JIS L 0216:2016 羽毛用語

JIS L 0216:2016 規格概要

この規格 L0216は、羽毛製品に使用される充填材料用羽毛に関する主な用語について規定。

JISL0216 規格全文情報

規格番号
JIS L0216 
規格名称
羽毛用語
規格名称英語訳
Glossary of terms used in feathers
制定年月日
1990年11月1日
最新改正日
2016年12月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

01.040.59, 59.060.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1990-11-01 制定日, 1996-02-01 確認日, 2001-01-20 確認日, 2006-05-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2016-12-20 改正
ページ
JIS L 0216:2016 PDF [5]
                                                                                   L 0216 : 2016

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 分類・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0216 pdf 1] ―――――

L 0216 : 2016

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本羽毛製品協同
組合(日羽協)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS L 0216:1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0216 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0216 : 2016

羽毛用語

Glossary of terms used in feathers

1 適用範囲

  この規格は,羽毛製品に使用される充材料用羽毛に関する主な用語について規定する。

2 分類

  用語は,次のとおり分類する。
a) 羽毛の名称に関する用語
1) 一般名称(羽毛の名称)
2) 部分名称(羽毛の構造)
b) 試験に関する用語

3 用語及び定義

  用語及び定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。また,読みの分かりにくい用語には,用語欄に括弧書きで用語の読
みを示す。
a) 羽毛の名称に関する用語
1) 一般名称
番号 用語 定義 対応英語(参考)
101 羽毛 feathers,
鳥類の体表を覆う上皮構造物で,ふとん,衣料品などの充
plumage,
物として使用するために採取したもの。ダウン,フェザ
ー及びファイバーの総称。 feather and down
102 原羽毛 精製処理していない羽毛。 unwashed feathers,
raw feathers
103 精製羽毛 精製処理した羽毛。 washed feathers,
refined feathers
104 水鳥羽毛 waterfowl feathers
水鳥[あひる(ダック),がちょう(グース)など]から採
(みずとりうもう) 取した羽毛。
105 陸鳥羽毛 陸鳥(にわとり,七面鳥など)から採取した羽毛。 landfowl feathers
(りくちょううもう)
106 ダウン down
小さな元羽軸及びその先端部から派生した2本以上の羽枝
からなる水鳥羽毛で,幹羽軸がないもの及び幹羽軸が明瞭
でないもの。
107 類似ダウン pumule
ダウンのうち,羽枝がダウンに似た立体構造を形成し,幹
羽軸が明瞭でないもの。
108 未熟ダウン ダウンのうち,成熟していない柔弱なダウン。 nestling down
109 フェザー feather
元羽軸,幹羽軸及び羽枝をもつ水鳥羽毛又は陸鳥羽毛。

――――― [JIS L 0216 pdf 3] ―――――

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L 0216 : 2016
番号 用語 定義 対応英語(参考)
110 水鳥フェザー 水鳥のフェザー。 waterfowl feather
(みずとりふぇざー)
111 陸鳥フェザー 陸鳥のフェザー。 landfowl feather
(りくちょうふぇざー)
112 スモールフェザー small feather
水鳥フェザーのうち,損傷フェザー以外のフェザーで,長
さ6.5 cm未満のもの。
113 ラージフェザー large feather
水鳥フェザーのうち,損傷フェザー以外のフェザーで,長
さ6.5 cm以上のもの。
114 未熟フェザー 水鳥フェザーのうち,成熟していないフェザー。 immature feather,
nestling feather,
pin feather
115 損傷フェザー damaged feather,
水鳥フェザーのうち,虫害,引裂き,粉砕などによって損
傷したもの。 broken feather
116 糸状フェザー filo plumes
細い幹羽軸で形成される水鳥フェザー。先端が複数に割れ
ていたり,少量の羽枝をもつものもある。
(いとじょうふぇざー)
117 ネックフェザー neck feather
スモールフェザーのうち,水鳥の頭及び首の部分から採取
されたもの。
118 ファイバー ダウンファイバー及びフェザーファイバーの総称。 fiber
119 ダウンファイバー down fiber
ダウンの羽軸から分離した羽枝で,それぞれ1本の状態ま
で分離しているもの。
120 フェザーファイバー feather fiber
フェザーの羽軸から分離した羽枝で,それぞれ1本の状態
まで分離しているもの。
121 きょう雑物 ダウン,フェザー及びファイバー以外のくず並びに異物。 residual matter
(きょうざつぶつ)
2) 部分名称
番号 用語 定義 対応英語(参考)
201 羽軸 幹羽軸及び元羽軸の総称。 quill
(うじく)
202 幹羽軸 quill shaft
フェザーの中央部を貫通して羽枝が着生しているさお状部
(かんうじく) 分。
203 元羽軸 quill point
フェザーの場合は,羽枝が着生していない羽軸の根元部分。
(もとうじく) ダウンの場合は,羽枝が着生している部分。
204 羽枝 幹羽軸又は元羽軸に着生している繊維状のもの。 barb
(うし)
205 小羽枝 羽枝に着生している毛羽状のもの。 barbule
(しょううし)
206 小こう(鉤) prong
小羽枝の両側に中央付近から先端にかけて一定の間隔で見
(しょうこう) られるとげ状のもの。
207 節 node
小羽枝の中央付近から先端にかけて一定の間隔で見られる
(ふし) こぶ状のもの。
b) 試験に関する用語
番号 用語 定義 対応英語(参考)
301 組成混合率 composition
羽毛をダウン,スモールフェザー,ラージフェザー,損傷
フェザー,陸鳥フェザー,ダウンファイバー,フェザーフ
ァイバー,きょう雑物の8種類に選別し,それらの割合を
質量比で示したもの。

――――― [JIS L 0216 pdf 4] ―――――

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L 0216 : 2016
番号 用語 定義 対応英語(参考)
302 かさ高性 filling power,
かさ高測定装置を用いて測定したときに,所定の質量の羽
volume measurement,
毛が占める体積を高さ又は単位質量当たりの体積で表した
massic volume,
もの。体積表示によるかさ高性には,測定方法によって,
ダウンパワー1)及びフィルパワー2)の表示方法がある。
fill power
注1) 単位質量当たりの体積(cm3/g)で表したもの。試験
方法はJIS L 1903で規定されている。
2) 羽毛30 g当たりのふくらみ度合いを立方インチで示
したもの。欧米で用いられる表示方法の一つ。
なお,日本での証明書などでの体積表示は計量法
に基づき,SI単位(cm3/gなど)の使用が求められて
いる。試験方法はJIS L 1903では規定されていない。
303 かさ高測定装置 充材料用羽毛のかさ高性を測定する装置。 down power tester,
filling power tester
304 油脂分率 羽毛に含まれる油脂の含有絶乾質量比率。 oil and fat content
305 水分率 羽毛の絶乾質量に対する水分量。含水率とは異なる。 moisture regain
306 含水率 羽毛の乾燥前の質量に対する水分量。 moisture content
307 清浄度 turbidity
羽毛の汚れを抽出したろ過懸濁液に含まれる不溶性物質の
量。羽毛に付着している汚れの程度の指標となる。
308 透視度計 清浄度を測定する器具。 transparency meter,
transparency gauge
309 酸素計数 oxygen number,
羽毛の水抽出液のろ過液に含まれる水溶性で酸化されやす
oxygen index number
い物質の量。羽毛に付着している汚れ(有機物)の程度を
示す指標となる。
参考文献 JIS L 1903 羽毛試験方法

JIS L 0216:2016の国際規格 ICS 分類一覧