JIS F 8041:1986 規格概要
この規格 F8041は、船舶,海洋構造物などにおいて,人工照明によって労働安全,良好な生活環境などを確保するために必要な照度の基準及びに測定方法について規定。
JISF8041 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F8041
- 規格名称
- 船舶の照度基準及び照度測定方法
- 規格名称英語訳
- Recommended levels of illumination and methods of illumination measurements for marine use
- 制定年月日
- 1986年12月15日
- 最新改正日
- 2019年2月14日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.60
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1986-12-15 制定日, 1992-12-14 確認日, 1998-05-28 確認日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
- ページ
- JIS F 8041:1986 PDF [11]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F8041-1986
船舶の照度基準及び照度測定方法
Recommended Levels of Illumination and Methods of Illumination Measurements for Marine Use
1. 適用範囲 この規格は,船舶,海洋構造物などにおいて,人工照明によって労働安全,良好な生活環
境などを確保するために必要な照度の基準及びその測定方法について規定する。
引用規格 :
JIS C 1609 照度計
2. 所要照度 所要照度は,人工照明を設備する場所の分類に対応して,付表による。
なお,付表の照度に対する一般条件は,次による。
(1) 付表に示す照度は,常時維持照度である。したがって,設計に当たっては,保守率(1)を考慮して計画
すること。
注(1) 保守率とは,照明設備をある期間使用した後の平均照度と初期照度との比をいう。
(2) 全般照明の照度は,3.で規定する測定方法による平均値であって,個々の測定値の最小値ではない。
(3) 局部照明がある場合の全般照明の照度は,特に要求がない限り,局部照明を点灯した状態での値とす
る。
(4) 局部照明の照度は,特に要求がない限り,全般照明を点灯した状態での値とする。
(5) 局部照明で測定箇所が1点の場合の照度は,少なくとも付表の値であること。
備考 対象の特殊性,測定法などで一般条件に適合しない場合には,付表の備考にその旨を記した。
3. 照度測定方法
3.1 一般条件 照度測定方法の一般条件は,次による。
(1) 照度測定は,JIS C 1609(照度計)に規定する照度計を用いて行う。
(2) 測定時の灯具には,正規の電圧及び周波数が給電されていること。
(3) 測定者の位置及び服装が測定に影響を与えないように注意すること。
(4) 測定は,日没後,クレーンなどの陸上設備又は他の船舶などからの光の照射の影響がないことを確認
してから行う。
3.2 全般照明測定方法 全般照明の照度の測定は,原則として次によって行い,求める照度は,それら
の測定値の算術平均で表す。
(1) 仕切られた室の場合 その全域を人が移動できる仕切られた室の測定は,次による。
なお,測定点の例を図1に示す。
(a) 室の仕切りとそれに最も近いランプ又は電球の端部との中央。
――――― [JIS F 8041 pdf 1] ―――――
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F8041-1986
(b) 近接する二つのランプ又は電球間の中央。
(c) 特に指定がない限り,いずれも床面から850mmの高さの水平面。
(d) 高さ1 500mm以上の家具などは,仕切りとみなす。
(e) ランプ又は電球の直光が遮られる空間がある場合は,その遮られた空間の中央を測定点として追加
する。
図1 全般照明の測定方法
備考 は,灯具を, “E1” “E7” は,測定点及びその測定値を示す。
(2) 通路,階段などの場合 通路,階段などの測定は,次による。
なお,測定点の例を図24に示す。
(a) ランプ又は電球の中央。
(b) 近接する二つのランプ又は電球間の中央。
(c) 特に指定がない限り,いずれも床面上の水平面。
――――― [JIS F 8041 pdf 2] ―――――
3
F8041-1986
図2 内部通路の測定方法
備考1. は,灯具を, “” は,測定点を示す。
2. 図は,壁付灯の場合を示したが,天井灯の場合もこれと同等の
要領による。
図3 階段の測定方法
備考1. “” は,測定点を示す。
2. 測定点は,階段中心線上で,上の第1ステップ及び中間のステ
ップの2点とする。
図4 外部通路の測定方法
備考1. ○は,灯具を, “” は,測定点を示す。
2. 図は,壁付灯の場合を示したが,天井灯の場合もこれと同等の
要領による。
(3) 室の中の専用通路などの場合 機関室通路などのように,大きな空間の中での通路の測定は,次によ
る。
なお,測定点の例を図5及び図6に示す。
(a) 近接する二つのランプ又は電球間の中央。
(b) 仕切りとそれに最も近いランプ又は電球の端部との中央。
(c) 特に指定がない限り,いずれも床面から850mmの高さの水平面。
(d) 高さ1500mm以上の機器,盤などは,仕切りとみなす。
――――― [JIS F 8041 pdf 3] ―――――
4
F8041-1986
図5 機関室通路などの測定方法
備考 は,灯具を, “” は,測定点を示す。
図6 室端部など壁面に近い場所の測定方法
備考 は,灯具を, “” は,測定点を示す。
(4) 車両甲板,冷凍貨物倉などの場合 車両甲板,冷凍貨物倉などのように,多数の灯具をほぼ均等に設
置する場合は,次による。
なお,測定点の例を図7に示す。
(a) ランプ又は電球の中央。
(b) 近接する二つのランプ又は電球間の中央。
(c) 仕切りとそれに最も近いランプ又は電球の端部との中央。
(d) 特に指定がない限り,いずれも床面上の水平面。
備考 車両甲板,冷凍貨物倉などのように,多数の灯具をほぼ均等に設置する場合は,中央,仕切り
近傍,端部など適切な代表範囲を選択して測定を行ってもよい。
――――― [JIS F 8041 pdf 4] ―――――
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F8041-1986
図7 車両甲板,冷凍貨物倉などの測定方法
備考 は,灯具を, “E1” “En” は,測定点及びその測定値を示す。
(5) 一般貨物倉などの場合 一般貨物倉のように大きな空間を固定灯で照明を行う場合の測定は,次によ
る。
なお,測定点の例を図8に示す。
(a) 室の中央。
(b) 室の二つの中心線上で,仕切りから41の位置
(c) 特に指定がない限り,いずれも床面上の水平面。
図8 一般貨物倉の測定法
備考 “” は,測定点を示す。
3.3 局部照明測定方法 局部照明の照度の測定は,その照度が問題となる場所の1点に着目して行う。
ただし,ある程度の面積を考える必要がある場合は,適切な数点を選定して測定を行い,その算術平均で
表してもよい。
なお,局部照明の測定点の例を図912に示す。
――――― [JIS F 8041 pdf 5] ―――――
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JIS F 8041:1986の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.60 : 船及び海洋構造物の電気設備
JIS F 8041:1986の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1609:1993
- 照度計