JIS L 1021-8:2020 繊維製床敷物試験方法―第8部:パイル糸の引抜き強さ試験方法

JIS L 1021-8:2020 規格概要

この規格 L1021-8は、カットパイル又はループパイルをもつ全ての繊維製床敷物に適用可能なパイル糸の引抜強さ試験方法について規定。

JISL1021-8 規格全文情報

規格番号
JIS L1021-8 
規格名称
繊維製床敷物試験方法―第8部 : パイル糸の引抜き強さ試験方法
規格名称英語訳
Textile floor coverings -- Part 8:Determination of tuft withdrawal force
制定年月日
2007年3月20日
最新改正日
2020年3月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4919:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.60, 97.150
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2007-03-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2020-03-23 改正
ページ
JIS L 1021-8:2020 PDF [9]
                                                                                  L 1021-8 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[2]
  •  6 試験片の調製及び試験条件・・・・[3]
  •  7 試料及び試験片・・・・[3]
  •  8 手順・・・・[3]
  •  8.1 一般事項・・・・[3]
  •  8.2 カットパイルの場合・・・・[4]
  •  8.3 ループパイルの場合・・・・[4]
  •  8.4 パイルが複数の異なる形状などから構成されている場合・・・・[4]
  •  8.5 試験点数・・・・[4]
  •  9 試験結果の表し方・・・・[5]
  •  10 試験報告書・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1021-8 pdf 1] ―――――

L 1021-8 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,日本カーペッ
ト工業組合(JCMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS L 1021-8:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS L 1021の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS L 1021-1 第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
JIS L 1021-2 第2部 : く(矩)形の繊維製床敷物の寸法測定方法
JIS L 1021-3 第3部 : 厚さの測定方法
JIS L 1021-4 第4部 : 質量の測定方法
JIS L 1021-5 第5部 : 単位長さ及び単位面積当たりのパイル数測定方法
JIS L 1021-6 第6部 : 静的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-7 第7部 : 動的荷重による厚さ減少試験方法
JIS L 1021-8 第8部 : パイル糸の引抜き強さ試験方法
JIS L 1021-9 第9部 : 離強さ試験方法
JIS L 1021-10 第10部 : 水及び熱の影響による寸法変化の試験方法
JIS L 1021-11 第11部 : 摩耗強さ試験方法
JIS L 1021-12 第12部 : ベッターマンドラム試験機及びヘキサポッドタンブラー試験機による外観変
化の作製方法
JIS L 1021-13 第13部 : 外観変化の評価方法
JIS L 1021-14 第14部 : 改良形ベッターマンドラム試験機によるカットエッジの機械的損傷試験方法
JIS L 1021-15 第15部 : ファイバーバインド試験方法
JIS L 1021-16 第16部 : 帯電性−歩行試験方法
JIS L 1021-17 第17部 : 電気抵抗測定方法
JIS L 1021-18 第18部 : 汚れ試験方法
JIS L 1021-19 第19部 : クリーニング試験方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1021-8 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
L 1021-8 : 2020

繊維製床敷物試験方法−第8部 : パイル糸の引抜き強さ試験方法

Textile floor coverings-Part 8: Determination of tuft withdrawal force

序文

  この規格は,2012年に第2版として発行されたISO 4919を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,カットパイル又はループパイルをもつ全ての繊維製床敷物に適用可能なパイル糸の引抜強
さ試験方法について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4919:2012,Carpets−Determination of tuft withdrawal force(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing
JIS L 0212-1 繊維製品用語(衣料を除く繊維製品)−第1部 : 繊維製床敷物
注記 対応国際規格 : ISO 2424,Textile floor coverings−Vocabulary
JIS L 1021-1 繊維製床敷物試験方法−第1部 : 物理試験のための試験片の採取方法
注記 対応国際規格 : ISO 1957,Machine-made textile floor coverings−Selection and cutting of
specimens for physical tests

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS L 0212-1によるほか,次による。
3.1
タフト(tuft)
I形,J形,U形若しくはW形の形状,又は基部中のバックステッチ若しくは結び目も含めた連続した

――――― [JIS L 1021-8 pdf 3] ―――――

2
L 1021-8 : 2020
糸。その脚は,繊維製床敷物のパイルを形成する。
3.2
ループ(loop)
基部の中のタフト糸又は繊維を固定しているところの連続する最も低い2点間のタフト糸又は繊維を一
続きにした部分。

4 原理

  タフトの場合は一つのタフトの一端を挟み,ループの場合は一つのループにフックを引っ掛けて,それ
らを引き抜く過程で生じる力を記録し,繊維製床敷物の構造におけるタフト又はループを保持する結合に
滑りが生じるときの力を測定する。

5 装置

5.1   引張試験機 使用範囲に適合したもので,±5 %の精度をもつ装置(通常は,10 N,20 N,50 N及び
100 Nの測定範囲が必要である。)を用いる。
定速伸長形(CRE),定速荷重形(CRL)又は定速緊張形(CRT)の試験機(CRE試験機が最も一般的で
ある。)を使用する。いずれの場合も,引抜き試験における最大引抜き強さに到達するまでの平均時間が5
秒間10秒間となるように,又はCRE試験機及びCRT試験機の場合は,100 mm/minとなるように,引張
速度を調整する。この調整のために,ローディング機構と試験片との間にスプリングを装着してもよい。
試験機は,繊維製床敷物の試験片をベースプレートにクランプする機構を備える。この試験片クランプ
の寸法は60 mm×60 mm以上とし,タフト又はループパイルを引き抜く方向に対して垂直な平面をもち,
試験中,試験片クランプの平面部分は,試験片と接触していなければならない。また,この試験片クラン
プは,引き抜かれるタフト又はループの周囲に半径12 mm以上の切抜きがあり,切抜き部分の外側の平面
部分で試験片を押さえ付ける。また,タフトの一端を挟んだカットパイル用又は一つのループに引っ掛け
たループパイル用フックの位置決めを容易にするために,試験用クランプには細い通り道を切り抜いても
よい(図1参照)。カットパイルカーペットの場合,タフトの一端を選択してグリップするための適切な
方法を用意する[例えば,固定用かん(鉗)子など]。ループパイルカーペットの場合,適切なフックを用
いる(例えば,編み機のベラ針)。

――――― [JIS L 1021-8 pdf 4] ―――――

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L 1021-8 : 2020
1 ローディング機構
2 スプリング(必要な場合)
3 カットパイル用グリップ又はループパイル用フック
4 ベースプレート
5 繊維製床敷物の試験片
6 試験片クランプ
図1−試験片の固定状態の例

6 試験片の調製及び試験条件

  試験片の調製及び試験条件は,JIS L 0105の5.1.1(標準状態)による。

7 試料及び試験片

  試料は,JIS L 1021-1によって,当該繊維製床敷物を代表する箇所を幅方向に沿って,5枚以上採取する。
採取した試料は,箇条6に規定する条件下で24時間以上調製する。試験片(どの試料からも一つだけ採取
する。)は,試験機に固定するのに都合のよい大きさでよいが,どの試験片も10個以上のタフトを引き抜
くことができる大きさとする。
なお,試験片の端から,及び先に引き抜いたタフトの位置から25 mm以内のタフトを引き抜いてはなら
ない。また,先に引き抜いたタフトと連続している糸を引き抜いてはならない。

8 手順

8.1 一般事項

  試験は,箇条6に規定する試験条件で実施する。

――――― [JIS L 1021-8 pdf 5] ―――――

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