定内容を追加した。また,旧JISの内容を一部改正し,附属書に規
定した。
JIS F 2202は,本体及び次に示す附属書で構成されている。
附属書(規定) シャックル形トッピングブラケット
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 2202 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 2202 : 1998
デリックトッピングブラケット
Derrick topping brackets
序文 この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 8314, Shipbuilding and marine structures−Trunnion
pieces for span bearings and lead block bearingsを元に,対応する部分については対応国際規格を翻訳し,技
術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格に規定され
ていない規定内容を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
附属書には,従来,日本工業規格(日本産業規格)で規定していた規格を規定した。
なお,この規格で点線で下線を施してある部分は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は.船舶のデリックブームの操作で使用されるトラニオンピース(デリックトッ
ピングブラケット)の寸法,材質,スパン軸受及び揚貨索導滑車軸受の組立てのためのボルトの位置を規
定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
ISO 286/1 ISO system of limits and fits−Part 1 : Bases of tolerances, deviations and fits(1)
ISO 630 Structural steels−Plates, wide flats, bars, sections and profiles
ISO 683/1 Heat-treatable steels, alloy steels and free-cutting steels−Part 1 : Direct-hardening unalloyed and
low-alloyed wrought steel in form of different black products
ISO 8147 Shipbuilding and marine structures−Derrick rigs and component parts−Vocabulary(2)
ISO 6043 Shipbuilding and marine structures−Eye and fork assemblies under tension load−Main
dimensions
注(1) 現在草案の段階(ISO/R 286-1962の一部改正)
(2) 現在原案審議中
3. 定義 この規格で用いる用語の定義は,ISO 8147による。ただし,この規格ではトラニオンピースは
デリックトッピングブラケットとも呼称する。
4. 種類
4.1 形式 トラニオンピースは,次の3種類に区分する。
− A形 : 下部アイ付き
− B形 : 中央部アイ付き
− C形 : 上部及び下部の2個のアイ付き
――――― [JIS F 2202 pdf 2] ―――――
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F 2202 : 1998
4.2 呼び寸法 トラニオンピースの呼び寸法は,参照及び発注に仕様するためのもので,単位なしの数
値とする。この数値は,アイの許容荷重をkNで表した数値から求める。
5. 材質
5.1 トラニオンピース トラニオンピースは,ISO 630のFe 430以上の品質の鋼によって製作されなけ
ればならない。
5.2 ボルト又はピン ボルト又はピンは,ISO 630のFe 430以上の品質の鋼によって製作されなければ
ならない。
5.3 高品質品 焼入れ鋼を使用する必要がある場合には,その材質はISO 683/1によらなければならない。
6. 寸法 トラニオンピースの寸法は図1,図2及び表1,表2による。
備考 表1及び表2の寸法b,d4,d5,d6,r2及びr3の値は,ISO 6043による。
6.1 A形及びB形の主要寸法
図1 トラニオンピースA形及びB形の形状
表1 A形及びB形の呼び寸法と各部寸法
単位 mm
呼び寸法 アイにかかる b d2 d3 d4 e h r1 ボルト径(3)
許容荷重 kN d1
2 20 22 34 65 24 75 90 25 32
4 40 30 42 80 33 95 110 33 40
6 63 40 47 90 42 110 130 42 45
8 80 45 52 100 48 120 150 48 50
10 100 50 57 110 52 130 170 52 55
12 125 55 62 120 56 140 190 56 60
16 160 60 68 130 66 150 215 66 65
20 200 65 78 150 74 170 240 74 75
25 250 70 83 160 78 180 270 78 80
32 320 80 93 180 86 190 300 86 90
40 400 90 103 190 96 210 330 96 100
注(3) 8.組立参照
――――― [JIS F 2202 pdf 3] ―――――
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F 2202 : 1998
6.2 C形の主要寸法
図2 トラニオンピースC形の形状
表2 C形の呼び寸法及び各部寸法
単位 mm
呼び寸法 許容荷重 kN b d2 d3 d5 d6 e h r2 r3 ボルト径
d5アイ d6アイ d1(4)
16 100 63 50 68 130 52 42 150 215 55 45 65
20 125 80 55 78 150 56 48 170 240 60 50 75
25 160 100 60 83 160 66 52 180 270 65 55 80
32 200 125 65 93 180 74 56 190 300 70 60 90
注(4) 8.組立参照
6.3 許容差 寸法許容差は,ISO 286/1による基準許容差等級IT14に対応したものでなければならない。
7. 呼び方 トラニオンピース(ボルト又はピンを除く。)の参照及び注文の際には7.1及び7.2に示すと
おりの呼び方とする。
7.1 呼び方の構成要素 構成要素を次の順序で指示する。
a) 名称 : トラニオンピース
b) 規格番号 : JIS F 2202
c) 形,記号 : A,B,C(4.1及び図1,図2参照)
d) 呼び寸法 : (4.2及び表1,表2参照)
7.2 例 この規格による下部アイ付き,A形,呼び寸法12のトラニオンピースは,次のとおりの呼び方
とする。
トラニオンピース JIS F 2202-A12
8. 組立
8.1 図3は,組立の例だけを示したものである。軸受の構造及びボルトの構成を規定するものではない。
8.2 軸受ブラケットの設計は,各船級協会の規則によってそれぞれ決めなければならない。
8.3 ボルトは,適切な方法で固定されなければならない。ボルトの長さ及び形状は,軸受ブラケットの
設計に適合していなければならない。
――――― [JIS F 2202 pdf 4] ―――――
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F 2202 : 1998
8.4 組立で,座金を入れることはすべての形について任意とする。座金の位置は,デリックブーム固縛
位置によってトラニオンピースの上又は下のどちらでもよい。
備考1. ボルトの直径d1は,表1及び表2を参照。
2. このすき(隙)間は呼び寸法2に対して5 mm,呼び寸法40に対して10 mmまでの間とする。
図3 組立
――――― [JIS F 2202 pdf 5] ―――――
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JIS F 2202:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8314:1987(MOD)
JIS F 2202:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.40 : 巻上機及び荷役設備