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JIS K 4832:2018 規格概要
この規格 K4832は、火薬庫及び庫外貯蔵所に設ける火薬類取締法施行規則で定める扉,錠,金網及び自動警報装置の細部に対する要求事項について規定。
JISK4832 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K4832
- 規格名称
- 火薬類の盗難防止設備の要求事項
- 規格名称英語訳
- Requirements for burglar-proofness of explosives
- 制定年月日
- 2003年3月20日
- 最新改正日
- 2018年3月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.310, 71.100.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2003-03-20 制定日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2018-03-20 改正
- ページ
- JIS K 4832:2018 PDF [14]
K 4832 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 用語及び定義・・・・[1]
- 3 構成・・・・[2]
- 3.1 火薬庫の扉・・・・[2]
- 3.2 火薬庫に用いる錠・・・・[2]
- 3.3 火薬庫の天井裏又は屋根に張る金網・・・・[3]
- 3.4 火薬庫及び庫外貯蔵所に用いる自動警報装置・・・・[3]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 4832 pdf 1] ―――――
K 4832 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人全国
火薬類保安協会及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 4832:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
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日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 4832 : 2018
火薬類の盗難防止設備の要求事項
Requirements for burglar-proofness of explosives
1 適用範囲
この規格は,火薬庫及び庫外貯蔵所に設ける火薬類取締法施行規則で定める扉,錠,金網及び自動警報
装置(以下,盗難防止設備という。)の細部に対する要求事項について規定する。
2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
火薬庫
火薬類取締法施行規則第17条に規定する火薬庫。
2.2
庫外貯蔵所
火薬類取締法施行規則第16条に規定する火薬庫外においてする火薬類の貯蔵所。
2.3
管理者
火薬庫又は庫外貯蔵所の管理責任者,管理責任者が指示した者及び管理責任者が定めた代理人(警備業
を営む者などの第三者を含む。)。
2.4
面付錠(図1及び図3参照)
平らな部分(面という。)に取り付ける錠前。
2.5
レバータンブラ錠(図1参照)
合い鍵以外では錠が開かないようにするために錠ケースの中に仕込まれた部品がてこ(レバー)のよう
に動く機構をもつ錠前。
2.6
本締錠(図1参照)
デッドボルトだけが出入りして施錠する機構をもつ錠前。
2.7
デッドボルト(図1参照)
ドアなどの錠を構成する部品の一つで,施錠するときにドア側の錠ケースから突出し,ドア枠側の穴(ス
トライク)に差し込まれる,かんぬきの部分。
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2.8
シリンダ錠(図1参照)
円筒の中にスプリングで支えられたピンを並べ,鍵によってピンがそろ(揃)ったときに開閉する機構
をもつ錠前。
2.9
掘込錠(図1及び図2参照)
扉の厚さの間に納まる錠前。
3 構成
3.1 火薬庫の扉
3.1.1 内扉
内扉は,木製の板戸とする。
3.1.2 外扉
外扉は,次による。
a) 外扉の補強材としてアングルを使用した鉄板扉などとする。
なお,外扉を補強する場合の補強材は,40 mm×40 mm×5 mm以上の等辺山形鋼(アングル)とす
る。
b) 片扉の場合には,鉄枠に錠の受け座を設け,錠のデッドボルトをはめ込む構造とする。
c) 扉,鉄枠及び両開き扉の合わせ目の隙間は,5 mm以下とする。また,扉鉄板は,鉄枠に15 mm以上
覆いかぶせる構造とする。また,両開き扉の場合,合わせ目は,15 mm以上覆いかぶせる構造とする。
d) 外扉の丁番は,長さ150 mm以上の角丁番とし,心棒が容易に抜けないように加工したものを3か所
以上取り付ける。また,丁番は,扉自体の質量によって下がらないように取り付けるか,又は溶接と
する。
e) 外扉の丁番の取付ビス頭は,閉鎖時に外部から見えないように取り付けるか,又は溶接とする。
f) 外扉の丁番側の扉側面に,1か所当たり2本又は3本のロッド棒を上下2か所取り付ける。
g) ロッド棒は,直径13 mm以上の炭素鋼を用い,受け孔に15 mm以上はめ込む構造とし,取付けは溶
接とする。
h) 扉枠は,壁体の鉄筋コンクリート又はコンクリートブロックの鉄筋に溶接し,扉枠と壁体との間はコ
ンクリート又はモルタルを充し固定する。ただし,3級火薬庫については,扉枠が外れないような
措置を講じる。
3.2 火薬庫に用いる錠
(図1図5参照)3.2.1 火薬庫の外扉に用いる錠火薬庫に用いる錠は,次のいずれかによる。
a) 面付レバータンブラ(スライディングタンブラを含む。)本締錠
b) 面付シリンダ本締錠
c) 掘込シリンダ本締錠
d) 上記以外のもので,盗難防止の効果がa) c) と同等以上のもの。
3.2.2 錠の取付け条件
錠の取付け条件は,次による。
a) 火薬庫群に用いる錠は,全て鍵違いとする。
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b) 錠のデッドボルト
1) デッドボルトの材質は,ステンレス鋼又は焼入れ炭素鋼とする。
2) デッドボルトの出る長さは,受け座に10 mm以上はめ込むことができる長さとする。
3) 両開き扉にかんぬき型錠を使用する場合は,錠のかんぬきは直径25 mm以上,長さ500 mm以上の
鉄棒とする。
3.2.3 錠の取付け方法
錠は扉に“埋め込み”,“半埋め込み”又は内側に“面付”とし,外部に露出しないようにするため,次
による措置を講じる。
a) 鍵座又はシリンダは,扉の外表面に突出しないようにする。ただし,鉄製シリンダを外表面に溶接し
て保護した場合には,この限りでない。
b) 錠の取付けボルトの頭部は,扉の外表面に出ないようにする。
c) 面付錠の場合には,上の取付け座(鉄製)を設け,これを内面に溶接し,フロント部を補強する。
d) 掘込みとした場合には,扉の切欠部には,鉄製補強板を溶接し,フロント部を補強する。
e) 掘込シリンダ本締錠の場合には,錠の取付け強度を補強するため鉄箱を設ける。鉄箱は扉に溶接し,
鉄箱に“振れ止め”及び“つきあて”を付ける。
f) 両開きの場合には,子扉に裏面から操作できる直径16 mm以上の鉄棒の“上げ落とし”を上下に設け
る(図4参照)。“上げ落とし”のはめ込みは,15 mm以上とする。
g) 両引き戸の場合には,面付け又は堀込鎌とする。
3.3 火薬庫の天井裏又は屋根に張る金網
火薬庫の天井裏又は屋根に張る金網は,次による。
a) 金網は,一般に針金(鉄線)の直径が4 mm以上のものを用いる。火薬庫の構造上,その他やむを得
ない場合には,直径が3.2 mmのものでもよい。
b) 網目は,こぶしが入らない程度(おおよそ網目の直径が5 cm以下)が望ましい。
c) 火薬庫の構造などによって金網を張ることに支障がある場合には,盗難防止に十分な効果があるよう
に直径2.0 mm2.8 mmの有刺鉄線を網状にして屋根裏に張ったものでもよい。
3.4 火薬庫及び庫外貯蔵所に用いる自動警報装置
3.4.1 自動警報装置の種類及び構造(図6参照)
自動警報装置の種類及び構造は,次による。
a) 電子機器の使用環境は,−10 ℃40 ℃とする。火薬庫の使用環境が−10 ℃40 ℃を逸脱する場合に
は,その逸脱した使用環境に適合する電子機器の使用又は環境制御によって必要となる動作を可能に
しなければならない。
b) 自動警報装置の種類 自動警報装置には,次に示す警報装置及び警鳴装置の2種類がある。
1) 警報装置 異常を感知する装置(感知部)及び警鳴を発する装置(警鳴部)をもつものであって,
庫外貯蔵所に設置する。管理者の常駐する場所が警鳴を感知できる場合に設置する。
2) 警鳴装置 異常を感知する装置(感知部),警鳴を発する装置(警鳴部)及び警報を通知する装置(報
知部)をもつものであって,火薬庫に設置する。また,庫外貯蔵所であって,管理者の常駐する場
所が警鳴を感知することが困難な場合に設置する。
c) 感知部の感知の型式 感知部の感知の型式は,次のとおりとする。
1) 断線感知式 次の機能をもつものとする。
1.1) ドアスイッチ(マイクロスイッチ,マグネットスイッチなど)を取り付けた扉が開いたとき,電
――――― [JIS K 4832 pdf 5] ―――――
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JIS K 4832:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 71 : 化学技術 > 71.100 : 化学工業製品 > 71.100.30 : 爆発物.高熱技術及び花火
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.310 : 犯罪に対する防護