JIS K 6781:1994 農業用ポリエチレンフィルム

JIS K 6781:1994 規格概要

この規格 K6781は、農業用を目的とするポリエチレンフィルムについて規定。

JISK6781 規格全文情報

規格番号
JIS K6781 
規格名称
農業用ポリエチレンフィルム
規格名称英語訳
Polyethylene films for agriculture
制定年月日
1956年12月15日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1956-12-15 制定日, 1958-12-16 改正日, 1961-12-16 確認日, 1965-03-01 改正日, 1968-05-01 確認日, 1971-08-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1986-01-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 1999-08-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 6781:1994 PDF [5]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6781-1994

農業用ポリエチレンフィルム

Polyethylene films for agriculture

1. 適用範囲 この規格は,農業用を目的とするポリエチレンフィルム(以下,フィルムという。)につい
て規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS B 7503 ダイヤルゲージ
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,
参考値である。
2. 種類 フィルムの種類は製造方法によって,インフレーション法(以下,I法という。)又はTダイ法
(以下,T法という。)に分け,更に厚さによって次の5種類に区分する。
1種 0.1mm
2種 0.07mm
3種 0.05mm
4種 0.03mm
5種 0.02mm
3. 品質 フィルムは均質で,あわ,むら,しわ,フィシュアイ,異物混入,ピンホールなどの使用上有
害な欠点がなく,かつ,6.によって試験し,表1の規定に適合しなければならない。
表1
試験項目 1種 2種 3種 4種 5種
外観試験 異状箇所10以内のこと
物理試験 引張切断荷重N [{gf}]
9.807以上 6.86 以上 4.90 以上 2.45 以上 1.47 以上
[{1 000}] [{700}] [{500}] [{250}] [{150}]
伸び % 250以上 150以上
引裂荷重 N[{gf}] 4.90 以上 3.43 以上 2.45 以上 1.18 以上 0.78 以上
[{500}] [{350}] [{250}] [{120}] [{80}]
4. 寸法
4.1 幅,長さ フィルムの幅,長さ及びそれらの許容差は,表2のとおりとする。ただし,幅及び長さ
については当分の間受渡当事者間の協定によって,上記以外の寸法のものを使用しても差し支えない。

――――― [JIS K 6781 pdf 1] ―――――

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K 6781-1994
表2
呼び 幅 許容差 長さ 許容差
(mm) (m)
950× 50 950 マイナスは 50 マイナスは
950×100 950 認めない。 100 認めない。
1 350× 50 1 350 50
1 350× 55 1 350 55
1 350×100 1 350 100
1 500× 50 1 500 50
1 500×100 1 500 100
1 800× 50 1 800 50
1 800×100 1 800 100
4.2 厚さ フィルムの厚さは表3のとおりとし,その許容差は表4のとおりとする。
表3
1種 0.1 mm
2種 0.07 mm
3種 0.05 mm
4種 0.03 mm
5種 0.02 mm
表4
種類 1種 2種 3種 4種 5種
厚さの許容差 I法 ±18 ±25 ±30 ±30 ±40
% T法 ±17 ±17 ±20 ±20 ±25
厚さに対する平均厚さ±10 ±10 ±10 ±15 ±15
の許容差 %
5. 材料及び製造方法
5.1 フィルムは,軟質ポリエチレン(1)を主体としてI法又はT法によって膜状に製造したものである。
5.2 フィルムは無着色のものとする。ただし,色をつけたものについては,受渡当事者間の協定によっ
て,この規格を適用することができる。
注(1) ここでいう軟質ポリエチレンとは,密度0.925g/cm3以下のポリエチレンである。
6. 試験方法
6.1 試験片の作り方 試料は縦方向を表示し,巻上がりフィルム端末から異状箇所を除いた任意の3か
所から図1に示すように第1試料3個を切り取る。第1試料について厚さの測定を行ってから,第2試料
9個を切り取る。

――――― [JIS K 6781 pdf 2] ―――――

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K 6781-1994
図1
6.2 外観 第2試料からそれぞれ50×50mmの試験片を切り取り,各々を透視して精密にあわ,しわ,
むら,フィシュアイ,異物質,ピンホールなどの異状箇所の存在個数を肉眼で調べ,平均個数を求める。
6.3 厚さ 第1試料のそれぞれについて等分した5か所(2)をJIS B 7503で厚さを測り,記録する。まず
記録された数値の平均を平均厚さとし,次に測定した最高及び最低の厚さと規定厚さとの差を求め,それ
ぞれの規定厚さに対する比 (%) を取り,厚さの誤差とし,それが許容範囲内にあるかどうかを調べる。
注(2) 両耳の厚い場合は測定箇所から除く。
6.4 引張切断荷重及び伸び 第2試料からそれぞれ縦及び横方向に,図2のように試験片(引張切断荷
重と記されたもの)を打ち抜く。その詳細な寸法は,図3による。
図2 各部から試験片の採取方法

――――― [JIS K 6781 pdf 3] ―――――

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K 6781-1994
図3 引張切断荷重試験片寸法
試験片の中心から両側に正確に20mmずつを取り標線を付ける。試験片を打ち抜いてから24時間以上
経過したものを20±2℃の恒温装置で1時間以上保った後,同温度のもとで引張試験機(3)に正確に取り付
ける。引張速さは500mm/minとし,切断するまでの最大荷重を測り,最大荷重を引張切断荷重とし,次の
式によって切断時における伸びを算出する。
l2 l1
L 100
l1
ここに, L : 伸び (%)
l1 : 標点間距離 (mm)
l2 : 切断時の標点間距離 (mm)
縦・横それぞれ9個の測定値の算術平均を求め,それぞれ縦及び横方向の引張切断荷重及び伸びとする。
ただし,標点外で切断したときは,これを除く。
注(3) 引張試験機は,振子型ゴム用又は紙用引張試験機を用いる。最大荷重の指示装置と試験片の自
動つかみを備えていること。必要に応じ検査し,表示誤差は±2%以内であること。試験機は切
断荷重が容量の1585%であること。
6.5 引裂荷重 第2試料からそれぞれ縦及び横方向に,図2のように試験片(引裂荷重と記されたもの)
を打ち抜く。その詳細な寸法は,図4による。
図4 引裂荷重試験片寸法
試験片を打ち抜いてから24時間以上経過したものを20±2℃に1時間以上保った後,同温度のもとで引
張試験機に正確に取り付け,引張速さは500mm/minとして引張り,切断するまでの最大荷重をはかる。
縦・横それぞれ9個の測定値の算術平均を求め,それぞれ縦及び横方向の引裂荷重とする。

――――― [JIS K 6781 pdf 4] ―――――

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K 6781-1994
7. 測定値のまとめ方
(1) 個々の測定値は有効数字以下1けたまで測定値を記録し,JIS Z 8401によって有効数字のけたまで丸
める。
(2) 平均値は丸めた個々の数値を算術平均して算出し,けた数は表2に示された規格値のけたまで数値を
丸めて算出する。
8. 検査 検査は,合理的な抜取検査方式によって行う。
9. 表示 フィルムは包装したものに対して1巻ごとに,次の事項を印刷して表示するか,又はそれらを
記入した証紙を1か所以上にはり付けて表示する。
(1) 名称
(2) 種類
(3) 幅及び長さ
(4) 製造年月日又はその略号
(5) 製造業者名又はその略号
高分子部会 農業用ポリエチレンフィルム専門委員会 構成表(昭和40年3月1日改正のとき)
氏名 所属
(委員会長) 水 谷 久 一 東京農工大学
玉 井 輝 男 丸井加工株式会社
工 藤 勇 三菱樹脂株式会社
坪 井 荻村化学工業株式会社
上 田 晴 稔 積水化学工業株式会社
上 島 外 二 高砂ゴム工業株式会社
繁 住 弘 和田化学工業株式会社
西 脇 順三郎 住友化学工業株式会社
長 井 盛 英 三菱油化株式会社
金 成 忠 雄 三井ポリケミカル株式会社
石 井 一 雄 農林省農政局
横 井 宗 生 農林省園芸局
清 水 茂 農林省園芸試験場
坂 部 正 雄 東京都農業試験場
石 橋 光 治 千葉県農業試験場
松 永 正 雄 日本化成商事株式会社
倉 田 幸 一 太洋興業株式会社
伊 藤 行 雄 日東ユニカー株式会社
高 橋 敏 雄 全国購買農業協同組合連合会
久保田 勝 也 工業技術院産業工芸試験所
大 石 寅 造 日本ポリエチレン製品工業会
斎 藤 太 一 通商産業省軽工業局
小 幡 八 郎 工業技術院標準部
(事務局) 山 脇 政 次 工業技術院標準部繊維化学規格課
猪 野 時 雄 工業技術院標準部繊維化学規格課
(事務局) 青 木 誠 治 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
石 川 哲之介 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
(事務局) 小 林 勝 工業技術院標準部繊維化学規格課(平成6年7月1日改正のとき)
砂 川 輝 美 工業技術院標準部繊維化学規格課(平成6年7月1日改正のとき)

JIS K 6781:1994の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6781:1994の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7503:2017
ダイヤルゲージ
JISZ8401:2019
数値の丸め方