JIS H 1061:2006 銅及び銅合金中のけい素定量方法

JIS H 1061:2006 規格概要

この規格 H1061は、銅及び銅合金(伸銅品,鋳物用銅地金及び銅鋳物)中のけい素定量方法について規定。

JISH1061 規格全文情報

規格番号
JIS H1061 
規格名称
銅及び銅合金中のけい素定量方法
規格名称英語訳
Methods for determination of silicon in copper and copper alloys
制定年月日
1989年2月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.120.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
金属分析 II 2019
改訂:履歴
1989-02-01 制定日, 1994-10-01 確認日, 1998-08-20 改正日, 2003-03-20 確認日, 2006-09-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS H 1061:2006 PDF [14]
                                                                                   H 1061 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本伸銅協会(JCBA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS H 1061 : 1998は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 1061 pdf 1] ―――――

H 1061 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 一般事項・・・・[1]
  •  4. 定量方法の区分・・・・[1]
  •  5. 二酸化けい素重量法・・・・[3]
  •  5.1 要旨・・・・[3]
  •  5.2 試薬・・・・[3]
  •  5.3 試料はかりとり量・・・・[4]
  •  5.4 操作・・・・[4]
  •  5.5 空試験・・・・[5]
  •  5.6 計算・・・・[5]
  •  6. モリブドけい酸青吸光光度法・・・・[5]
  •  6.1 要旨・・・・[5]
  •  6.2 試薬・・・・[5]
  •  6.3 試料はかりとり量・・・・[5]
  •  6.4 操作・・・・[6]
  •  6.5 空試験・・・・[6]
  •  6.6 検量線の作成・・・・[6]
  •  6.7 計算・・・・[6]
  •  7. 原子吸光法・・・・[7]
  •  7.1 要旨・・・・[7]
  •  7.2 試薬・・・・[7]
  •  7.3 試料はかりとり量・・・・[7]
  •  7.4 操作・・・・[7]
  •  7.5 空試験・・・・[8]
  •  7.6 検量線の作成・・・・[8]
  •  7.7 計算・・・・[8]
  •  8. ICP発光分光法・・・・[9]
  •  8.1 要旨・・・・[9]
  •  8.2 試薬・・・・[9]
  •  8.3 試料はかりとり量・・・・[9]
  •  8.4 操作・・・・[9]
  •  8.5 空試験・・・・[10]
  •  8.6 検量線の作成・・・・[10]
  •  8.7 計算・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS H 1061 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
H 1061 : 2006

銅及び銅合金中のけい素定量方法

Methods for determination of silicon in copper and copper alloys

1. 適用範囲

 この規格は,銅及び銅合金(伸銅品,鋳物用銅地金及び銅鋳物)中のけい素定量方法につ
いて規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。この引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 1012 銅及び銅合金の分析方法通則

3. 一般事項

 分析方法に共通な一般事項は,JIS H 1012による。
なお,モリブドけい酸青吸光光度法 [4. b) ] 及びICP発光分光法 [4. d) ] に使用する水は,蒸留法によ
って精製した水とする。

4. 定量方法の区分

 けい素の定量方法は,次のいずれかによる。
なお,銅及び銅合金の日本工業規格(日本産業規格)に規定する種類の合金番号,又は種類の記号ごとの,適用定量方法
は,表1による。
a) 二酸化けい素重量法 この方法は,けい素含有率0.1 %(質量分率)以上5.0 %(質量分率)以下の
試料に適用する。
b) モリブドけい酸青吸光光度法 この方法は,けい素含有率0.002 %(質量分率)以上0.20 %(質量分
率)以下の試料に適用する。
c) 原子吸光法 この方法は,けい素含有率0.2 %(質量分率)以上5.0 %(質量分率)以下の試料に適
用する。
d) CP発光分光法 この方法は,けい素含有率0.002 %(質量分率)以上5.0 %(質量分率)以下の試
料に適用する。

――――― [JIS H 1061 pdf 3] ―――――

2
H 1061 : 2006
表 1 適用定量方法
種類の合金 対応規格 定量方法
番号 番号 二酸化けい素重量法 モリブドけい酸青吸光光度法 原子吸光法 ICP発光分光法
又は種類記 (参考)

C6711 JIS H 3100 ○(1) ○(2) ○(3) ○(2)
C6712 JIS H 3100 ○(1) ○(2) ○(3) ○(2)
C6871 JIS H 3300 ○ − ○ ○
CACIn 301 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 302 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 303 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 304 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 401 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 402 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 403 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 406 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 407 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 502 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 503 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 602 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 603 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 604 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 605 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 801 JISH 2202 ○ − ○ ○
CACIn 802 JISH 2202 ○ − ○ ○
CACIn 803 JISH 2202 ○ − ○ ○
CACIn 804 JISH 2202 ○ − ○ ○
CACIn 901 JISH 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 902 JIS H 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 903 JIS H 2202 − ○(2) − ○(2)
CACIn 911 JIS H 2202 − ○(2) − ○(2)
CAC301 JIS H 5120 − ○(2) − ○(2)
CAC301C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC302 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC302C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC303 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC303C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC304 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC304C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC401 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC401C JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC402 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC402C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC403 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC403C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC406 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC406C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC407 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC407C JIS H 5121 − ○(2) − ○(2)

――――― [JIS H 1061 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
H 1061 : 2006
表 1 適用定量方法(続き)
種類の合金 対応規格 定量方法
番号 番号 二酸化けい素重量法 モリブドけい酸青吸光光度法 原子吸光法 ICP発光分光法
又は種類記 (参考)

CAC502A JIS H 5120 − ○(2) − ○(2)
CAC502B JIS H 5120 − ○(2) − ○(2)
CAC502C JIS H 5121 − ○(2) − ○(2)
CAC503A JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC503B JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC503C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC602 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC603 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC603C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC604 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC604C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC605 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC605C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC801 JISH5120 ○ − ○ ○
CAC802 JISH5120 ○ − ○ ○
CAC803 JISH5120 ○ − ○ ○
CAC804 JISH5120 ○ − ○ ○
CAC804C JISH5121 ○ − ○ ○
CAC901 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC901C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC902 JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC902C JISH5121 − ○(2) − ○(2)
CAC903B JISH5120 − ○(2) − ○(2)
CAC903C JIS H 5121 − ○(2) − ○(2)
CAC911 JIS H 5120 − ○(2) − ○(2)
CAC911C JIS H 5121 − ○(2) − ○(2)
注(1) けい素含有率0.1 %(質量分率)未満の試料には用いない。
(2) けい素含有率0.002 %(質量分率)未満の試料には用いない。
(3) けい素含有率0.2 %(質量分率)未満の試料には用いない。

5. 二酸化けい素重量法

5.1 要旨

 試料を硝酸と硫酸との混酸で分解した後,加熱して濃縮し,硫酸の白煙を発生させて,けい
素を不溶性二酸化けい素とし,こし分ける。沈殿を強熱して恒量とした後,その質量をはかる。ふっ化水
素酸を加え,加熱して二酸化けい素を四ふっ化けい素として揮散させ,強熱して恒量とした後,その質量
をはかる。

5.2 試薬

 試薬は,次による。
a) 塩酸(1+10)
b) 硝酸(1+1)
c) 過塩素酸
d) ふっ化水素酸

――――― [JIS H 1061 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS H 1061:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS H 1061:2006の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISH1012:2001
銅及び銅合金の分析方法通則