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JIS H 0522:1999 規格概要
この規格 H0522は、アルミニウム鋳物のX線又はγ線の透過写真による試験方法及び透過写真の等級分類方法について規定。
JISH0522 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H0522
- 規格名称
- アルミニウム鋳物の放射線透過試験方法及び透過写真の等級分類方法
- 規格名称英語訳
- Methods of radiographic test and classification by radiographs of aluminium castings
- 制定年月日
- 1969年2月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 9915:1992(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.040.20, 77.150.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021, 非破壊検査 2020
- 改訂:履歴
- 1969-02-01 制定日, 1972-02-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1978-02-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-04-01 確認日, 1999-08-20 改正日, 2004-01-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS H 0522:1999 PDF [10]
H 0522 : 1999
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS H 0522 : 1969は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,対応する国際規格ISO 9915 : 1992, Aluminium alloy castings−Radiographytesting(アル
ミニウム合金鋳物−放射線透過試験)及び関連する国際規格ISO 5579 : 1985, Non-destructive testing−
Radiographic examination of metallic materials by X-and gamma rays−Basic rules(非破壊試験−X線及びガン
マ線による金属材料の放射線透過試験−基本規定)に整合させた。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS H 0522 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 0522 : 1999
アルミニウム鋳物の放射線透過試験方法及び透過写真の等級分類方法
Methods for radiographic test and classification by radiographs of aluminium castings
序文 この規格は,1992年に第1版として発行されたISO 9915, Aluminium alloy castings−Radiography
testingを元に,対応する部分については技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,アルミニウム鋳物のX線又は の透過写真による試験方法及び透過写真の
等級分類方法について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 9915 : 1992 Aluminium alloy castings Radiography testing
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成するこの
引用規格は,その最新版を適用する。
JIS Z 2306 放射線透過試験用透過度計
ASTM E 155 Standard reference radiographs for inspection of aluminium and magnesium castings
3. 一般事項 一般事項は,次による。
a) 放射線透過試験は,アルミニウム鋳物にX線又は を照射して撮影した透過写真によって欠陥を検
出して,その等級を分類する。
b) 放射線透過試験は,通常,直接透過写真撮影による。
c) 放射線透過試験を行う技術者は,アルミニウム鋳物に関する知識をもち,放射線装置,放射線の遮へ
い,写真処理を含む放射線透過試験方法及び透過写真の等級分類方法について,十分な技術と経験を
もっていなければならない。
d) 試験するアルミニウム鋳物の撮影範囲及び欠陥の許容などは,あらかじめ受渡当事者間で協議のうえ,
その用途,設計並びに仕様を検討し,別途決めておくことが望ましい。
4. 放射線透過写真の撮影方法
4.1 試験用具の性能 放射線装置,感光材料,撮影用具及び観察用具は,アルミニウム鋳物の検査する
部分(以下,検査部という。)の欠陥を明りょうに現す透過写真を撮影し,これを観察できる性能をもつも
のでなければならない。
4.2 放射線の照射配置
――――― [JIS H 0522 pdf 2] ―――――
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H 0522 : 1999
4.2.1 試験体の撮影配置 試験体へのX線及び の照射方向は,試験体の大きさ,形状及び撮影配置に
関する試験部の状況によって決定し,図17に示すいずれかの配置で撮影する。ただし,図6及び図7
に示す二重壁撮影法は,単壁撮影が技術的に行えない場合にだけ適用する。
4.2.2 放射線の中心軸 放射線の中心軸が撮影領域の中央部の試験面に直角に入射するように線源を配
置する。
なお,欠陥が特定の照射角度で,よりよく検出されることが明らかな場合には,この限りではない。た
だし,照射角度が試験面に直角とならないような配置で撮影する場合は,その旨試験報告書に記載するこ
ととする。
4.3 試験体の表面状態 透過写真の評価の支障となるような試験体表面の凹凸は,撮影前に取り除くこ
とが望ましい。
4.4 試験体の肉厚 試験体の肉厚が,狭い領域において急激に変化する場合には,検査部のできるだけ
広い範囲が有効なフィルム濃度範囲に収まるように,通常の撮影とは異なった方法で撮影することが望ま
しい。
4.5 線源 放射線エネルギーは,原則として照射時間に適合した最も低いエネルギーを使用する。
4.6 フィルム及び増感紙
4.6.1 フィルム 使用するフィルムは,微粒子又は超微粒子で高いコントラストが得られる不燃性フィル
ムでなければならない。
4.6.2 増感紙 感度及び識別度を増すために鉛又は酸化鉛などの金属増感紙又はフィルタを使用しても
よい。使用する増感紙の厚さは0.020.25mmの範囲内とする。増感紙には汚れがなく,表面が滑らかな
もので,判定に支障のあるようなきずがあってはならない。
――――― [JIS H 0522 pdf 3] ―――――
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H 0522 : 1999
図2 撮影配置2 : 曲率をもった試験体の
撮影方法(線源は凹面側,フィルムは凸面側)(1)
図1 撮影配置1 : 平板の単壁撮影方法 注(1) この撮影配置は,図4の撮影配置4より望ましい。
図3 撮影配置3 : 内部線源方法(2)
注(2) この撮影方法は,1回の照射で全周を撮影できる利点がある。また,この撮影配置は,図2の撮影配置2よ
り望ましい。
――――― [JIS H 0522 pdf 4] ―――――
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H 0522 : 1999
図4 撮影配置4 : 曲率をもった試験体の単壁撮影 図5 撮影配置5 : 厚さの変化のある試験体,
方法(線源は凹面側,フィルムは凸面側) 2種類以上の材質からなる単壁・複合フィルム撮影
方法
図6 撮影配置6 : 二重壁片面撮影方法(3) 図7 撮影配置7 : 二重壁両面撮影方法(4)
注(4) この場合,上側に存在する欠陥も評価の対象とす
注(3) この場合,線源が上側の試験体に近接しているた
め,上側の試験体に存在する欠陥については評価の る。場合によっては,放射線ビームの中心軸がフィ
対象としない。 ルム面に直角とならないこともある。
4.7 X線焦点−フィルム間距離 X線焦点−製品表面間の距離とフィルム−製品表面間の距離との比は,
透過度計孔の鮮明な像が生じるようなものでなければならない。
4.8 撮影及び現象処理
――――― [JIS H 0522 pdf 5] ―――――
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JIS H 0522:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9915:1992(MOD)
JIS H 0522:1999の国際規格 ICS 分類一覧
JIS H 0522:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ2306:2015
- 放射線透過試験用透過度計