JIS F 7203:1998 造船―機械室及び軸室ビルジ用マッドボックス設計の一般特性

JIS F 7203:1998 規格概要

この規格 F7203は、船の機関室及び軸室内で,ポンプとビルジ吸入口との間に使用するマッドボックスの設計の一般特性について規定。

JISF7203 規格全文情報

規格番号
JIS F7203 
規格名称
造船―機械室及び軸室ビルジ用マッドボックス設計の一般特性
規格名称英語訳
Shipbuilding -- Bilge mud boxes for machinery spaces and tunnels -- General design characteristics
制定年月日
1953年2月27日
最新改正日
2019年2月14日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 5621:1984(MOD)
国際規格分類

ICS

47.020.30
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1953-02-27 制定日, 1956-02-27 改正日, 1959-01-10 確認日, 1960-02-01 改正日, 1962-01-01 改正日, 1963-03-01 改正日, 1966-03-01 確認日, 1967-03-01 改正日, 1968-04-01 改正日, 1969-05-01 改正日, 1971-02-01 改正日, 1974-02-01 確認日, 1977-02-01 確認日, 1978-02-01 改正日, 1981-12-01 確認日, 1984-11-15 改正日, 1989-06-15 改正日, 1994-04-01 確認日, 1996-11-08 改正日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
ページ
JIS F 7203:1998 PDF [11]
F 7203 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによって,JIS F 7203 : 1996は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際規格との整合を図るために,原国際規格の技術的内容及び規格票の様式を変更す
ることなく本体に規定した。また,旧JISの内容を,附属書に規定した。
JIS F 7203は,本体及び次に示す附属書で構成されている。
附属書(規定) 船用マッドボックス

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS F 7203 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 7203 : 1998

造船−機械室及び軸室ビルジ用マッドボックス設計の一般特性

Shipbuilding−Bilge mud boxes for machinery spaces and tunnels− General design characteristics

序文 この規格は,1984年に第1版として発行されたISO 5621,Shipbuilding−Bilge mud boxes for machinery
spaces and tunnels−General design characteristicsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することな
く作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線で下線を施してある箇所は原国際規格にはない事項である。また,附属書(規定)
には従来使用されていたJISの船用マッドボックスの構造,形状及び寸法を示した。
1. 適用範囲
1.1 この規格は,船の機械室及び軸室内で,ポンプとビルジ吸入口との間に使用するマッドボックスの
設計の一般特性について規定する。
1.2 この規格は,マッドボックスの設計寸法及び材料については規定しない。
1.3 この規格は,航洋船及び内陸航行船の双方に適用する。
備考 使用者は,この規格の要求事項を守ると同時に,対象とする個々の船舶が適用を受けるべき法
令の要求事項や規則類を確実に守るように注意しなければならない。
2. 引用規格 なし。
3. 定義
3.0 マッドボックスの構成 マッドボックスの構成は,次による。
− フランジのついた入口管及び出口管をもつ本体構造
− 平形,波形又は成形の多孔板で作られたフィルター要素構造
備考 以下,本文でフィルター要素という場合は,こし板を意味する。
3.1 マッドボックスの呼び径 (DN) 支管の呼び径とする。取り合う支管の呼び径 (DN) と外径 (De)
は,次のとおりとする。
DN : 40-50-65-80-100-125-150-200-250
De : 48.3-60.3-76.1-88.9-114.3-139.7-168.3-219.1-273
3.2 容積
3.2.1 全容積 (Vt) マッドボックス本体の全内部容積。立方センチメートルで表す(図1及び図5参照)。

――――― [JIS F 7203 pdf 2] ―――――

2
F 7203 : 1998
3.2.2 上流容積 (Vu) こし板で区分されるマッドボックスの内容積のうち,ビルジ水が吸引される側の
容積。この容積の計算にはノズルは無視する。立方センチメートルで表す(図2及び図6参照)。
3.2.3 下流容積 (Vd) こし板で区分されるマッドボックスの内容積のうち,ポンプに接続される側の容
積。この容積の計算にはノズルは無視する。立方センチメートルで表す(図3及び図7参照)。
3.2.4 有効上流容積 (U) 上流容積のうち,廃棄物を受け入れる部分。立方センチメートルで表す(図
4及び図8参照)。
種類 直線形ボックス (ST) L形ボックス (RA)
全容積 (Vt)
図1 図5
上流容積 (Vu)
図2 図6
下流容積 (Vd)
図3 図7
有効上流容積
(U)
図4 図8
3.3 種類
3.3.1 直線形マッドボックス (ST) ビルジ主管系用入口管と出口管が同一軸上にあるマッドボックス
(図1図4参照)。

――――― [JIS F 7203 pdf 3] ―――――

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F 7203 : 1998
3.3.2 L形マッドボックス (RA) ストレートパイプ用入口管と出口管が互いに直角をなすマッドボッ
クスで,入口管が鉛直面内に,出口管が水平面内にある(図5図8参照)。
3.4 こし板の開孔面積係数 開孔面積の合計が開孔板の全面積に占める割合。
3.5 開孔板の開孔面積の合計と支管の面積 (
マッドボックスの開孔面積係数 (c) 一 De2) との比(4.2
の表参照)。
4. 設計の原則
4.1 本体
4.1.1 内容積 下流容積Vdは,上流容積Vuの半分より小さくてはならない。マッドボックスは,下流容
積からの出口の所で流れの制約を最小にするように設計しなければならない。
4.1.2 有効上流容積U (cm3) Deはmmで表す。
a) 直線形マッドボックス(ST形)
U≧0.17De2 DN=40,50,65の場合
U≧0.20De2 DN>65の場合
b) 形マッドボックス(RA形)
U≧0.08De2 DN=40,50,65の場合
U≧0.10De2 DN>65の場合
4.2 開孔板 各孔の面積は,約79mm2とする。
表 マッドボックスの最小開孔面積係数c
DN 40 50 65 80 100 125 150 200 250
c最小 4 3.5 3.2 2.7 2.7 2.7 2.5 2.4 2.4
5. 材質 マッドボックスは,鋳鉄又は厚さ3mm以上の鋼板で製作することができる。鋼板製の場合に
は,溶融亜鉛めっきを施すか,又は,供給者と購入者との間で合意されれば,他の有効な塗装で被覆しな
ければならない。溶融亜鉛めっきで保護する場合には,すべての面における亜鉛の付着量は600g/m2未満
としてはならない。
環境条件(腐食その他)及び他の共用材料の点で問題がなければ,適当な厚さの代替材料を使用するこ
とができる。
6. 呼び この規格を満足するマッドボックスは,次の順序に従って呼ばなければならない。
a) 名称 マッドボックス
b) 規格番号 JIS F 7203
c) 種類(3.3参照) ST又はRA
d) 呼び径 (DN) (3.1参照)
例 L形マッドボックスで呼び径 (DN) 100の場合 : マッドボックス JIS F 7203-RA-100
7. 表示 本体表面には下記を表示する。
a) 呼び径
b) 流れの方向の矢印
c) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS F 7203 pdf 4] ―――――

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F 7203 : 1998
d) 製造年又はその略号

――――― [JIS F 7203 pdf 5] ―――――

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