JIS G 7125:2003 機械加工用中空棒鋼(ISO仕様)

JIS G 7125:2003 規格概要

この規格 G7125は、管状及び輪状の機械加工部品を製作するための厚肉継目無中空棒鋼の特性について規定。

JISG7125 規格全文情報

規格番号
JIS G7125 
規格名称
機械加工用中空棒鋼(ISO仕様)
規格名称英語訳
Hollow steel bars for machining (ISO specifications)
制定年月日
2003年7月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 2938:1974(IDT)
国際規格分類

ICS

77.140.60
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2003-07-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS G 7125:2003 PDF [9]
                                                                    G 7125 : 2003 (ISO 2938 : 1974)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日
本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 2938:1974,Hollow steel bars for
machiningを基礎として用いた。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 7125 pdf 1] ―――――

G 7125 : 2003 (ISO 2938 : 1974)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 注文書記載事項・・・・[1]
  •  4. 材料・・・・[1]
  •  4.1 製鋼法・・・・[2]
  •  4.2 脱酸処理・・・・[2]
  •  5. 製品の製造・・・・[2]
  •  6. 受渡時の製品状態・・・・[2]
  •  7. 化学成分・・・・[2]
  •  7.1 溶鋼分析・・・・[2]
  •  7.2 製品分析・・・・[2]
  •  8. 機械的性質及び技術的性質・・・・[2]
  •  8.1 機械的性質・・・・[2]
  •  8.2 溶接性・・・・[3]
  •  9. 外観・・・・[3]
  •  10. 寸法及び許容差・・・・[3]
  •  10.1 寸法・・・・[3]
  •  10.2 許容差・・・・[4]
  •  10.3 機械加工後の寸法・・・・[4]
  •  10.4 真直度・・・・[4]
  •  10.5 長さ・・・・[4]
  •  11. 試験・・・・[5]
  •  11.1 目視検査・・・・[5]
  •  11.2 引張試験・・・・[5]
  •  12. 再試験・・・・[5]
  •  13. 検査文書・・・・[5]
  •  14. 表示・・・・[5]
  •  15. 出荷輸送中の保護・・・・[6]
  •  16. 包装・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 7125 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 7125 : 2003
(ISO 2938 : 1974)

機械加工用中空棒鋼(ISO仕様)

Hollow steel bars for machining (ISO specifications)

序文

 この規格は,1974年に第1版として発行されたISO 2938:1974,Hollow steel bars for machiningを翻
訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

 この規格は,管状及び輪状の機械加工部品を製作するための厚肉継目無中空棒鋼の特性に
ついて規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 2938:1974,Hollow steel bars for machining (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO 375,Steel−Tensile testing of tubes
ISO/R 404,General technical delivery requirements for steel
参考 ISO/R 404は,現在,ISO 404となっている。
ISO 2566/1,Steel−Conversion of elongation values−Part 1 : Carbon and low alloy steels

3. 注文書記載事項

 中空棒鋼の発注には,この規格の番号を記載し,種類,鋼の状態,内外径,必要量
及び定尺が必要の場合の長さを指定しなければならない。
例 JIS G 7125の中空棒鋼,種類1,焼ならし材,D63 mm,ID32 mm,〇〇kg,乱尺
これに加えて,注文者は次の詳細を記述しなければならない。
a) 試験の手順
b) 提供を必要とする文書
焼ならし,表面保護及び包装について注文者に特別の要求がある場合には,それらも記述しなければな
らない。

4. 材料

――――― [JIS G 7125 pdf 3] ―――――

2
G 7125 : 2003 (ISO 2938 : 1974)

4.1 製鋼法

 鋼は,平炉,電気炉又は各種転炉法によって製造しなければならない。受渡当事者間で協
定すれば,他の製鋼方法を用いてもよい。注文者が要求する場合は,製造業者は使用する製鋼方法を注文
者に通知しなければならない。

4.2 脱酸処理

 鋼はキルドでなければならない。

5. 製品の製造

 中空棒鋼は,継目なく製造しなければならない。製造業者の選択によって熱間仕上げ又
は冷間仕上げでもよい。

6. 受渡時の製品状態

a) 中空棒鋼は,通常表3による特性で,熱間仕上げ状態で受け渡す。ただし,受渡当事者間の協定によ
って焼ならし又は他の熱処理を行ってもよい。
b) 引合い書及び注文書に他の協定がない限り,中空棒鋼は焼ならしで供給しなければならない。

7. 化学成分

7.1 溶鋼分析

 鋼は,溶鋼分析を行ったとき,化学成分値は,表1によらなければならない。
表 1 化学成分(溶鋼分析)
単位 %
種類 C Si Mn P S
1 0.20以下 0.50以下 1.6以下 0.045以下 0.045以下
2 0.320.39 0.150.40 0.500.80 0.035以下 0.035以下

7.2 製品分析

 製品分析が要求される場合は,表2に示す許容変動値を表1に規定する溶鋼分析値に適
用する。
表 2 規定化学成分値からの許容変動値
単位 %
元素 規定範囲の上限 規定化学成分からの許容変動値
C 0.40以下 ±0.03
Si 0.50以下 ±0.05
Mn 2.0以下 ±0.10
P 0.050以下 +0.005
S 0.050以下 +0.005
備考 上限及び下限の許容変動値が規定されている元素の場
合は,同一溶鋼からの製品の同一元素に対して,許容変
動値の上限又は下限のいずれかを適用し,両方を適用し
ない。
参考 最大値だけが規定されている元素の場合は,許容変動値は正
だけとする。

8. 機械的性質及び技術的性質

8.1 機械的性質

 中空棒鋼は,表3の要求事項に適合しなければならない。

――――― [JIS G 7125 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
G 7125 : 2003 (ISO 2938 : 1974)
焼ならし以外の熱処理を施す場合の特性は,引合い時及び発注時に受渡当事者間で協定することが望ま
しい。
表 3 機械的性質
種類 受渡 厚さ 下降伏点(ReL) 引張強さ(Rm) SO
伸び(A)(対5.65 )
状態 mm N/mm2 N/mm2 %
1 熱間 16以下 335以上 490610 21以上
仕上 16を超え30以下 315以上 490610 21以上
30を超え 295以上 490610 21以上
焼き 16以下 345以上 490610 21以上
ならし 16を超え30以下 325以上 490610 21以上
30を超え 315以上 490610 21以上
2 熱間 16以下 275以上 490640 21以上
仕上 16を超え 265以上 490640 21以上
焼き 16以下 275以上 490610 21以上
ならし 16を超え 265以上 490610 21以上

8.2 溶接性

 種類1は,一般に溶接可能とみなされている。種類2を溶接する場合は通常,十分な対策
を必要とする。しかし,溶接中及び溶接後の鋼の挙動は鋼の種類によるだけでなく,鋼管の寸法,溶接条
件及びその鋼の最終用途にもよるものであり,これらの鋼の溶接性は,一般に保証されるものではない。

9. 外観

 中空棒鋼は,適用した製造工程及び熱処理に応じた仕上げ状態をもっていなければならない。
両端部は,鋼管の中心軸に対して直角に切断し,ばりがあってはならない。表面欠陥,欠陥の修正及び内
部欠陥についてはISO/R 404の8.1,8.2及び8.3による。

10. 寸法及び許容差

10.1 寸法

 寸法は,表4によらなければならない。

――――― [JIS G 7125 pdf 5] ―――――

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