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JIS K 8622:2007 規格概要
この規格 K8622は、試薬として用いる炭酸水素ナトリウムについて規定。
JISK8622 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8622
- 規格名称
- 炭酸水素ナトリウム(試薬)
- 規格名称英語訳
- Sodium hydrogen carbonate (Reagent)
- 制定年月日
- 1952年7月22日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS K 8622:2007 PDF [12]
K 8622 : 2007
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 一般事項・・・・[1]
- 4 種類・・・・[1]
- 5 性質・・・・[1]
- 5.1 性状・・・・[2]
- 5.2 定性方法・・・・[2]
- 6 品質・・・・[2]
- 7 試験及び検査方法・・・・[2]
- 7.1 特級・・・・[2]
- 7.2 pH標準液用・・・・[5]
- 8 記録・・・・[5]
- 9 容器・・・・[5]
- 10 表示・・・・[5]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8622 pdf 1] ―――――
K 8622 : 2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申
出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8622:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8622 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8622 : 2007
炭酸水素ナトリウム(試薬)
Sodium hydrogen carbonate (Reagent)
NaHCO3 FW : 84.01
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second seriesを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格の規定の一部に市場の実
態を反映していない部分があるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる炭酸水素ナトリウムについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
3 一般事項
試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。
4 種類
種類は,特級及びpH標準液用とする。
5 性質
――――― [JIS K 8622 pdf 3] ―――――
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K 8622 : 2007
5.1 性状
炭酸水素ナトリウムは,白い結晶又は結晶性粉末で,水にやや溶けやすく,エタノールにほとんど溶け
ない。
5.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水10 mlを加えて溶かすと,その液性は約pH8である。それに塩酸 (1+3) 10 mlを加える
と,泡が発生する。
b) 試料2 gに水20 mlを加えて溶かし,JIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ
土類金属試験法)によると黄色が現れる。
6 品質
品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
特級 pH標準液用
純度 (NaHCO3) 質量分率 % 99.5100.3
純度 (NaHCO3)(乾燥後) 質量分率 % 99.7100.0
水溶状 試験適合 試験適合
乾燥減量 質量分率 % 0.1以下 0.1以下
塩化物 (Cl) 質量分率 % 0.001以下 0.001以下
りん酸塩 (PO4) 質量分率 ppm 5以下 5以下
けい酸塩(SiO2として) 質量分率 % 0.001以下 0.001以下
硫酸塩 (SO4) 質量分率 % 0.003以下 0.003以下
窒素化合物(Nとして) 質量分率 ppm 5以下 5以下
カリウム (K) 質量分率 % 0.005以下 0.005以下
銅 (Cu) 質量分率 ppm 2以下 2以下
マグネシウム (Mg) 質量分率 ppm 5以下 5以下
カルシウム (Ca) 質量分率 % 0.005以下 0.005以下
亜鉛 (Zn) 質量分率 ppm 2以下 2以下
鉛 (Pb) 質量分率 ppm 2以下 2以下
鉄 (Fe) 質量分率 ppm 5以下 5以下
よう素還元性物質 試験適合 試験適合
7 試験及び検査方法
7.1 特級
7.1.1 試験及び検査方法の条件並びに結果
試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目の試験及び検査は,次の各試験及び検査方法に
よって行い,得られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)による。
7.1.2 純度 (NaHCO3)
試料1 gを0.1 mgのけたまではかりとり,水20 mlを加えて溶かす。ブロモフェノールブルー溶液3滴
を加え,0.5 mol/l塩酸で滴定する。終点付近で煮沸して二酸化炭素を除去し,冷却後に滴定する。終点は,
液の色が青紫から青みの緑になる点とする。この場合,0.5 mol/l塩酸1 mlは,0.042 00 g NaHCO3 に相当
する。
――――― [JIS K 8622 pdf 4] ―――――
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K 8622 : 2007
7.1.3 水溶状
水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料は2 gを用い,溶解後5分間放置する。濁
りの程度の適合限度標準はJIS K 8001の5.2 (1)(濁りの程度の適合限度標準)(a)(澄明)を用いる。
7.1.4 乾燥減量
乾燥減量は,JIS K 0067の4.1.4(操作)(2)(第2法 大気圧下で乾燥剤を用いて乾燥する方法)による。
この場合,試料4 gを0.1 mgのけたまではかりとり,デシケーター中で3時間乾燥する(乾燥後の試料は,
7.2にも用いる。)。
7.1.5 塩化物 (Cl)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに水30 ml及び硝酸 (1+2) 6 mlを徐々に加え,穏やかに煮沸する(二酸化炭
素の泡が発生しなくなるまで。)。これを冷却し,水を加えて40 mlにする。この20 ml(試料量1.0 g)
を用いる。
b) 標準側溶液 塩化物標準液 (Cl : 0.01 mg/ml) 2.0 mlに水10 ml及び硝酸 (1+2) 6 mlを加え,穏やかに
煮沸する(試料側溶液と同じ時間。)。これを冷却し,水を加えて40 mlにする。この20 mlを用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)による。
7.1.6 りん酸塩 (PO4)
溶液の調製,操作及び判定は,次による。
a) 試料側溶液 試料10 gに水60 ml及び塩酸 (2+1) 20 mlを徐々に加える。これを水浴上で蒸発乾固し,
水を加えて50 mlにする(A液)(A液は,7.1.8にも用いる。)。A液10 ml(試料量2 g)を用いる。
b) 標準側溶液 塩酸 (2+1) 4 mlを水浴上で蒸発乾固し,りん酸塩標準液 (PO4 : 0.01 mg/ml) 1.0 mlを加
え,水を加えて10 mlにする。
c) 操作 試料側溶液,標準側溶液それぞれに,七モリブデン酸六アンモニウム−アスコルビン酸溶液2 ml
を加え,水を加えて25 mlにする。これを振り混ぜて2040 ℃で15分間放置する。
d) 判定 試料側の色は,標準側の青より濃くない。
7.1.7 けい酸塩(SiO2として)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料1.0 gをポリエチレン製ビーカー100 mlにとり,水を加えて20 mlにする。
b) 標準側溶液 けい酸塩標準液 (SiO2 : 0.01 mg/ml) 1.0 mlをポリエチレン製ビーカー100 mlにとり,水
を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.14[けい酸塩 (SiO2)](1)(比色法)による。
7.1.8 硫酸塩 (SO4)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.1.6のA液10 ml(試料量2 g)に塩酸 (2+1) 0.3 mlを加え,更に水を加えて25 mlに
する。
b) 標準側溶液 硫酸塩標準液 (SO4 : 0.01 mg/ml) 6.0 mlに塩酸 (2+1) 4 mlを加え,水浴上で蒸発乾固す
る。これに塩酸 (2+1) 0.3 ml及び水を加えて25 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.15[硫酸塩 (SO4)](1)(比濁法)による。
7.1.9 窒素化合物(Nとして)
溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料4.0 gに水を加えて溶かして140 mlにする。
――――― [JIS K 8622 pdf 5] ―――――
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JIS K 8622:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)
JIS K 8622:2007の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8622:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)