JIS L 1021-3:2020 繊維製床敷物試験方法―第3部:厚さの測定方法

JIS L 1021-3:2020 規格概要

この規格 L1021-3は、繊維製床敷物のパイル部分を含む全厚さ測定方法,並びにパイル刈取りによる基部上のパイル層の厚さ測定方法及びロンツゲージによる基部上のパイル層の厚さ測定方法について規定。

JISL1021-3 規格全文情報

規格番号
JIS L1021-3 
規格名称
繊維製床敷物試験方法―第3部 : 厚さの測定方法
規格名称英語訳
Textile floor coverings -- Part 3:Determination of thickness
制定年月日
2007年3月20日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 10834:1992(MOD), ISO 1765:1986(MOD), ISO 1766:1999(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.60, 97.150
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2007-03-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS L 1021-3:2020 PDF [13]
                                                                                  L 1021-3 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 全厚さ測定方法・・・・[2]
  •  4.1 原理・・・・[2]
  •  4.2 装置・・・・[2]
  •  4.3 調製及び試験条件・・・・[2]
  •  4.4 試験片・・・・[2]
  •  4.5 試験片の準備・・・・[3]
  •  4.6 手順・・・・[3]
  •  4.7 試験結果・・・・[3]
  •  4.8 試験報告書・・・・[3]
  •  5 基部上のパイル層の厚さ測定方法・・・・[4]
  •  5.1 原理・・・・[4]
  •  5.2 装置・・・・[4]
  •  5.3 調製及び試験条件・・・・[4]
  •  5.4 試験片・・・・[4]
  •  5.5 手順・・・・[4]
  •  5.6 試験結果・・・・[4]
  •  5.7 試験報告書・・・・[5]
  •  6 ロンツゲージによる基部上のパイル層の厚さの非破壊測定方法・・・・[5]
  •  6.1 原理・・・・[5]
  •  6.2 装置・・・・[5]
  •  6.3 調製及び試験条件・・・・[7]
  •  6.4 試料・試験片の準備・・・・[7]
  •  6.5 手順・・・・[7]
  •  6.6 試験結果・・・・[8]
  •  6.7 試験報告書・・・・[8]
  •  附属書A(参考)95 %確率水準及び両側信頼限界(±限界)でのスチューデントのt・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1021-3 pdf 1] ―――――

L 1021-3 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本カーペッ
ト工業組合(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS L 1021-3:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1021の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1021-1 第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
JIS L 1021-2 第2部 : く(矩)形の繊維製床敷物の寸法測定方法
JIS L 1021-3 第3部 : 厚さの測定方法
JIS L 1021-4 第4部 : 質量の測定方法
JIS L 1021-5 第5部 : 単位長さ及び単位面積当たりのパイル数測定方法
JIS L 1021-6 第6部 : 静的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-7 第7部 : 動的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-8 第8部 : パイル糸の引抜き強さ試験方法
JIS L 1021-9 第9部 : 離強さ試験方法
JIS L 1021-10 第10部 : 水及び熱の影響による寸法変化の試験方法
JIS L 1021-11 第11部 : 摩耗強さ試験方法
JIS L 1021-12 第12部 : ベッターマンドラム試験機及びヘキサポッドタンブラー試験機による外観変
化の作製方法
JIS L 1021-13 第13部 : 外観変化の評価方法
JIS L 1021-14 第14部 : 改良形ベッターマンドラム試験機によるカットエッジの機械的損傷試験方法
JIS L 1021-15 第15部 : ファイバーバインド試験方法
JIS L 1021-16 第16部 : 帯電性−歩行試験方法
JIS L 1021-17 第17部 : 電気抵抗測定方法
JIS L 1021-18 第18部 : 汚れ試験方法
JIS L 1021-19 第19部 : クリーニング試験方法

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――――― [JIS L 1021-3 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
L 1021-3 : 2020

繊維製床敷物試験方法−第3部 : 厚さの測定方法

Textile floor coverings-Part 3: Determination of thickness

序文

  この規格は,1986年に第2版として発行されたISO 1765,1999年に第3版として発行されたISO 1766
及び1992年に第1版として発行されたISO 10834を基とし,我が国の使用実態を反映させるため,技術的
内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,繊維製床敷物のパイル部分を含む全厚さ測定方法,並びにパイル刈取りによる基部上のパ
イル層の厚さ測定方法及びロンツゲージによる基部上のパイル層の厚さ測定方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1765:1986,Machine-made textile floor coverings−Determination of thickness
ISO 1766:1999,Textile floor coverings−Determination of thickness of pile above the substrate
ISO 10834:1992,Textile floor coverings−Non-destructive measurement of pile thickness above the
backing−WRONZ gauge method(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing
JIS L 0212-1 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)−第1部 : 繊維製床敷物
注記 対応国際規格 : ISO 2424,Textile floor coverings−Vocabulary
JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 1957,Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of
specimens for physical tests
JIS L 1021-4 繊維製床敷物試験方法−第4部 : 質量の測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 8543,Textile floor coverings−Methods for determination of mass

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L 1021-3 : 2020

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0212-1によるほか,次による。
3.1
(機械製の繊維製床敷物の)全厚さ[thickness (of machine-made textile floor coverings)]
試験片を載せた試験台表面と試験片に圧力を加える加圧子の下面との間の距離。300 mm21 000 mm2の
面積をもつ円形の加圧子を用いて2.0 kPa±0.2 kPaの基準圧力下で測定したものをいう。
3.2
パイル層厚さ(pile thickness)
パイルを刈り取る前の厚さとパイルを刈り取った後の基部の厚さとの差。パイルを刈り取る前後とも,
2.0 kPa±0.2 kPaの基準圧力下で測定したものをいう。
3.3
標準荷重(standard loading)
ロンツゲージの各ニードルプローブにかかる力で,735 mN。

4 全厚さ測定方法

4.1 原理

  全厚さ測定方法は,全ての機械製の繊維製床敷物に適用する。ただし,試料に厚さ又は構造の異なる部
分がある場合は,可能な限りこれらを区別する。
機械製の繊維製床敷物の厚さは,試料の広範囲において,試験片を載せた台の表面と規定する寸法及び
規定する圧力をかけた円形加圧子の下面との間の距離を測定することによって求める。ただし,パイル糸
をもたない繊維製床敷物,又はフロックカーペットについては,円形ガードリングを使用し,測定するこ
とによって求める。

4.2 装置

4.2.1  厚さ測定器 厚さ測定器は,300 mm21 000 mm2の範囲内の面積をもつ平滑平面の円形加圧子を
備え,試験片に2.0 kPa±0.2 kPaの圧力を垂直方向から加えることができ,0 mm25 mmの測定範囲で,
0.1 mm以上の精度で厚さを測定できる性能をもつ。
なお,加圧子の動きは,繊維製床敷物の使用面に対して垂直方向でなければならない。また,試験片を
載せる試験台は平滑平面で,125 mm×125 mm以上の寸法をもち,円形加圧子に対する平行度の公差は500
分の1以下でなければならない。
4.2.2 円形ガードリング 円形ガードリングは,質量1 kg,外径125 mm以下とし,内径は,円形加圧子
の直径+40 mmとする。また,円形ガードリングには1 kPa以上の圧力を加えられるものとする。
4.2.3 直定規 直角のエッジをもつ金属製直尺など。試料の表面をブラッシングできるものとする。

4.3 調製及び試験条件

  調製及び試験条件は,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)による。

4.4 試験片

4.4.1  試験片の採取
JIS L 1021-1によって,試験片を採取する。
4.4.2 試験片の数,寸法及び測定箇所
4.4.2.1 パイルをもつ繊維製床敷物又はフロックカーペットの場合
5枚以上の試験片を準備する。試験片の大きさは,75 mm×75 mm以上とする。

――――― [JIS L 1021-3 pdf 4] ―――――

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L 1021-3 : 2020
なお,試験片は,試料の不整な部分から十分離れた箇所から採取する。また,数回の測定を同一の試験
片で行う場合は,既測定点における円形加圧子の中心から測定点の円形加圧子の中心が75 mm以上離れた
部分で測定できる面積が同一の試験片を準備しなければならない。測定部分は,ガードリングによって前
もって圧縮されていない箇所とし,試料の不整な部分から十分離れた箇所を選択する。
4.4.2.2 4.4.2.1以外の繊維製床敷物の場合
10枚以上の試験片を準備する。試験片の大きさは,125 mm×125 mm以上とする。また,数回の測定を
同一の試験片で行う場合は,既測定点における円形加圧子の中心から測定点の円形加圧子の中心が75 mm
以上離れた部分で測定できる面積の試験片を準備しなければならない。測定部分は,ガードリングによっ
て前もって圧縮されていない箇所とし,試料の不整な部分から十分離れた箇所を選択する。

4.5 試験片の準備

  パイルのある試験片は,直定規(4.2.3)を用いて,パイルの毛並みの向きに対して,最初は逆方向(逆
目方向)に,次に順方向(順目方向)に使用面を軽くブラッシングする。
試験片は,4.3に規定する標準状態下で24時間以上,使用面を上にして,平らにして1枚ずつ並べてお
く。

4.6 手順

  測定の手順は,次による。
a) 円形加圧子の軸が滑らかに上下動することを確認する。次に,円形加圧子を試験台に接触させ,目盛
をゼロに調整する。
b) 使用面を上にして,試験片を試験台の上に置く。このとき試験片の端から20 mm以内に加圧子がかか
らないような箇所に試験片を置く。パイル糸をもたない繊維製床敷物又はフロックカーペットを測定
する場合は,円形ガードリング(4.2.2)を使用する。また,厚さ又はパイルの構造に異なる部分があ
る繊維製床敷物の場合は,厚さ又はパイルの構造が変化している箇所から20 mm以内は測定してはな
らない。
c) 試験片の上に円形加圧子を静かに下げて,30秒後の厚さを読む。ただし,示した数値が安定したと認
められたときは,安定したときの値を読み取ってもよい。
d) パイル糸をもつ繊維製床敷物又はフロックカーペットの場合は,5枚以上の試験片を測定する。それ
以外の繊維製床敷物の場合は,10枚以上の試験片を測定する。

4.7 試験結果

  試験片ごとに,2.0 kPa±0.2 kPaの圧力で0.1 mm単位で測定した厚さを記録し,0.1 mm単位でこれらの
平均値を求める。
なお,厚さ又はパイルの構造に異なる部分がある繊維製床敷物については,それらを区別して,それぞ
れの部分において同様に平均値を求める。

4.8 試験報告書

  試験報告書には,次の事項を記入する。
a) この規格番号及び箇条番号
b) 試験片の数,円形ガードリング使用の有無などの選択事項については,選択した内容
c) 適用した調製及び試験条件
d) 測定した各試験片の厚さ及び0.1 mm単位の平均値。パイル層の厚さ又はパイルの構造が異なる部分
のある繊維製床敷物については,それぞれの部分ごとの結果

――――― [JIS L 1021-3 pdf 5] ―――――

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JIS L 1021-3:2020の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10834:1992(MOD)
  • ISO 1765:1986(MOD)
  • ISO 1766:1999(MOD)

JIS L 1021-3:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1021-3:2020の関連規格と引用規格一覧