JIS K 0410-3-8:2000 水質―サンプリング―第8部:湿性沈着のサンプリングの指針

JIS K 0410-3-8:2000 規格概要

この規格 K0410-3-8は、湿性沈着の質のサンプリングに関するサンプリング計画の策定,装置及び技術の選択に関する指針を示す。

JISK0410-3-8 規格全文情報

規格番号
JIS K0410-3-8 
規格名称
水質―サンプリング―第8部 : 湿性沈着のサンプリングの指針
規格名称英語訳
Water quality -- Sampling -- Part 8:Guidance on the sampling of wet deposition
制定年月日
2000年8月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 5667-8:1993(IDT)
国際規格分類

ICS

13.060.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-08-20 制定日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 0410-3-8:2000 PDF [15]
K 0410-3-8: 2000 (ISO 5667-8: 1993)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
JIS K 0410-3-8には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 湿性沈着のサンプリング
JIS K 0410シリーズは,次に示す各部からなる。
JIS K 0410-3-1 水質−サンプリング−第1部 : サンプリング計画策定の指針
JIS K 0410-3-2 水質−サンプリング−第2部 : サンプリング技術の指針
JIS K 0410-3-3 水質−サンプリング−第3部 : 試料の保存及び取扱いの指針
JIS K 0410-3-4 水質−サンプリング−第4部 : 天然及び人造湖からのサンプリングの指針
JIS K 0410-3-6 水質−サンプリング−第6部 : 河川水のサンプリングの指針
JIS K 0410-3-7 水質−サンプリング−第7部 : ボイラ施設の水及び蒸気のサンプリング方法の指針
JIS K 0410-3-8 水質−サンプリング−第8部 : 湿性沈着のサンプリングの指針
JIS K 0410-3-9 水質−サンプリング−第9部 : 海水のサンプリングの指針
JIS K 0410-3-10 水質−サンプリング−第10部 : 廃水のサンプリングの指針
JIS K 0410-3-11 水質−サンプリング−第11部 : 地下水のサンプリングの指針
JIS K 0410-3-12 水質−サンプリング−第12部 : 底質のサンプリングの指針
原国際規格のISO 5667シリ−ズには,第1部第12部連続で各部が規定されているが,この中のISO
5667-5 : 1991は,飲料水及び食品,清涼飲料水加工処理用水のサンプリングの指針となっており,日本工
業規格の制定は行っていない。

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――――― [JIS K 0410-3-8 pdf 1] ―――――

                                                                 K 0410-3-8: 2000 (ISO 5667-8: 1993)

pdf 目次

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 対象成分・・・・[2]
  •  4.1 主成分・・・・[2]
  •  4.2 こん跡量の無機及び有機化合物・・・・[2]
  •  5. サンプリング装置,貯蔵及び保存・・・・[2]
  •  5.1 試料容器・・・・[2]
  •  5.2 試料容器による汚染・・・・[3]
  •  5.3 試料容器による吸着・・・・[3]
  •  5.4 試料の移し換え・・・・[3]
  •  5.5 試料の輸送・・・・[3]
  •  5.6 試料の貯蔵・・・・[3]
  •  5.7 試料の保存・・・・[3]
  •  5.8 サブサンプリング・・・・[3]
  •  5.9 現地測定・・・・[4]
  •  6. サンプリング技術・・・・[4]
  •  6.1 試料の体積・・・・[4]
  •  6.2 有機物質・・・・[4]
  •  6.3 物理的測定項目及び無機化合物・・・・[4]
  •  6.4 試料の捕集・・・・[4]
  •  6.5 サンプラー・・・・[5]
  •  7. サンプリング場所・・・・[5]
  •  7.1 一般的考察・・・・[5]
  •  7.2 現場設定基・・・・[5]
  •  7.3 測定局の密度・・・・[8]
  •  7.4 気象学的状況との関係・・・・[8]
  •  8. サンプリングの時期及び頻度・・・・[8]
  •  8.1 あらしの解析・・・・[8]
  •  8.1.1 イベントサンプリング・・・・[8]
  •  8.1.2 逐次サンプリング・・・・[8]
  •  8.1.3 指向性サンプリング・・・・[8]
  •  8.1.4 連続サンプリング・・・・[8]
  •  8.2 年サイクル・・・・[8]
  •  8.3 傾向・・・・[9]

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K 0410-3-8: 2000 (ISO 5667-8: 1993)目次
  •  9. 試験結果の表現・・・・[9]
  •  10. サンプリングの質の管理及びサンプリング計画・・・・[9]
  •  10.1 品質の管理・・・・[9]
  •  10.2 サンプリング計画書・・・・[10]
  •  11. サンプリングの安全・・・・[10]
  •  11.1 一般安全対策・・・・[10]
  •  11.2 化学薬品取扱時の安全対策・・・・[10]
  •  附属書A(参考) 湿性沈着のサンプリング・・・・[11]

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――――― [JIS K 0410-3-8 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 0410-3-8: 2000
(ISO 5667-8: 1993)

水質−サンプリング−第8部 : 湿性沈着のサンプリングの指針

Water quality−Sampling− Part 8 : Guidance on the sampling of wet deposition

序文

 この規格は,1993年に第1版として発行されたISO 5667-8,Water quality−Sampling−Part 8 : Guidance
on the sampling of wet depositionを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。

1. 適用範囲

− この規格は,湿性沈着の質のサンプリングに関するサンプリング計画の策定,装置及び技術の選択に
関する指針を示す。雨量の測定については触れない。
− この規格は,乾性沈着又はもや (mist),霧 (fog),雲水のような別の種類の湿性沈着は,その測定がま
だ研究段階にあるので対象としない。しかし,その重要性については,ときにはその負荷が降水と同
等又はそれを超えることがあるという研究結果からも注目することが望ましい。したがって,降水デ
ータだけで全負荷の計算ができることはまれである。
− 主な目的を1.1及び1.2に要約する。
1.1 地域排出の規制 湿性沈着による特定の生態系への負荷(すなわち,質量・面積・時間)の決定に
は,点又は面発生源からの汚染物質の排出,変質及び輸送についての情報が必要である。この情報は遠隔
及び地域排出源からの相対負荷の評価とともに,汚染物質の生態系への影響の研究と相まって,妥当な排
出規制の設定に用いることができる。
1.2 大気中汚染物質 (airborne pollutants) の長距離輸送 地域的規模の降水組成の時間的,空間的変化
の測定には,選定した測定局が代表的なものであり,地域の点又は面汚染源から離れていることが必要で
ある。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 5667-8 : 1993 Water quality−Sampling−Part 8 : Guidance on the sampling of wet deposition

――――― [JIS K 0410-3-8 pdf 4] ―――――

2
K 0410-3-8: 2000 (ISO 5667-8: 1993)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0410-3-1 水質−サンプリング−第1部 : サンプリング計画策定の指針
備考 ISO 5667-1 : 1980, Water quality−Sampling−Part 1 : Guidance on the design of sampling
programmesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 5667-3 : 1985 Water quality−Sampling−Part 3 : Guidance on the preservation and handling of samples
参考 現在はISO 5667-3 : 1994が発行されている。
JIS K 0410-3-3 水質−サンプリング−第3部 : 試料の保存及び取扱の指針が,ISO 5667-3 : 1994,
Water quality−Sampling−Part 3 : Guidance on the preservation and handling of samplesが,こ
の規格と一致している。

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 湿性沈差 (wet deposition) 液体(雨)又は固体(雪・氷)として大気中から落ちてきた水。
備考 寒冷地では,冬の降水は通常凍結又は固形物の状態である。降水は水のほか液体の汚染物質を
含むことがある。雪のサンプリングの困難さ(6.4.2参照)は別として,結果の解釈において考
慮する要因がほかにもある。
3.2 乾性沈着 (dry deposition)乾性沈着は,水以外のすべての粒子状,液状又は気体状化合物及び粒
子状物質の重力及び乱流過程による沈着である。
41. 対象成分

4.1 主成分

 現在使用中の降水監視網 (precipitation monitoring network) の大部分は,主要なイオン類及
び栄養塩類をpH,酸度及び電気伝導率などの他の項目と一緒に測定するように設計されている。

4.2 こん跡量の無機及び有機化合物

− 各種燃料の燃焼及び産業活動の結果,放射性物質を含めて多数のこん跡量の無機化合物が大気中に放
出される。多くのこん跡量の金属が飛散灰粒子に吸着され,これらは容易に降水によって除去され,
又は重力沈降によって地上に沈着する。
− こん跡量の有機化合物は,その多くが水生生物に対して有毒である点で重要である。沈着速度は緩慢
であるが,過程は連続的であり,時間とともにかなりの蓄積を招くことになる。大気輸送もまた環境
中の有機汚染物質の分布に対する重要な経路である。大気中のこん跡量の元素が雨滴生成の適当な核
になりうる場合には(物質は粒子又は細かいエ−ロゾルの形である。),大気中に分布する粒子及び蒸
気が降水によって除去される場合と同様にこれらの湿式除去が起こる。

5. サンプリング装置,貯蔵及び保存

 試料の貯蔵及び保存に関する詳細は,ISO 5667-3を参照するとよ
い。こん跡量の金属及び有機化合物は降水中に極めて微量存在するので,これらの試料を取り扱うときは
汚染を避けるため最大限の注意を払うことが望ましい。

5.1 試料容器

 試料の分析に当たる試験室は,試料の採取,貯蔵及び輸送に用いる容器の種類の選定に
ついて相談を受けることが望ましい。

――――― [JIS K 0410-3-8 pdf 5] ―――――

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  • ISO 5667-8:1993(IDT)

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