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JIS H 0523:2020 規格概要
この規格 H0523は、主にアルミニウム合金ダイカストの製造に用いるアルミニウム合金溶湯の清浄度を試験する方法について規定。
JISH0523 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H0523
- 規格名称
- ダイカスト用アルミニウム合金溶湯の清浄度試験方法
- 規格名称英語訳
- Testing method of molten aluminium alloy cleanliness for die castings
- 制定年月日
- 2020年5月20日
- 最新改正日
- 2020年5月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 77.120.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2020-05-20 制定
- ページ
- JIS H 0523:2020 PDF [9]
H 0523 : 2020
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 3 試験方法の概要・・・・[1]
- 4 試験片採取用金型・・・・[1]
- 5 試験片の採取方法・・・・[3]
- 6 観察片の作製方法・・・・[4]
- 7 介在物の観察・・・・[5]
- 8 介在物数の計測・・・・[5]
- 9 溶湯清浄度の計算方法及び表し方・・・・[6]
- 10 試験報告書・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 0523 pdf 1] ―――――
H 0523 : 2020
まえがき
この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本ダイカスト協会(JDCA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出
があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 0523 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
H 0523 : 2020
ダイカスト用アルミニウム合金溶湯の清浄度試験方法
Testing method of molten aluminium alloy cleanliness for die castings
1 適用範囲
この規格は,主にアルミニウム合金ダイカストの製造に用いるアルミニウム合金溶湯の清浄度を試験す
る方法について規定する。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
試験片
試験に用いるために鋳造して得た短冊状鋳物。
2.2
観察片
試験片を破断して得た,介在物を観察するための破断面をもつ小片。
2.3
介在物
観察片の破断面に見られる,金属組織以外の物質。アルミニウム合金溶湯に含まれる,非金属物質,酸
化皮膜などを含む酸化物などがある。
2.4
K値
アルミニウム合金溶湯の清浄度を示す指標。
3 試験方法の概要
試験対象である溶湯の一部を柄しゃく(杓),小形るつぼなどを用いて採取し,試験片を鋳造する。凝固・
冷却後,試験片をプライヤ,ペンチなどを用いて小片に破断し,観察片を作製する。肉眼によって又は低
倍率の拡大鏡,ルーペなどを用いて,観察片の破断面中に検出される介在物の数を計測し,観察片1枚当
たりの平均の数を溶湯の清浄度(K値)として求める。
4 試験片採取用金型
試験片採取用金型は,次による。
a) 金型の形状 金型の形状は,図1図3による。湯口部の反対側に,ガス抜き部を設置してもよい。
キャビティ部の寸法は,表1による。金型の肉厚は,上金型及び下金型共に20 mm40 mmが望まし
――――― [JIS H 0523 pdf 3] ―――――
2
H 0523 : 2020
い。
b) 金型の表面 金型の表面は,フライス加工面,又は同等の表面粗度をもつ加工面とする。
c) 金型の材質 金型の材質は,試験片に急冷凝固組織が得やすく,かつ,金型としての使用に耐える金
属材料とし,アルミニウム合金,鋳鉄などを用いる。
d) 金型への突起付与 試験片を破断しやすくする目的で,Vノッチを試験片に付けるため,上金型に30
mm40 mmの間隔で突起を付けてもよいが,その高さは1.0 mm以下でなければならない。ただし,
下金型には突起を付けてはならない。
e) 金型の取っ手 上金型には,上金型を操作するための取っ手を付けることが望ましい。
取っ手 取っ手 キャビティ
湯口部
上金型 上金型 下金型
下金型
図1−試験片採取用金型組立図の例
単位 mm
図2−上金型の例
――――― [JIS H 0523 pdf 4] ―――――
3
H 0523 : 2020
表1−上金型のキャビティ部の寸法
単位 mm
箇所 寸法
A 240±1
B 36.0±0.1
C 6.0±0.1
箇所(AC)は,図2による。
単位 mm
図3−下金型の例
5 試験片の採取方法
溶湯からの試験片の採取は, 次による。試験片の形状の例を図4に示す。
図4−試験片の形状の例
a) 金型への塗型 溶湯と接する金型の部分には,溶損を防ぐために炭酸カルシウム,窒化ほう素などの
塗型を施すことが望ましい。
湯口部への塗型は,高温の溶湯が注がれるため,十分に厚くすることが望ましい。キャビティ部へ
の塗型は,試験片の凝固組織が粗くなって破断面の観察が困難にならないようにするため,かつ,金
型に溶湯が充できなくならないようにするため,溶損が生じない程度に,薄くすることが望ましい。
b) 金型の予熱及び金型温度 金型は,残存水分と溶湯との反応による水蒸気爆発を避けるため,使用開
――――― [JIS H 0523 pdf 5] ―――――
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JIS H 0523:2020の国際規格 ICS 分類一覧
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