JIS L 0850:2015 ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法

JIS L 0850:2015 規格概要

この規格 L0850は、染色した繊維製品のホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法について規定。

JISL0850 規格全文情報

規格番号
JIS L0850 
規格名称
ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法
規格名称英語訳
Test method for colour fastness to hot pressing
制定年月日
1967年3月1日
最新改正日
2015年9月24日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 105-X11:1994(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1967-03-01 制定日, 1970-02-01 確認日, 1973-09-01 確認日, 1975-03-01 改正日, 1978-04-01 確認日, 1983-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-02-01 改正日, 2000-01-20 確認日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-09-24 改正
ページ
JIS L 0850:2015 PDF [9]
                                                                                   L 0850 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 試験の種類及び試験条件・・・・[2]
  •  6 装置及び材料・・・・[3]
  •  7 試験片の調製・・・・[3]
  •  8 試験操作・・・・[4]
  •  8.1 乾熱試験機法(A法)の場合・・・・[4]
  •  8.2 電気アイロン法(B法)の場合・・・・[4]
  •  9 判定・・・・[5]
  •  10 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0850 pdf 1] ―――――

L 0850 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益財団法人スガ
ウェザリング技術振興財団(SWTF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して
日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS L 0850:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0850 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0850 : 2015

ホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法

Test method for colour fastness to hot pressing

序文

  この規格は,1994年に第4版として発行されたISO 105-X11を基とし,我が国の試験・評価の実態を反
映させるため技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,染色した繊維製品のホットプレッシングに対する染色堅ろう度試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 105-X11:1994,Textiles−Tests for colour fastness−Part X11: Colour fastness to hot pressing
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 105-A01,Textiles−Tests for colour fastness−Part A01: General principles of
testing(MOD)
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
注記 対応国際規格 : ISO 105-F02,Textiles−Tests for colour fastness−Part F02: Specification for cotton
and viscose adjacent fabrics(MOD)
JIS L 0804 変退色用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A02,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02: Grey scale for
assessing change in colour(MOD)
JIS L 0805 汚染用グレースケール
注記 対応国際規格 : ISO 105-A03,Textiles−Tests for colour fastness−Part A03: Grey scale for

――――― [JIS L 0850 pdf 3] ―――――

2
L 0850 : 2015
assessing staining(MOD)
JIS L 0879 乾熱処理に対する染色堅ろう度試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 105-P01,Textiles−Tests for colour fastness−Part P01: Colour fastness to dry
heat (excluding pressing)(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0801の箇条3(用語及び定義)による。

4 原理

  試験片をホットプレスし,試験片の変退色及び試験片とともに使用した白綿布の汚染の程度を,それぞ
れ変退色用グレースケール及び汚染用グレースケールと比較するか,又は計器によって変退色等級及び汚
染等級を求めて,その堅ろう度を判定する。

5 試験の種類及び試験条件

  試験の種類及び試験条件は,表1の乾熱試験機法(A法)又は表2の電気アイロン法(B法)による。
なお,温度は,必要に応じて他の温度を用いてもよい。この場合,その温度を試験報告書に記録する。
表1−乾熱試験機法(A法)
試験の方法 温度区分 時間 圧力a)
区分の記号 温度
号 ℃ s kPa
乾燥試験 A-1 110±2 15 4±1
A-2 150±2
A-3 200±2
湿潤 強試験 A-1 110±2
試験 A-2 150±2
A-3 200±2
弱試験 A-1 110±2
A-2 150±2
A-3 200±2
注a) 圧力は,試験片面積に対する値である。

――――― [JIS L 0850 pdf 4] ―――――

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L 0850 : 2015
表2−電気アイロン法(B法)
試験の方法 温度区分 時間 圧力a)
区分の記号 温度b)
号 ℃ s kPa
乾燥試験 B-1 110±5 15 2.5±0.5
B-2 150±5
B-3 200±5
湿潤 強試験 B-1 110±5
試験 B-2 150±5
B-3 200±5
弱試験 B-1 110±5
B-2 150±5
B-3 200±5
注a) 圧力は,試験片面積に対する値である。
b) 温度は,使用始めの電気アイロン底面中央部の表面温度である。

6 装置及び材料

  装置及び材料は,次による。
6.1 乾熱試験機 JIS L 0879の5.a)(乾熱試験機)に規定するものとする。ただし,加熱は上部加熱板だ
けとし,下部加熱板の電源は切ったまま使用する。
6.2 電気アイロン 表面温度を110 ℃200 ℃の範囲で±5 ℃に調節できるものとする。
注記1 電気アイロンの表面温度の測定には,熱電対式表面温度計,抵抗式表面温度計などを用いる。
注記2 試験片に規定の圧力(2.5 kPa)を加えるには,電気アイロンの質量が1.0 kgのものを用いれ
ばよい。ただし,電気アイロンの質量が1.0 kgに満たない場合には,電気アイロンの上にお
もりを載せて1.0 kgにする。
6.3 ホットプレス台 厚さ3 mm6 mmの平らな断熱性のある板の上に,単位面積当たりの質量が約260
g/m2の羊毛フランネルを2枚重ねて厚さ約3 mmとし,大きさ100 mm×40 mmとなるようにしたものとす
る。ただし,羊毛フランネルに代えて,羊毛フェルト又は同等の滑らかな毛織物を厚さ約3 mmにして使
用してもよい。
なお,平らな断熱性のある板の大きさは,乾熱試験機又は電気アイロンの加熱板より大きいものとする。
6.4 白綿布 JIS L 0803に規定する綿の添付白布3-1号で,100 mm×40 mmよりやや大きいものとする。
6.5 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するものとする。
6.6 汚染用グレースケール JIS L 0805に規定するものとする。
6.7 水 JIS K 0557に規定するA1の水又はこれと同等以上の水とする。

7 試験片の調製

  試験片の調製は,次によるほか,JIS L 0801の箇条6(試験片及び複合試験片の調製)による。
a) 試料が布の場合 試験片の大きさは100 mm×40 mmとする。
b) 試料が糸の場合 次のいずれかとする。
1) ) と同じ大きさに編んだものを用いる。
2) 長さ約100 mm,質量約0.5 gの試験片を採取し,これをa) と同じ大きさに白綿布上に薄い層にし
て並べ,両端近くを白綿糸で縫うか,セロハン粘着テープを貼るなど,適切な方法で留める。

――――― [JIS L 0850 pdf 5] ―――――

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