この規格ページの目次
JIS K 2275-4:2015 規格概要
この規格 K2275-4は、原油中の体積分率0.05~2.0%の水分を水素化物反応法によって求める方法について規定。石油製品でも測定できるが,精度については適用しない。水分の範囲が体積分率0.05~2.0%以外の原油も測定できるが,精度は適用しない。
JISK2275-4 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K2275-4
- 規格名称
- 原油及び石油製品―水分の求め方―第4部 : 水素化物反応法
- 規格名称英語訳
- Crude petroleum and petroleum products -- Determination of water -- Part 4:Hydride reaction method
- 制定年月日
- 2015年10月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2015-10-20 制定
- ページ
- JIS K 2275-4:2015 PDF [14]
K 2275-4 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 試験の原理・・・・[2]
- 4 試薬及び材料・・・・[2]
- 5 試験器・・・・[2]
- 6 試料の採取方法及び調製方法・・・・[4]
- 7 試験の手順・・・・[4]
- 8 計算方法・・・・[6]
- 9 結果の表し方・・・・[6]
- 10 精度・・・・[7]
- 11 試験結果の報告・・・・[8]
- 附属書JA(参考)試験方法の種類・・・・[9]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 2275-4 pdf 1] ―――――
K 2275-4 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,石油連盟(PAJ)から,工業標準原案を具し
て日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定し
た日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS K 2275:1996は廃止され,その一部を分割して制定したこの規
格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 2275の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 2275-1 第1部 : 蒸留法
JIS K 2275-2 第2部 : カールフィッシャー式容量滴定法
JIS K 2275-3 第3部 : カールフィッシャー式電量滴定法
JIS K 2275-4 第4部 : 水素化物反応法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 2275-4 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 2275-4 : 2015
原油及び石油製品−水分の求め方−第4部 : 水素化物反応法
Crude petroleum and petroleum products-Determination of water- Part 4: Hydride reaction method
序文
この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 9114を基とし,国内の実情に合わせるため,技術
的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,原油中の体積分率0.052.0 %の水分を水素化物反応法によって求める方法について規定す
る。この規格は,石油製品でも測定できるが,精度については適用しない。また,水分の範囲が体積分率
0.052.0 %以外の原油も測定できるが,精度は適用しない。
注記1 この規格群には,附属書JAに示す試験方法がある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9114:1997,Crude petroleum−Determination of water content by hydride reaction−Field
method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格は,危険な試薬,操作及び試験器を用いることがあるが,安全な使用方法を全てに規
定しているわけではないので,この試験方法の使用者は,試験に先立って,適切な安全上及び
健康上の禁止事項を決めておかなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 2203 灯油
JIS K 2251 原油及び石油製品−試料採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 3170,Petroleum liquids−Manual sampling(MOD)
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
――――― [JIS K 2275-4 pdf 3] ―――――
2
K 2275-4 : 2015
JIS K 8891 メタノール(試薬)
JIS K 9701 へプタン(試薬)
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8402-6 測定方法及び測定結果の精確さ(真度及び精度)−第6部 : 精確さに関する値の実用的
な使い方
ISO 3171,Petroleum liquids−Automatic pipeline sampling
3 試験の原理
試料20 mLを反応フラスコにとり,水素化カルシウムを加え,試料中の水と水素化カルシウムとが反応
して発生した水素ガスをガスビュレットに捕集する。試料中の水と水素化カルシウムとの反応式を次に示
す。
CaH2+2H2O → Ca(OH)2+2H2 ↑
試料中の水分は,水素ガスの体積を水分の体積分率%に換算したガスビュレットの目盛の読取値から求
める。
4 試薬及び材料
試薬及び材料は,次による。
4.1 試薬カプセル 粉末状の水素化カルシウム0.60.7 gを,試薬カプセル投入コックの装着穴に入る寸
法のカプセルに入れたもの。
4.2 水準液 灯油又は軽油。ガスビュレット及び水準瓶内の液面調節に用いる。
4.3 反応促進剤 水と水素化カルシウムとの反応に促進作用があるもの。ジオクチルスルホこはく酸ナ
トリウムが適切である。
注記 試薬カプセル及び反応促進剤は,水素化物反応法試験器の附属品として市販されている。
4.4 希釈剤 JIS K 2203に規定する灯油,又は揮発分及び水を含まない炭化水素。
4.5 アセトン JIS K 8034に規定するアセトン。
4.6 エタノール JIS K 8101及びJIS K 8102に規定するエタノール。
4.7 メタノール JIS K 8891に規定するメタノール。
4.8 ヘプタン JIS K 9701に規定するヘプタン。
5 試験器
試験器は,次の5.15.4からなる。水素化物反応法水分試験器の例を図1に示す。
――――― [JIS K 2275-4 pdf 4] ―――――
3
K 2275-4 : 2015
1 反応フラスコ
2 ガスビュレット
3 三方コック
4 試薬カプセル投入コック
5 水準瓶
図1−水素化物反応法水分試験器の例
5.1 反応フラスコ 容量100 mLで10 mL,20 mL及び40 mLに対応する3か所に標線を付けたもの。
5.2 試薬カプセル投入コック 四ふっ化エチレンなど炭化水素及び水素を通さない素材のもので,水素
化カルシウム入り試薬カプセルの装着穴を備え,コックの回転によって水素化カルシウムを反応フラスコ
へ投下できる構造のもの。反応フラスコの栓に取り付けて使用する。試薬カプセル投入コックの例を図2
に示す。
a) カプセル装着位置 b) カプセル投下位置
図2−試薬カプセル投入コックの例
5.3 ガスビュレット 目盛部に,01.00 %まで目量0.01 %ごとに目盛を付けたもの。
なお,目盛は,0 %を基準にして水分が体積分率1.00 %を含む試料20 mLが水素化カルシウムと反応し
て発生する水素ガス量(20 ℃,101.3 kPa)と同体積の位置を1.00 %目盛とする。また,ガスビュレット
には三方コックを接続し,三方コックと試薬カプセル投入コックとを耐炭化水素性の自由に曲がるプラス
チックチューブで接続する。三方コックの例を,図3に示す。
――――― [JIS K 2275-4 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6