JIS K 7129-7:2016 プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第7部:カルシウム腐食法

JIS K 7129-7:2016 規格概要

この規格 K7129-7は、プラスチックフィルム,プラスチックシート及びプラスチックを含む多層材料のカルシウム腐食法による水蒸気透過度の求め方について規定。

JISK7129-7 規格全文情報

規格番号
JIS K7129-7 
規格名称
プラスチック―フィルム及びシート―水蒸気透過度の求め方―第7部 : カルシウム腐食法
規格名称英語訳
Plastics -- Film and sheeting -- Determination of water vapour transmission rate -- Part 7:Calcium corrosion method
制定年月日
2016年12月20日
最新改正日
2016年12月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 15106-7:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

83.140.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
2016-12-20 制定
ページ
JIS K 7129-7:2016 PDF [14]
                                                                                 K 7129-7 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  1A 引用規格・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  3 原理・・・・[2]
  •  4 試験片・・・・[2]
  •  4.1 試験片の形状・・・・[2]
  •  4.2 試験片の数・・・・[2]
  •  4.3 試験片の厚さ測定・・・・[2]
  •  5 状態調節・・・・[2]
  •  6 試験装置・・・・[2]
  •  7 試験条件・・・・[3]
  •  8 試験結果・・・・[3]
  •  9 精度・・・・[3]
  •  10 試験報告・・・・[3]
  •  附属書A(規定)光学測定法による水蒸気透過度の求め方・・・・[4]
  •  附属書B(規定)電気測定法による水蒸気透過度の求め方・・・・[6]
  •  附属書C(規定)腐食面積測定法による水蒸気透過度の求め方・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 7129-7 pdf 1] ―――――

K 7129-7 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人バリア研究会(JBS),日本プ
ラスチック工業連盟(JPIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工
業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工
業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 7129の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7129-5 第5部 : 圧力センサ法
JIS K 7129-6 第6部 : 大気圧イオン化質量分析法
JIS K 7129-7 第7部 : カルシウム腐食法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 7129-7 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 7129-7 : 2016

プラスチック−フィルム及びシート−水蒸気透過度の求め方−第7部 : カルシウム腐食法

Plastics-Film and sheeting-Determination of water vapour transmission rate-Part 7: Calcium corrosion method

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 15106-7を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,プラスチックフィルム,プラスチックシート及びプラスチックを含む多層材料のカルシウ
ム腐食法による水蒸気透過度の求め方について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 15106-7:2015,Plastics−Film and sheeting−Determination of water vapour transmission rate−
Part 7: Calcium corrosion method(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

1A 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS K 7130 プラスチック−フィルム及びシート−厚さ測定方法

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6900によるほか,次による。
2.1
水蒸気透過度,WVTR(water vapour transmission rate)
規定の温度及び湿度の条件で,単位時間中に試験片を通過する単位面積当たりの水蒸気の量。
注記 水蒸気透過度は,24時間に透過した面積1平方メートル当たりの水蒸気のグラム(g)で表し

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2
K 7129-7 : 2016
た質量[g/(m2・24 h)]で表す。
2.2
封止材(seal material)
カルシウム膜を直接腐食性ガスから保護するため,試験片とガラス基板との間を接着する,又は試験片
上のカルシウム膜を被覆する材料。

3 原理

  カルシウム法は,金属カルシウムと水との反応速度の測定に基づく方法である。金属カルシウムを試験
片又はガラス基板に蒸着し,三つの附属書A附属書Cに規定する,いずれかの方法を用いて封止する。
水蒸気透過度は,附属書A附属書Cの方法によって,水蒸気ばく(曝)露後の環境試験チャンバ内での
金属カルシウムの特性変化から求める。

4 試験片

4.1 試験片の形状

  試験片は,試験材料を代表するもので,しわ,折り目,又は孔がなく,厚さが均一なものとする。試験
片の寸法は,用いる透過セルの水蒸気透過部分よりも大きい寸法とする。

4.2 試験片の数

  試験片の数は,3枚とする。ただし,他の規定又は受渡当事者間の協定がある場合には,その限りでは
ない。
注記 製品によっては,4枚以上の試験片の試験は,より精度の高い結果を得られる。

4.3 試験片の厚さ測定

  厚さは,JIS K 7130のA法によって,均等な間隔をおいて,3か所測定する。

5 状態調節

  状態調節は,JIS K 7130の3.3.1による。

6 試験装置

6.1   真空蒸着装置
真空蒸着装置は,金属蒸着源,基板ホルダー,膜厚モニタ及びシャッター機構で構成する。金属カルシ
ウムは10−2 Pa以下の圧力で蒸着され,加えて,基板温度は,熱による損傷を受けないように十分に低く
保たれていなければならない。金属カルシウムの面積調整には,蒸着マスクを用いる。
6.2 グローブボックス
グローブボックス内の水分及び酸素量は,40 ppm(体積分率)未満とする。また,外気に触れずに真空
蒸着装置からカルシウム膜を蒸着した基板の移動ができる構造をもつものを用いる。
6.3 環境試験チャンバ
環境試験チャンバ内の温度は±0.5 ℃の精度で保たれ,相対湿度は±3 %の精度で保たれるものを用いる。
6.4 試験方法
a) 光学測定法 カルシウム膜の光学特性の変化から,水蒸気透過度を算出する方法である(附属書A参
照)。
b) 電気測定法 カルシウム膜の電気抵抗の変化から,水蒸気透過度を算出する方法である(附属書B参

――――― [JIS K 7129-7 pdf 4] ―――――

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K 7129-7 : 2016
照)。
c) 腐食面積測定法 カルシウム膜が水と反応した腐食面積の変化から,水蒸気透過度を算出する方法で
ある(附属書C参照)。

7 試験条件

  推奨する試験条件を,表1に記載する。
なお,表1以外の試験条件は,受渡当事者間の協定による。
表1−試験条件一覧
試験条件 温度 相対湿度
℃ %
1 25±0.5 90±3
2 40±0.5 90±3
3 60±0.5 90±3
4 85±0.5 85±3

8 試験結果

  全ての試験片で得られた結果の平均値を計算し,有効数字2桁に丸める。

9 精度

  この試験方法の精度は,試験室間の比較データがないため,不明である。精度に関する規定は,そのデ
ータが得られた時点で,改正版に追記する予定である。

10 試験報告

  試験報告書には,次の事項を記載する。
a) この規格の番号及び用いた試験方法の区分(光学測定法,電気測定法,腐食面積測定法)
b) 試験条件
c) 測定に用いた試験装置の名称
d) 試験片の名称
e) 試験片の作製方法
f) 単層以外の試験片の水蒸気供給面
g) 試験片の透過面積
h) 試験片の平均厚さ
i) 試験片の数
j) 試験片の状態調節方法の詳細
k) 試験結果
l) 試験年月日(試験期間が1日で終了しない場合には,試験開始日及び終了日を記載)

――――― [JIS K 7129-7 pdf 5] ―――――

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  • ISO 15106-7:2015(MOD)

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