JIS K 7080-2:2012 炭素繊維強化プラスチック―面圧強さ試験方法―第2部:直交積層板及び擬似等方積層板

JIS K 7080-2:2012 規格概要

この規格 K7080-2は、炭素繊維強化プラスチックのうち,一方向強化層又は織物強化層から構成する積層板(直交積層板又は擬似等方積層板)の面圧強さを求める方法について規定。

JISK7080-2 規格全文情報

規格番号
JIS K7080-2 
規格名称
炭素繊維強化プラスチック―面圧強さ試験方法―第2部 : 直交積層板及び擬似等方積層板
規格名称英語訳
Carbon fiber reinforced plastics -- Testing methods for bearing strength -- Part 2:Orthotropic and Quasi-isotropic long fiber laminates
制定年月日
2012年3月21日
最新改正日
2016年10月20日
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対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
2012-03-21 制定日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 7080-2:2012 PDF [10]
                                                                                 K 7080-2 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 状態調節及び試験雰囲気・・・・[2]
  •  5.1 状態調節・・・・[2]
  •  5.2 試験雰囲気・・・・[2]
  •  6 試験装置及び器具・・・・[2]
  •  7 試験片・・・・[3]
  •  7.1 形状及び寸法・・・・[3]
  •  7.2 試験片の作製・・・・[4]
  •  7.3 試験片の数・・・・[4]
  •  8 操作・・・・[4]
  •  8.1 試験片の寸法測定・・・・[4]
  •  8.2 試験片及び試験ジグの装着・・・・[4]
  •  8.3 伸び計の配置・・・・[5]
  •  8.4 試験速度・・・・[5]
  •  8.5 試験の開始・・・・[5]
  •  8.6 記録・・・・[6]
  •  8.7 試験の終了・・・・[6]
  •  9 計算・・・・[6]
  •  9.1 面圧応力-面圧ひずみ線図・・・・[6]
  •  9.2 面圧強さ及び最大面圧ひずみ・・・・[6]
  •  9.3 面圧弾性率・・・・[6]
  •  9.4 オフセット面圧強さ・・・・[7]
  •  9.5 結果の表示・・・・[7]
  •  10 試験報告・・・・[7]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 7080-2 pdf 1] ―――――

K 7080-2 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 7080-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 7080-2 : 2012

炭素繊維強化プラスチック−面圧強さ試験方法−第2部 : 直交積層板及び擬似等方積層板

Carbon fiber reinforced plastics-Testing methods for bearing strength- Part 2: Orthotropic and Quasi-isotropic long fiber laminates

1 適用範囲

  この規格は,炭素繊維強化プラスチックのうち,一方向強化層又は織物強化層から構成する積層板(直
交積層板又は擬似等方積層板)の面圧強さを求める方法について規定する。
警告 この規格の利用者は,通常の試験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使
用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者
は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 4805 高炭素クロム軸受鋼鋼材
JIS K 7010 繊維強化プラスチック用語
JIS K 7016-1 繊維強化プラスチック−試験板の作り方−第1部 : 総則
JIS K 7072 炭素繊維強化プラスチックの試料の作製方法
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
JIS K 7144 プラスチック−機械加工による試験片の調製
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 7010によるほか,次による。
3.1
孔径,d
短冊状試験片に引張力を負荷するピン用の孔の直径。
3.2
ピン径,D
鋼製のピン(又はボルト)の直径。
3.3
面圧応力,σ
試験片に加えた引張力をピン径と試験片厚さとの積で除した値。

――――― [JIS K 7080-2 pdf 3] ―――――

2
K 7080-2 : 2012
3.4
面圧強さ,σm
試験片に加えた最大の力をピン径と試験片厚さとの積で除した値。
3.5
面圧ひずみ,ε
試験片の孔の変形量をピン径で除した値。
3.6
面圧弾性率,E
面圧応力−面圧ひずみ線図(図5参照)におけるプロット曲線の初期の直線部分の傾きから求める値。
3.7
オフセット面圧強さ,σ2
面圧弾性率線を,面圧ひずみ2 %分,面圧ひずみの増分方向に平行移動した直線と面圧応力−面圧ひず
み曲線との交点における力をピン径と試験片厚さとの積で除した値(図5参照)。

4 原理

  短冊状試験片と試験ジグとを試験片の端部付近の孔に挿入したピン又はボルトを介して結合し,試験片
を引っ張ったときの引張力及び孔の変形量から面圧特性を求める。

5 状態調節及び試験雰囲気

5.1 状態調節

  試験片は,試験前にJIS K 7100に規定する標準温度及び湿度状態2級[温度23±2 ℃及び相対湿度(50
±10)%]において48時間以上状態調節を行う。

5.2 試験雰囲気

  試験は,5.1に規定する温度及び湿度の室内で行う。

6 試験装置及び器具

  試験装置及び器具は,次による。
a) 試験機 試験機は,試験中にクロスヘッドの移動速度を一定に保つことができるもので,構成は,次
による。
1) 力計 力計は,試験片に加わる引張力を連続的に測定する機構をもつもので,規定の試験速度にお
いて慣性による遅れがなく,±1 %又はそれ以上の精度をもつものを用いる。
2) つかみ具 つかみ具は,試験機の可動部及び固定部に各一つあり,二つのつかみ具の中心は,試験
機の力計の中心線と一致するように設置する。二つのつかみ具を介して,引張力が,試験片の軸方
向に加わる構造のものとする。
b) 試験ジグ 試験ジグは,試験片に面圧力を負荷するもので,形状及び寸法は図1により,硬度HRC 35
以上の鋼製とする。ピン又はボルトは,JIS G 4805に規定する鋼材などで作製し,試験中に塑性変形
しないものとする。
なお,ピン径は,6.0 mmとし,ボルトの場合は,段付き部の直径とする。試験ジグに用いるスペー
サは,試験片と同じ厚さのものを用いることが望ましい。
c) 伸び計 伸び計は,試験片の孔の変形量を試験中連続的に測定でき,自動的に記録できるものを用い

――――― [JIS K 7080-2 pdf 4] ―――――

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K 7080-2 : 2012
る。伸び計は,規定の試験速度において,慣性による遅れがなく,±1 %以上の精度のものを用いる。
d) 記録装置 記録装置は,力計による出力及び伸び計による出力を用いて,荷重−ひずみ線図が得られ
るものとする。
e) 寸法測定器具 寸法測定器具は,次による。
1) マイクロメータ マイクロメータは,試験片の厚さ,幅及び孔径を測定するもので,0.01 mm又は
これと同等以上の測定精度をもつものとする。マイクロメータの測定面は,測定する表面形状が平
滑なものには平面のものとし,不規則なものには,半球面のものとする。
単位 mm
図1−試験ジグ

7 試験片

7.1 形状及び寸法

  試験片の形状及び寸法は,図2に示すとおりとする。

――――― [JIS K 7080-2 pdf 5] ―――――

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