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JIS K 7016-5:2008 規格概要
この規格 K7016-5は、ガラスロービング及び熱硬化性樹脂を用いた,フィラメントワインディング成形による強化プラスチックの試験板の作り方について規定(プリプレグ糸の場合を除く)。
JISK7016-5 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7016-5
- 規格名称
- 繊維強化プラスチック―試験板の作り方―第5部 : フィラメントワインディング成形
- 規格名称英語訳
- Fibre-reinforced plastics -- Methods of producing test plates -- Part 5:Filament winding
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1268-5:2001(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.120
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 7016-5:2008 PDF [14]
K7016-5 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 安全衛生・・・・[2]
- 4 方法要旨・・・・[2]
- 5 材料・・・・[2]
- 5.1 ロービング・・・・[2]
- 5.2 樹脂系・・・・[2]
- 6 試験板寸法・・・・[2]
- 7 強化材含有率・・・・[2]
- 8 装置・・・・[2]
- 8.1 張力制御装置・・・・[2]
- 8.2 ワインディング装置・・・・[2]
- 8.3 含浸装置・・・・[4]
- 8.4 型・・・・[5]
- 8.5 加熱定盤付きプレス・・・・[6]
- 9 操作手順・・・・[6]
- 10 試験板の特性評価・・・・[7]
- 10.1 繊維含有率・・・・[7]
- 10.2 空洞率・・・・[7]
- 10.3 外観及び含浸度合い・・・・[7]
- 10.4 試験板の寸法・・・・[7]
- 11 試験板作製報告書・・・・[7]
- 附属書A(参考)ワインディング条件の例・・・・[9]
- 附属書B(参考)一方向強化板を作製する場合のワインディング成形条件の計算・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7016-5 pdf 1] ―――――
K7016-5 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人強化プラスチック協会(JRPS),日
本プラスチック工業連盟(JPIF)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工
業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工
業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 7016の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7016-1 第1部 : 総則
JIS K 7016-2 第2部 : 接触圧成形及びスプレーアップ成形
JIS K 7016-5 第5部 : フィラメントワインディング成形
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7016-5 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7016-5 : 2008
繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第5部 : フィラメントワインディング成形
Fibre-reinforced plastics-Methods of producing test plates- Part 5: Filament winding
序文
この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 1268-5を基に,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,ガラスロービング及び熱硬化性樹脂を用いた,フィラメントワインディング成形による強
化プラスチックの試験板の作り方について規定する(プリプレグ糸の場合を除く。)。
この規格は,各種の静的及び機械的試験用の試験片を採取できる一方向強化試験板を,工業的に最適な
条件で作製する方法について規定する。
この規格は,不飽和ポリエステル又はエポキシ樹脂によるガラス繊維強化プラスチックに適用する。た
だし,他の熱硬化性樹脂及び他の強化材の組合せにも適用できる。
なお,JIS K 7016-1に,繊維強化プラスチック試験板の作り方の総則について規定している。
注記1 特に断りがない限り,この規格の中で用いられる“ロービング”という用語には,ヤーンを
含むものとする。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1268-5:2001,Fibre-reinforced plastics−Methods of producing test plates−Part 5: Filament
winding (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していること
を示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7016-1 繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第1部 : 総則
注記 対応国際規格 : ISO/DIS 1268-1 Fibre-reinforced plastics−Methods of producing test plates−
Part 1: General conditions (IDT)
対応国際規格では,ISO 1268-1を引用しているが,この規格での引用部分の内容は,ISO/DIS
1268-1と同じであり,この対応JISを引用規格とした。
――――― [JIS K 7016-5 pdf 3] ―――――
2
K7016-5 : 2008
3 安全衛生
この規格は,試験板の作り方そのものを規定するものであり,材料及び装置の取扱いについては,それ
ぞれの製造業者の指示に適合した取扱いをするものとする。また,取扱者は,危険の程度,取扱いの注意
事項などを熟知していなければならない。
4 方法要旨
ロービング(又は複数のロービングを集めたもの)を,樹脂と共に,型の上に連続して数層巻き付ける。
この外表面を外型で覆うことによって,要求する板の厚さとする。次に,加熱定盤を用いてプレスするか
又はオーブンの中で硬化反応を行い,試験板を作製する。
この方法は,同時に,同様な2枚の試験板を得ることができる。
5 材料
5.1 ロービング
この方法では,2004 800 texのすべてのロービングを用いる。texの低いロービングでは,2004 800 tex
となるよう,ロービングをまとめて用いる(例 : 22 texを10 本まとめて,220 texを得る)。
注記 “tex”は,テックス方式(JIS L 0101参照)による線密度の単位で,繊維1 km当たりの質量
で表す(tex : g/ km)。
5.2 樹脂系
次の特性をもつ樹脂系(不飽和ポリエステル又はエポキシ樹脂に,触媒又は硬化剤を添加したもの)が
望ましい。
− 粘度 : ワインディング成形温度時の粘度は,0.4 Pa・s以下とする。
− 可使時間 : 可使時間は,ワインディング成形が終了するまでに,樹脂系の粘度上昇が,初期値の40 %
以下となる時間であることが望ましい。
上記以外の特性の樹脂系を用いる場合は,試験板作製報告書(箇条11)に,粘度及び可使時間を明記す
る。
6 試験板寸法
作製する板の最小寸法は,長さ300 mm及び幅220 mmとする。
7 強化材含有率
ガラス繊維の含有率は,作製する板を用いる目的に応じて規定する。一般的な,ガラス繊維の含有率は,
質量分率で70 %である。
注記 ガラス繊維の質量分率70 %は,体積分率52 %に相当する。
8 装置
8.1 張力制御装置
(形式は任意選択) ロービングの張力(ロービングが含浸槽に入る前に測定した値)を最大15 Nまで調整できる張力制御機能をもつ装置。図1のロービングリールは,その一例である。
8.2 ワインディング装置
(図1参照) ワインディング装置は,次の機能を備えるものとする。――――― [JIS K 7016-5 pdf 4] ―――――
3
K7016-5 : 2008
− 型の主軸の速度 : 070 r/minまで連続的に可変であるもの。
− ワインディングピッチ : 0.55 mmまで可変であるもの(ピッチは,型が完全な回転をする場合は,
ら旋ガイドの横移動量と同じである。)。
− 必要に応じて,赤外線ヒータパネルを用いる。これによって,ほぼ一定温度の型の上にロービングを
巻き付けることができる。
10
主軸
1 出口ガイド
2 泡除去装置
3 入口ガイド(目玉ガイド)
4 ロービング
5 二重壁
6 溝付きガイド
7 平状ガイド
8 赤外線ヒータパネル
9 型
10 含浸槽(ここでは含浸槽だが,含浸ローラでもよい。)
11 移動軸(ら旋ガイド付)
12 ワインディング装置
13 ロービングリール及び張力制御装置
14 ロービングボビンなど
図1−含浸装置及びワインディング装置
――――― [JIS K 7016-5 pdf 5] ―――――
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JIS K 7016-5:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1268-5:2001(MOD)
JIS K 7016-5:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.120 : 強化プラスチック
JIS K 7016-5:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7016-1:1999
- 繊維強化プラスチック―試験板の作り方―第1部:総則