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JIS K 8342:2007 規格概要
この規格 K8342は、試薬として用いる酸化りん(V)について規定。
JISK8342 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8342
- 規格名称
- 酸化りん(V)(試薬)
- 規格名称英語訳
- Phosphorus (V) oxide (Reagent)
- 制定年月日
- 1951年5月22日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1951-05-22 制定日, 1954-05-22 確認日, 1957-05-22 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-03-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8342:2007 PDF [10]
K 8342 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[1]
- 4 種類・・・・[1]
- 5 性質・・・・[1]
- 5.1 性状・・・・[2]
- 5.2 定性方法・・・・[2]
- 6 品質・・・・[2]
- 7 試験及び検査方法・・・・[2]
- 7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果・・・・[2]
- 7.2 純度(P2O5)・・・・[2]
- 7.3 水溶状・・・・[2]
- 7.4 硫酸塩(SO4)・・・・[2]
- 7.5 重金属(Pbとして)・・・・[3]
- 7.6 ひ素(As)・・・・[3]
- 7.7 窒素化合物(Nとして)・・・・[3]
- 7.8 過マンガン酸還元性物質・・・・[3]
- 8 記録・・・・[3]
- 9 容器・・・・[4]
- 10 表示・・・・[4]
- 11 取扱い上の注意事項・・・・[4]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]
- 解 説・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8342 pdf 1] ―――――
K 8342 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8342:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8342 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8342 : 2007
酸化りん(V)(試薬)
Phosphorus (V) xide (Reagent)
P2O5 FW : 141.94
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part
3:Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の
実態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる酸化りん(V)1)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
注1) 別名 : 五酸化二りん
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
3 一般事項
試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。
4 種類
種類は,特級とする。
5 性質
――――― [JIS K 8342 pdf 3] ―――――
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K 8342 : 2007
5.1 性状
酸化りん(V)は,白い粉末で吸湿性が極めて強い。水と激しく反応して溶け,その溶液は酸性である。
5.2 定性方法
試料1 gに水20 mlを加えて溶かし,硝酸(1+2)5 ml及び七モリブデン酸六アンモニウム溶液(100 g/l)
5 mlを加え煮沸すると黄色の沈殿が生じる。
6 品質
品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度(P2O5) 質量分率 % 98.0以上
水溶状 試験適合
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.02以下
重金属(Pbとして) 質量分率 % 0.002以下
ひ素(As) 質量分率 % 0.003以下
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.002以下
過マンガン酸還元性物質 試験適合
7 試験及び検査方法
7.1 試験及び検査方法の条件並びに結果
試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じ実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法によ
って行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。
試料溶液の調製 試料10 gを水蒸気などで十分に吸湿させた後,水を加えて溶かし全量を100 mlにする(A
液)。
警告 酸化りん(V)は水と非常に激しく反応し危険なので,水に溶かす場合は,表面積を広くとれ
る容器を用いて,空気中の水分,水蒸気などで十分に吸湿させてから行う。
7.2 純度(P2O5)
試料約1 gを0.1 mgのけたまで速やかにはかりとり,水蒸気などで十分に吸湿させた後,水を加えて溶
かし約100 mlとし,水浴上で約25 mlになるまで蒸発させ,冷却した後,水120 mlを加え,チモールフタ
レイン溶液を指示薬として1 mol/l水酸化ナトリウム溶液で滴定する。終点は,液の色が無色から青に変わ
る点とする。この場合,1 mol/l水酸化ナトリウム溶液1 mlは,0.035 486 g P2O5 に相当する。
7.3 水溶状
水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料は2 gを用い,溶解後5分間放置する。濁
りの程度の適合限度標準は,JIS K 8001の5.2(1)(濁りの程度の適合限度標準)(b)(ほとんど澄明)を
用いる。
7.4 硫酸塩(SO4)
操作及び計算は,次による。
a) 操作 A液20 ml(試料量2 g)に水90 ml及び塩酸(2+1)3 mlを加えて,必要ならばJIS P 3801に
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K 8342 : 2007
規定するろ紙(5種C)を用いてろ過し,水で洗い,そのろ液と洗液とを合わせる。この液を沸騰す
るまで加熱し,熱塩化バリウム溶液(100 g/l)5 mlを加え,更に水浴上で30分間加熱し,一夜放置す
る。JIS P 3801に規定するろ紙(5種C)を用いてろ過し,沈殿及びろ紙を水で洗う2)。あらかじめ強
熱して恒量にし,0.1 mgのけたまで質量をはかったるつぼに沈殿をろ紙ごと入れ,徐々に加熱して灰
化し,更に恒量になるまで強熱した後,デシケーター中で放冷し,再び質量をはかる。
注2) 洗液20 mlをとり,硝酸(1+2)5 ml及び硝酸銀溶液(20 g/l)1 mlを加えたときに白濁しな
くなるまで行う。
b) 計算
(m2−m1) .0411 6
A 100
2
ここに, A : 硫酸塩(SO4)(質量分率 %)
m2 : 硫酸バリウムの残分を含むるつぼの質量(g)
m1 : 空のるつぼの質量(g)
0.411 6 : 硫酸バリウムを硫酸塩に換算する係数
7.5 重金属(Pbとして)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 A液25 ml(試料量2.5g)をとり,pH試験紙を用いてアンモニア水(2+3)でpH約3.5
に調整した後,水を加えて50 mlにする(B液)。B液30 ml(試料量1.5 g)をとる。
b) 標準側溶液 B液10 ml(試料量0.5 g)に鉛標準液(Pb : 0.01 mg/ml)2.0 ml及び水を加えて30 mlに
する。
c) 操作 JIS K 8001の5.24[重金属(Pbとして)](2)(分液硫化ナトリウム法)による。
7.6 ひ素(As)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 A液1.0 ml(試料量0.1 g)を水素化ひ素発生瓶100 mlに入れ,水を加えて20 mlにする。
b) 標準側溶液 ひ素標準液(As : 0.001 mg/ml)3.0 mlを水素化ひ素発生瓶100 mlに入れ,水を加えて
20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.19[ひ素(As)](3)[N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀法(AgDDTC法)]
による。
7.7 窒素化合物(Nとして)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 A液10 ml(試料量1 g)に水を加えて140 mlにする。
b) 標準側溶液 窒素標準液(N : 0.01 mg/ml) 2.0 mlに水を加えて140 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](4)(蒸留−インドフェノール青法)による。
7.8 過マンガン酸還元性物質
操作及び判定は,次による。
a) 操作 試料3 gに水50 ml及び0.02 mol/l過マンガン酸カリウム溶液0.20 mlを加え,沸騰し始めるま
で加熱した後,水浴上で10分間加熱する。
b) 判定 液の色が紅色を保つとき,P2O3として約質量分率0.02 %以下である。
8 記録
――――― [JIS K 8342 pdf 5] ―――――
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