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JIS K 5701-2:2000 規格概要
この規格 K5701-2は、平版のプロセス印刷に用いられるプロセスインキの特定の条件,特定の用紙及びプリンタビリティーテスターを用いて展色したときの色特性及びプロセスインキの透明性について規定。
JISK5701-2 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K5701-2
- 規格名称
- 平版インキ―第2部 : プロセスインキの色及び透明性
- 規格名称英語訳
- Lithographic Inks -- Part 2:Colour and transparency of ink sets for four-colour-printing
- 制定年月日
- 2000年1月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/DIS 2846-1:1997(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 87.080
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 色彩 2019
- 改訂:履歴
- 2000-01-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 5701-2:2000 PDF [14]
K 5701-2 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。この規格は国際規格ISOを翻訳し,JISの構成としたものである。
JIS K 5701-2には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 光学試験用標準用紙
附属書2(参考) 平版プロセスインキ展色物の分光反射率値
附属書3(参考) 幾何学条件及び標準光源が異なる場合の色特性
附属書4(参考) 実例を含む試験手順の詳細説明
JIS K 5701は,次の部によって構成される。
第1部 : 試験方法
第2部 : プロセスインキの色及び透明性
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 5701-2 pdf 1] ―――――
K 5701-2 : 2000
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 試験方法・・・・[2]
- 5. 色特性,透明性及びインキ膜厚の必要条件・・・・[3]
- 附属書1(規定) 光学試験用標準用紙・・・・[5]
- 附属書2(参考) 平版プロセスインキ展色物の分光反射率値・・・・[6]
- 附属書3(参考) 幾何学条件及び標準光源が異なる場合の色特性・・・・[9]
- 附属書4(参考) 実例を含む試験手順の詳細説明・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS K 5701-2 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 5701-2 : 2000
平版インキ−第2部 : プロセスインキの色及び透明性
Lithographic Inks−Part 2 : Colour and transparency of ink sets for four-colour-printing
序文
この規格は,1997年に発行されたISO/ISO 2846-1 : 1997, Graphic technology−Colour and transparency
of ink sets for four-colour-printing−Part 1 : Sheet-fed and heat-set web offset lithographic printingを翻訳し,技術
的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線を施してある箇所は,対応規格にない事項である。
1. 適用範囲
この規格は,平版のプロセス印刷に用いられるプロセスインキの特定の条件,特定の用紙
及びプリンタビリティーテスターを用いて展色したときの色特性及びプロセスインキの透明性について規
定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO/ISO 2846-1 : 1997 Graphic technology−Colour and transparency of ink sets for
four-colour-printing−Part 1 : Sheet-fed and heat-set web offset lithographic printing
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正年・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO/ISO 2846-1 : 1997 Graphic technology−Colour and transparency of ink sets for four-colour-printing−
Part 1 : Sheet-fed and heat-set web offset lithographic printing
ISO 535 : 1991 Paper and board−Determination of water absortiveness, Cobb method
ISO 536 : 1976 Paper and board−Determination of grammage
ISO 2144 : 1997 Paper and board−Determination of ash
ISO/DIS 2834 : 1999 Graphic technology−Printing inks−Test print preparation for offset and letterpress
inks
ISO 6588 : 1981 Paper, board and pulps−Determination of pH of aqueous extracts
gloss
ISO/DIS 8254-1 Paper and board−Measurement of specular gloss−Part 1 : 75
ISO 8791-4 : 1992 Paper and board−Determination of roughness/smoothness (air leak methods) −Part 4 :
Print-surf method
ISO 13655 : 1996 Graphic technology−Spectral measurement and colorimetric computation for graphic arts
――――― [JIS K 5701-2 pdf 3] ―――――
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K 5701-2 : 2000
images
ISO/CIE 10526 : 1991 CIE standard colorimetric illuminants
ISO/CIE 10527 : 1991 CIE standard colorimetric observers
CLE Publication 15.2 : 1986 Colorimetry
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 標準インキ 平版プロセス印刷用のインキで,規定された一定範囲内のインキ膜厚で標準用紙に展色
されたとき,この規格に適応できるインキ。
b) 標準インキセット 黄,紅,藍(以下あいとする),墨の標準インキからなるセット。
c) 一次色 黄,紅,あいインキそれぞれの展色物の色。もし,それらの展色物が,この規格に合致する
ならば,それらは標準的な一次色である。
d) 二次色 黄,紅,あいインキのうち2色の重ね刷りで得られる色。
e) 透明性 インキ皮膜の散乱光を除く透過と吸収の能力。
f) 透明性評価値 墨インキの上に色インキを重ね刷りしたものと,墨インキとの色差をインキ膜厚の変
化に対して求めた回帰直線の傾きの逆数。
4. 試験方法
4.1 要旨 試験インキを,附属書1に示される用紙に種々のインキ膜厚で展色する。
その展色物を測色計で測定し,一つ又は多くの展色物が,この規格の色の許容範囲内にあり,透明性も
規格内であれば,試験インキは,この規格に適合していると判断する。
透明性は,墨インキを展色した用紙に,3原色インキを種々の膜厚で展色して評価する。色インキの展
色箇所と墨インキの展色箇所の色差をはかり,インキ膜厚と色差の関係から各々のインキについて回帰係
数(回帰直線の傾き)を計算し,その逆数を透明性評価値とする。
4.2 展色試料の作成
4.2.1 色評価用の展色試料作成 試験インキを評価するために,プリンタビリティーテスターを用い,イ
ンキ膜厚の異なる種々の展色試料を,次の方法で作製する。展色試料作製に用いる用紙は,附属書1に規
定する標準用紙とする。
a) インキ付けローラーの温度は24℃±1℃になるようにし,インキピペットを用いて必要量のインキを
インキ付けローラーに付け,均一に分散させる。ただし,ヒートセットインキは,分散時間が20秒を
超えないようにする。
b) インキが均一に分散後,印刷速度1±0.1m/s,印刷線圧225±25N/cmで展色を行う。
c) 展色後,インキ付けロ−ラーと印刷版を,溶剤をしみ込ませたけばのない布で洗浄する。
備考 溶剤は,印刷版に浸透する可能性があるので,確実に溶剤が揮発するまで待つか,二つの印刷
版を交互に使うことを勧める。
d) 用紙へのインキ転移量は,展色前後の印刷版の質量差から求め,インキ膜厚は,インキ密度と展色面
積とから計算して求める。
4.2.2 透明性評価用の展色試料作製 透明性評価のための展色試料は,墨インキの上に試験インキを展色
することによって作製する。墨インキ展色物の明度(L*値)は6以下でなければならないが,それを満足
する市販の用紙でもよいし,標準用紙又はそれに類似の不透明のコート紙に墨インキを展色して作製する
こともできる。
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K 5701-2 : 2000
色インキの透明性を評価するには,色インキが墨インキ上に展色された箇所と,そうでない墨インキ展
色の箇所の色特性値が必要となるため,あらかじめ色インキを展色する前の測色を行う必要がある。
試験インキを墨インキ展色物に,4.2.1に規定する方法で展色する。展色するときのインキ膜厚は,5.3
に規定されている0.7 囲とする。
4.2.3 試験展色試料の乾燥 試験インキ展色試料の測色に先立ち,すべての展色試料は完全に乾燥させる。
酸化型重合型インキは24時間放置し,放射線硬化型インキは適切な放射線によって硬化させ,ヒートセッ
ト輪転インキは適切な乾燥装置によって乾燥させる。
4.2.4 ヒートセットインキに対する追加事項 インキ転移の問題か起こるとすれば,ヒートセットインキ
中の揮発しやすい鉱物油によるが,このような場合は前もって少量の油(乾性油)を加えてもよい。油の
添加量は5%以内とし,その添加量(体積)をはかり,インキ膜厚を修正する。
4.3 測色法 試験展色試料は,白バックとし,3枚以上重ねた展色されてない白紙の上で側色する。
側色は及び計算は,ISO 13655に規定されている,0 照明/45 受光又は45 照明/0 受光の幾何学条件
で行い,D50標準光源を用い,2度視野での三刺激値とL*a*b*値を計算する。
参考 この側色と計算に関する規格ISO 13655に対応するものとして,JIS Z 8722(色の側定方法−
反射及び透過物体色)及び,JIS Z 8729(色の表示方法−L*a*b*表色系及びL*a*b*表色系)が
あり,三刺激値計算に用いる重荷係数が極微小異なっているたけであり,実用上はこれらを用
いても差し支えない。
5. 色特性,透明性及びインキ膜厚の必要条件
試験インキが,この規格に適合するには,インキ膜厚が
5.3に規定した範囲内で,5.1による色特性の仕様及び,5.2による透明性の仕様を満たさなければならない。
5.1 色特性値 試験インキが,規定のインキ膜厚範囲内で展色されたとき,その色特性値は,表1に示
されたL*a*b**値の許容範囲に入らなければならない。
表1 色特性値(0 /45 光学系,D50標準光源,2度視野)
インキ 三刺激値 CIELAB値 許容範囲
X Y Z L* a* b* 愀戀 愀 戀
黄 73.21 78.49 7.40 91.00 −5.08 94.97 4.0 − − −
紅 36.11 18.40 16.42 49.98 76.02 −3.01 5.0 − − −
あい 16.12 24.91 52.33 56.99 −39.16 −45.99 3.0 − − −
墨 2.47 2.52 2.14 18.01 0.80 −0.56 − ±1.5 ±3.0 ≦180(1)
注(1) 墨インキのL*値については,許容範囲ではなく最大値である。
備考1. この規格に適合するインキの代表的な反射率を附属書2に示す。
8 照明/拡散光受光又は拡散光照明/8 受光(正反射光を含む。)の測色条件における反射率も同様に示
す。
2. 0 /45 光学系,2度視野,D65光源下の三刺激値を附属書3に示す。
8 照明/拡散光受光又は拡散光照明/8 受光(正反射光を含む。)の測色条件におけるD50及びD65標
準光源下での三刺激値も同様に示す。
5.2 透明性評価値 試験インキが4.に記載した要旨及び手順に従って評価されたとき,その透明性評価
値Tは表2に示された値より大きくなければならない。
表2 透明性の下限値
インキ 透明性評価値T
黄 0.08
紅 0.12
あい 0.20
――――― [JIS K 5701-2 pdf 5] ―――――
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