この規格ページの目次
JIS H 2221:2006 規格概要
この規格 H2221は、砂型鋳物,金型鋳物,精密鋳物などに用いるマグネシウム合金地金について規定。
JISH2221 規格全文情報
- 規格番号
- JIS H2221
- 規格名称
- 鋳物用マグネシウム合金地金
- 規格名称英語訳
- Magnesium alloy ingots for castings
- 制定年月日
- 1961年11月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 16220:2005(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 77.150.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 非鉄 2021
- 改訂:履歴
- 1961-11-01 制定日, 1965-02-01 確認日, 1968-04-01 確認日, 1971-05-01 確認日, 1974-09-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-02-01 確認日, 1984-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1992-07-01 改正日, 2000-06-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2006-08-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS H 2221:2006 PDF [8]
H 2221 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本マグネシウム
協会(JMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 2221:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 16220:2005,Magnesium and
magnesium alloys−Magnesium alloy ingots and castingsを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願
に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特
許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責
任はもたない。
JIS H 2221には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS H 2221 pdf 1] ―――――
H 2221 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 種類及び記号・・・・[1]
- 4. 品質・・・・[2]
- 5. 分析試験・・・・[3]
- 6. 検査・・・・[3]
- 7. 表示・・・・[3]
- 8. 報告・・・・[3]
- 附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[4]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS H 2221 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
H 2221 : 2006
鋳物用マグネシウム合金地金
Magnesium alloy ingots for castings
序文
この規格は,2005年に第2版として発行されたISO 16220,Magnesium and magnesium alloys−
Magnesium alloy ingots and castingsを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応
国際規格には規定されていない合金種類及び分析方法を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,砂型鋳物,金型鋳物,精密鋳物などに用いるマグネシウム合金地金(以下,
地金という。)について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 16220:2005,Magnesium and magnesium alloys−Magnesium alloy ingots and castings (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 1332 マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法
JIS H 1333 マグネシウム及びマグネシウム合金中の亜鉛定量方法
JIS H 1334 マグネシウム及びマグネシウム合金中のマンガン定量方法
JIS H 1335 マグネシウム及びマグネシウム合金中のけい素定量方法
JIS H 1336 マグネシウム及びマグネシウム合金中の銅定量方法
JIS H 1337 マグネシウム及びマグネシウム合金中のニッケル定量方法
JIS H 1338 マグネシウム及びマグネシウム合金中の鉄定量方法
JIS H 1340 マグネシウム合金中のジルコニウム定量方法
JIS H 1345 マグネシウム合金中の希土類定量方法
3. 種類及び記号
地金の種類及び記号は,表1による。
――――― [JIS H 2221 pdf 3] ―――――
2
H 2221 : 2006
表 1 種類及び記号
種類 記号 参考
ISO相当合金 ASTM相当合金 合金系
地金2種C MCI2C MgAl9Zn1(B) AZ91C Mg-Al-Zn系
地金2種E MCI2E MgAl9Zn1(A) AZ91E Mg-Al-Zn系
地金5種 MCI5 − AM100A Mg-Al-Mn系
地金6種 MCI6 − ZK51A Mg-Zn-Zr系
地金7種 MCI7 − ZK61A Mg-Zn-Zr系
地金8種 MCI8 MgRE3Zn2Zr EZ33A Mg-RE-Zn-Zr系
地金9種 MCI9 MgAg2RE2Zr QE22A Mg-Ag-RE-Zr系
地金10種 MCI10 MgZn4RE1Zr ZE41A Mg-Zn-RE-Zr系
地金11種 MCI11 MgZn6Cu3Mn ZC63A Mg-Zn-Cu-Mn系
地金12種 MCI12 MgY4RE3Zr WE43A Mg-Y-RE-Zr系
地金13種 MCI13 MgY5RE4Zr WE54A Mg-Y-RE-Zr系
地金14種 MCI14 MgRE2Ag1Zr EQ21A Mg-RE-Ag-Zr系
4. 品質
地金の品質は,次による。
a) 地金は,使用上有害な表面の汚れ,異物などを含んではならない。
b) 化学成分は,表2による。
表 2 化学成分
種類 記号 化学成分 %(質量分率)
Mg Al Zn Zr Mn RE Y Ag Si Cu Ni Fe その他
(1) 個々
地金2種C MCI2C 残部 8.3 0.45 − 0.15 − − − 0.20 0.08 0.010 0.03 0.05
9.2 0.9 0.35 以下 以下 以下 以下 以下
地金2種E MCI2E 残部 8.3 0.45 − 0.17 − − − 0.20 0.015 0.00100.004 0.01
9.2 0.9 0.50 以下 以下 以下 以下 以下
地金5種 MCI5 残部 9.4 0.2 − 0.13 − − − 0.20 0.08 0.010 − 0.01
10.6 以下 0.35 以下 以下 以下 以下
地金6種 MCI6 残部 − 3.8 0.3 − − − − 0.01 0.03 0.010 − 0.01
5.3 1.0 以下 以下 以下 以下
地金7種 MCI7 残部 − 5.7 0.3 − − − − 0.01 0.03 0.010 − 0.01
6.3 1.0 以下 以下 以下 以下
地金8種 MCI8 残部 − 2.0 0.3 0.15 2.6 − − 0.01 0.03 0.010 0.01 0.01
3.0 1.0 以下 3.9 以下 以下 以下 以下 以下
地金9種 MCI9 残部 − 0.2 0.3 0.15 1.9 − 2.0 0.01 0.03 0.010 0.01 0.01
以下 1.0 以下 2.4 3.0 以下 以下 以下 以下 以下
地金10種 MCI10 残部 − 3.7 0.3 0.15 1.0 − − 0.01 0.03 0.010 0.01 0.01
4.8 1.0 以下 1.75 以下 以下 以下 以下 以下
地金11種 MCI11 残部 − 5.5 − 0.25 − − − 0.20 2.4 0.001 0.05 0.01
6.5 0.75 以下 3.0 以下 以下 以下
地金12種 MCI12 残部 − 0.20 0.3 0.15 2.4 3.7 − 0.01 0.03 0.005 0.01 0.01
以下 1.0 以下 4.4 4.3 以下 以下 以下 以下 以下
地金13種 MCI13 残部 − 0.20 0.3 0.15 1.5 4.75 − 0.01 0.03 0.005 0.01 0.01
以下 1.0 以下 4.0 5.5 以下 以下 以下 以下 以下
――――― [JIS H 2221 pdf 4] ―――――
3
H 2221 : 2006
表 2 化学成分(続き)
種類 記号 化学成分 %(質量分率)
Mg Al Zn Zr Mn RE Y Ag Si Cu Ni Fe その他
(1) 個々
地金14種 MCI14 残部 − 0.2 0.3 0.15 1.5 − 1.3 0.01 0.05 0.005 0.01 0.01以
以下 1.0 以下 3.0 1.7 以下 0.10 以下 以下 下
注(1) Eは,イットリウム(Y)を除く希土類元素である。
備考1. この表に規定する以外の有害な不純物があると認められるときは,受渡当事者間の協定によってその不純物の
許容限度を規定することができる。ただし,規定値は0.01%(質量分率)を超えてはならない。
2. 地金8種及び地金10種のREは,主としてセリウム(Ce)である。
3. 地金9種及び地金14種のREは,ネオジム(Nd)が70 %(質量分率)以上,残りの大部分はプラセオジム(Pr)
からなるジジミウムである。
4. 地金12種及び地金13種のREは,主としてネオジム(Nd)と重希土類である。また,リチウム(Li)の含有率
は,0.20 %(質量分率)以下とする。
5. 分析試験
化学成分の分析試験は,次による。
JIS H 1332,JIS H 1333,JIS H 1334,JIS H 1335,JIS H 1336,JIS H 1337,JIS H 1338,JIS H 1340,
JIS H 1345
なお,Ag及びその他の不純物の分析試験において,該当する日本工業規格(日本産業規格)がない場合は,受渡当事者間
の協定による。
6. 検査
検査は,次による。
a) 一般事項は,JIS H 0321による。
b) 分析試験に必要な試料を採取する方法は,受渡当事者間の協定による。
c) 地金は,外観を検査するとともに,5.によって試験を行い,4.の規定に適合したものを合格とする。
7. 表示
地金には,送り状又は1包装ごとに貼付ラベルなど適切な方法によって,次の事項を表示する。
a) 規格番号及び種類又はその記号
例1. JIS H 2221 MCI2C
b) 溶解番号
c) 製造業者名又はその略号
8. 報告
製造業者は,注文者からの要求がある場合は,分析試験の結果を提出しなければならない。
――――― [JIS H 2221 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS H 2221:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 16220:2005(MOD)
JIS H 2221:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS H 2221:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH0321:1973
- 非鉄金属材料の検査通則
- JISH1332:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法
- JISH1333:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中の亜鉛定量方法
- JISH1334:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中のマンガン定量方法
- JISH1335:1998
- マグネシウム及びマグネシウム合金中のけい素定量方法
- JISH1336:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中の銅定量方法
- JISH1337:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中のニッケル定量方法
- JISH1338:1999
- マグネシウム及びマグネシウム合金中の鉄定量方法
- JISH1340:1998
- マグネシウム合金中のジルコニウム定量方法
- JISH1345:1998
- マグネシウム合金中の希土類定量方法