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JIS K 7316:2013 規格概要
この規格 K7316は、プラスチックのスクラッチ特性の求め方について規定。この方法は,規定の形状をした硬い器具を,試験片表面に接触させ,規定の力及び速度で,移動させて,スクラッチを付ける方法について規定。規定の条件下で,規定のタイプの試験片のスクラッチ挙動を調査し,試験片に生じたスクラッチの種類を分類する方法について規定。
JISK7316 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7316
- 規格名称
- プラスチック―スクラッチ特性の求め方
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Determination of scratch properties
- 制定年月日
- 2013年9月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2013-09-20 制定日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 7316:2013 PDF [16]
K 7316 : 2013 (ISO 19252 : 2008)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[3]
- 5 器具及び装置・・・・[4]
- 5.1 試験機・・・・[4]
- 5.2 試験片寸法の測定装置・・・・[4]
- 5.3 モニタ装置及び観察装置(オプション)・・・・[4]
- 6 試験片・・・・[5]
- 6.1 形状及び寸法・・・・[5]
- 6.2 試験片の調製・・・・[5]
- 6.3 試験片の数・・・・[5]
- 6.4 状態調節・・・・[5]
- 7 手順・・・・[6]
- 7.1 試験雰囲気・・・・[6]
- 7.2 スクラッチ試験・・・・[6]
- 8 試験結果の表現・・・・[8]
- 8.1 一般・・・・[8]
- 8.2 スクラッチ挙動の種類を求める手順・・・・[8]
- 8.3 スクラッチマップの作成・・・・[9]
- 8.4 限界垂直力の求め方・・・・[10]
- 9 試験報告・・・・[11]
- 附属書A(参考)スクラッチ挙動の種類の概略図・・・・[13]
- 附属書B(参考)試験機・・・・[14]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7316 pdf 1] ―――――
K 7316 : 2013 (ISO 19252 : 2008)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック工業連盟(JPIF)及び一般
財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7316 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7316 : 2013
(ISO 19252 : 2008)
プラスチック−スクラッチ特性の求め方
Plastics-Determination of scratch properties
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 19252を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1 適用範囲
1.1 この規格は,プラスチックのスクラッチ特性の求め方について規定する。この方法は,規定の形状
をした硬い器具(以下,圧子という。)を,試験片表面に接触させ,規定の力及び速度で,移動させて,ス
クラッチを付ける方法について規定する。
1.2 この規格は,規定の条件下で,規定のタイプの試験片のスクラッチ挙動を調査し,試験片に生じた
スクラッチの種類を分類する方法について規定する。
また,この方法は,一定力試験で得られるスクラッチマップ,又は線形力増加試験で得られる限界垂直
力(3.8)によって,材料間の比較に適用できる。
1.3 この方法は,コーティング又は塗装を施していない,射出成形した熱可塑性及び熱硬化性材料に適
用する。
1.4 この方法は,試験片の推奨寸法及び推奨する圧子形状を規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 19252:2008,Plastics−Determination of scratch properties(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7100 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気
注記 対応国際規格 : ISO 291,Plastics−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS K 7139 プラスチック−試験片
注記 対応国際規格 : ISO 20753,Plastics−Test specimens(MOD)
JIS K 7152-1 プラスチック−熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片−第1部 : 通則並びに多
目的試験片及び短冊形試験片の成形
注記 対応国際規格 : ISO 294-1,Plastics−Injection moulding of test specimens of thermoplastic materials
−Part 1: General principles, and moulding of multipurpose and bar test specimens(IDT)
――――― [JIS K 7316 pdf 3] ―――――
2
K 7316 : 2013 (ISO 19252 : 2008)
JIS K 7154-1 プラスチック−熱硬化性樹脂成形材料の射出成形試験片−第1部 : 通則及び多目的試
験片の成形
注記 対応国際規格 : ISO 10724-1,Plastics−Injection moulding of test specimens of thermosetting
powder moulding compounds (PMCs)−Part 1: General principles and moulding of multipurpose test
specimens(IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
スクラッチ(scratch)
規定の硬さ及び形状をもつ圧子が,規定の試験力及び試験速度の下で,試験片の表面を移動することに
よって生じるきず(図1参照)。
注記 ここで用いる用語“表面”は,スクラッチ特性を測定するのに十分な広さをもつ面である。
3
v
1 試験片
2 圧子
3 スクラッチ
R 圧子の先端半径
P 試験力
v 試験速度
図1−スクラッチを示す略図
3.2
試験力,P(test force)
試験中,圧子によって試験片に垂直に加えられる力。
注記 試験力は,ニュートン(N)で表す。
3.3
試験速度,v(test speed)
試験中における,圧子の試験片に対する相対移動速度。
注記 試験速度は,ミリメートル/秒(mm/s)で表す。
――――― [JIS K 7316 pdf 4] ―――――
3
K 7316 : 2013 (ISO 19252 : 2008)
3.4
スクラッチ力,Fs(scratch force)
試験中における,圧子と試験片との間に働く水平力。
注記 スクラッチ力は,ニュートン(N)で表す。
3.5
圧子変位,d(scratch-tip displacement)
試験中における,圧子の試験片表面に対する垂直変位。
注記 圧子変位は,マイクロメートル(μm)で表す。
3.6
スクラッチ距離,s(scratch distance)
試験中における,圧子の試験片に対する水平移動距離。
注記 スクラッチ距離は,ミリメートル(mm)で表す。
3.7
スクラッチ挙動(scratch behavior)
試験における,材料の変形挙動(図2参照)。スクラッチ挙動の種類は,3.7.13.7.3による。
3.7.1
掘起し,p(ploughing)
試験中,スクラッチ距離全体にわたり,スクラッチ力及び圧子変位が一定なスクラッチ挙動(図2参照)。
注記1 スクラッチ表面は,粗さが小さく,滑らかとなる。
注記2 小さな特有の一時的な信号の振動(スクラッチ力の振幅3 N未満,圧子変位の振幅10 μm未
満)は無視できる。
3.7.2
ウェッジ形成,w(wedge formation)
試験中,スクラッチ距離の増加に伴い,スクラッチ力及び/又は圧子変位が規則的に振動するスクラッ
チ挙動(図2参照)。
注記 スクラッチ試験後の表面は,連続したうろこ状又はくさび状となる。
3.7.3
切削,c(cutting)
試験中,スクラッチ距離の増加に伴い,スクラッチ力及び/又は圧子変位が不規則に変動するスクラッ
チ挙動(図2参照)。
注記 試験中,切りくずが生じる。
3.8
限界垂直力,Pc(critical normal force)
ある試験速度において,ウェッジ形成又は切削のいずれかが最初に生じる最小の垂直力。
注記 限界垂直力は,ニュートン(N)で表す。
4 原理
力を垂直に加えた硬い圧子を,多目的試験片表面の幅中心で長さ方向に,一定速度で移動させ,スクラ
ッチを生成する。スクラッチ中に,圧子と試験片との間に働くスクラッチ力,圧子変位及びスクラッチ距
離を連続的に測定し,スクラッチ挙動の種類及び/又は限界垂直力を求め,スクラッチ特性を定量的に求
――――― [JIS K 7316 pdf 5] ―――――
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JIS K 7315-2:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.20 : 熱可塑性材料
JIS K 7316:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7139:2009
- プラスチック―試験片
- JISK7152-1:1999
- プラスチック―熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片―第1部:通則並びに多目的試験片及び短冊形試験片の成形
- JISK7154-1:2002
- プラスチック―熱硬化性樹脂成形材料の射出成形試験片―第1部:通則及び多目的試験片の成形