JIS H 3140:2018 銅ブスバー

JIS H 3140:2018 規格概要

この規格 H3140は、展伸加工した銅ブスバーについて規定。

JISH3140 規格全文情報

規格番号
JIS H3140 
規格名称
銅ブスバー
規格名称英語訳
Copper bus bars
制定年月日
1977年5月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.150.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
非鉄 2021
改訂:履歴
1977-05-01 制定日, 1980-06-01 確認日, 1981-01-15 改正日, 1986-03-01 改正日, 1992-07-01 改正日, 1999-11-20 確認日, 2006-02-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2012-10-22 改正日, 2018-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS H 3140:2018 PDF [9]
                                                                                   H 3140 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 名称,合金番号及び種類の記号・・・・[1]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 化学成分・・・・[2]
  •  5.3 機械的性質・・・・[2]
  •  5.4 導電率・・・・[3]
  •  5.5 水素ぜい性・・・・[3]
  •  6 寸法及びその許容差並びに曲がりの許容値・・・・[3]
  •  6.1 寸法・・・・[3]
  •  6.2 寸法の許容差・・・・[3]
  •  6.3 曲がりの許容値・・・・[4]
  •  7 縁部の形状・・・・[4]
  •  8 試験・・・・[5]
  •  8.1 分析試験・・・・[5]
  •  8.2 引張試験・・・・[5]
  •  8.3 曲げ試験・・・・[5]
  •  8.4 導電率試験・・・・[5]
  •  8.5 水素ぜい化試験・・・・[5]
  •  9 検査・・・・[5]
  •  10 表示・・・・[6]
  •  11 報告・・・・[6]
  •  附属書A(参考)ブスバーの代表寸法・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 3140 pdf 1] ―――――

H 3140 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
伸銅協会(JCBA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS H 3140:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年3月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS H 3140:2012によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS H 3140 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
H 3140 : 2018

銅ブスバー

Copper bus bars

1 適用範囲

  この規格は,展伸加工した銅ブスバー(以下,ブスバーという。)について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 0500 伸銅品用語
JIS H 0505 非鉄金属材料の体積抵抗率及び導電率測定方法
JIS H 1051 銅及び銅合金中の銅定量方法
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS H 0500による。
3.1
無酸素銅
銅含有率99.96 %以上で,かつ,5.5に規定する品質(水素ぜい性)を満足する銅。
注記 酸素を含む銅は,400 ℃以上の高温で水素ぜい化する性質をもっている。この性質を利用して,
水素ぜい化試験によって銅に含まれる酸素の有無が判定できる。
3.2
渦電流式導電率計
金属の導電率が,近接する交流磁場によって生じる金属中の渦電流の大きさ及び分布と相関があること
を利用して,導電率を測定する装置。

4 名称,合金番号及び種類の記号

  ブスバーの名称,合金番号及び種類の記号は,表1による。表1の種類の記号の後に質別を示す記号を
付けて製品記号とする(表3及び表4参照)。

――――― [JIS H 3140 pdf 3] ―――――

2
H 3140 : 2018
表1−ブスバーの名称,合金番号及び種類の記号
名称 合金番号 種類の記号 特色及び用途例
(参考)
無酸素銅 C 1020 C 1020 BB 電気の導電性が優れている。還元性雰囲気中で高温に
加熱しても水素ぜい化を起こすおそれがない。
各種導体,スイッチバーなどに用いる。
タフピッチ銅 C 1100 C 1100 BB 電気の導電性が優れている。
各種導体,スイッチバーなどに用いる。

5 品質

5.1 外観

  ブスバーの外観は,仕上げが良好かつ均一で,使用上有害な欠陥があってはならない。使用上有害な欠
陥の基準は,製造業者の判断による。ただし,特に要求がある場合は,欠陥の基準は受渡当事者間の協定
による。

5.2 化学成分

  ブスバーは,8.1によって試験を行い,その化学成分は,表2による。
表2−ブスバーの化学成分
単位 %
合金番号 Cu
C 1020 99.96以上
C 1100 99.90以上

5.3 機械的性質

  ブスバーは,8.2及び8.3によって試験を行い,その機械的性質は,表3による。ただし,曲げ試験は,
注文者の要求のある場合に適用し,曲げた部分の外側に割れを生じてはならない。この場合,割れの判定
の対象にしない端部からの距離は,製造業者の判断による。ただし,特に要求がある場合は,判定の対象
にしない端部からの距離は受渡当事者間の協定による。
表3−ブスバーの機械的性質
合金 質別 製品記号 引張試験 曲げ試験a)
番号 厚さの区分 引張強さb) 伸びb) 厚さの区分 曲げ 内側半径
mm N/mm2 % mm 角度
C 1020 O C 1020 BB-O 2.0以上30以下 195以上 35以上 2.0以上15以下 180° 厚さの0.5倍
C 1100 C 1100 BB-O 15を超え30以下 − −
1/4H
C 1020 BB-1/4H2.0以上30以下 215275 25以上 2.0以上15以下 180° 厚さの1倍
C 1100 BB-1/4H 15を超え30以下 − −
1/2H
C 1020 BB-1/2H2.0以上20以下 245315 15以上 2.0以上15以下 90° 厚さの1.5倍
C 1100 BB-1/2H 15を超え20以下 − −
H C 1020 BB-H 2.0以上10以下 275以上 − 2.0以上10以下 − −
C 1100 BB-H
注記 1 N/mm2=1 MPa
注a) 曲げ試験の試験条件を示す。
b) 数値は,整数値に丸める。

――――― [JIS H 3140 pdf 4] ―――――

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H 3140 : 2018

5.4 導電率

  ブスバーは,8.4によって試験を行い,その導電率は,表4による。
表4−ブスバーの導電率
合金番号 質別 製品記号 厚さの区分 導電率(20 ℃)
mm %IACS a) )
C 1020 O C 1020 BB-O 2.0以上 30以下 100以上
C 1100 C 1100 BB-O
1/4H
C 1020 BB-1/4H2.0以上 30以下 98以上
C 1100 BB-1/4H
1/2H
C 1020 BB-1/2H2.0以上 20以下 98以上
C 1100 BB-1/2H
H C 1020 BB-H 2.0以上 10以下 97以上
C 1100 BB-H
注a) ACSとは,国際的に採択された焼鈍標準軟銅をいい,その導電率を
100 %IACSと規定している。
b) 数値は,整数値に丸める。

5.5 水素ぜい性

  合金番号C 1020のブスバーは,8.5によって試験を行い,その水素ぜい性は,次のいずれかによる。
a) 8.5.1の水素ぜい化曲げ試験を行ったとき,曲げた部分の外側に割れが生じてはならない。
b) 8.5.2の水素ぜい化顕微鏡試験を行ったとき,結晶粒界に水素ぜい化特有の多数の気泡又は粒界分離を
示す組織が生じてはならない。

6 寸法及びその許容差並びに曲がりの許容値

6.1 寸法

  ブスバーの厚さは2.030 mm,幅は300 mm以下とする。長さは指定がない限り,5 000 mmとする。
なお,ブスバーの代表寸法を,附属書Aに示す。

6.2 寸法の許容差

  ブスバーの寸法の許容差は,次による。
a) 厚さ及び幅の許容差 ブスバーの厚さ及び幅の許容差は,表5による。
表5−ブスバーの厚さ及び幅の許容差
単位 mm
厚さの区分 厚さの許容差 幅の許容差
幅の区分 幅の区分
200を超え 100を超え
200以下 300以下 100以下 300以下
2.0以上 3.2以下 ±0.08 − ±0.8 −
3.2を超え 5.0以下 ±0.10 − ±1.0 ±1 % a)
5.0を超え 8.0以下 ±0.12 ±0.13
8.0を超え 12以下 ±0.15 ±0.18
12を超え 20以下 ±0.20 ±0.23
20を超え 30以下 ±1.2 % b)±1.3 % b)
注a) 百分率表示は,幅に対する割合を示す。
b) 百分率表示は,厚さに対する割合を示す。

――――― [JIS H 3140 pdf 5] ―――――

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JIS H 3140:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS H 3140:2018の関連規格と引用規格一覧