JIS L 1076:2012 織物及び編物のピリング試験方法

JIS L 1076:2012 規格概要

この規格 L1076は、織物及び編物のピリング試験方法について規定。

JISL1076 規格全文情報

規格番号
JIS L1076 
規格名称
織物及び編物のピリング試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for pilling of woven fabrics and knitted fabrics
制定年月日
1967年12月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 12945-1:2000(MOD), ISO 12945-2:2000(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
1967-12-01 制定日, 1970-12-01 確認日, 1973-09-01 確認日, 1977-02-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1982-12-01 確認日, 1985-11-01 改正日, 1992-03-01 改正日, 1997-10-20 確認日, 2003-12-20 確認日, 2006-10-20 改正日, 2012-03-21 改正日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS L 1076:2012 PDF [40]
                                                                                   L 1076 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験場所・・・・[2]
  •  5 試料及び試験片の採取及び準備・・・・[2]
  •  6 試験の種類・・・・[2]
  •  7 試験機・・・・[3]
  •  7.1 ICI形試験機・・・・[3]
  •  7.2 TO形試験機・・・・[4]
  •  7.3 アピアランス・リテンション形試験機・・・・[5]
  •  7.4 ランダム・タンブル形試験機・・・・[6]
  •  8 試験方法・・・・[7]
  •  8.1 JIS法・・・・[7]
  •  8.2 ISO法・・・・[8]
  •  9 判定・・・・[8]
  •  9.1 判定条件・・・・[8]
  •  9.2 等級判定・・・・[9]
  •  10 試験報告書・・・・[11]
  •  附属書A(規定)I法(ピリング・ボックス法)・・・・[16]
  •  附属書AA(参考)ピリング試験箱の使用に関する指針・・・・[20]
  •  附属書B(規定)J法(修正マーチンデール法)・・・・[21]
  •  附属書BA(参考)ピリング試験の区分・・・・[29]
  •  附属書JA(参考)E法,F法,G法及びH法・・・・[30]
  •  附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[36]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 1076 pdf 1] ―――――

L 1076 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人繊維評価
技術協議会(JTETC)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS L 1076:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 1076 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 1076 : 2012

織物及び編物のピリング試験方法

Testing methods for pilling of woven fabrics and knitted fabrics

序文

  この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 12945-1及びISO 12945-2を基とし,我が国の使用
実態を反映させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で対応国際規格に規定されている方法は,箇条6のISO法[I法(ピリング・ボックス
法)(附属書A参照)]及び[J法(修正マーチンデール法)(附属書B参照)]であり,A法(ICI形試験
機を用いる方法),B法(TO形試験機を用いる方法),C法(アピアランス・リテンション形試験機を用い
る方法)及びD法(ランダム・タンブル形試験機を用いる方法)は,対応国際規格に規定されていない方
法である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはな
い事項である。

1 適用範囲

  この規格は,織物及び編物のピリング試験方法について規定する。また,この規格で,E法(参考)(ア
クセレロータ形試験機を用いる方法),F法(参考)(ユニバーサル形試験機を用いる方法),G法(参考)
(ユニフォーム形試験機を用いる方法)及びH法(参考)(ブラシアンドスポンジ形試験機を用いる方法)
を参考として,附属書JAに記載した。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 12945-1:2000,Textiles−Determination of fabric propensity to surface fuzzing and to pilling−Part
1: Pilling box method
ISO 12945-2:2000,Textiles−Determination of fabric propensity to surface fuzzing and to pilling−Part
2: Modified Martindale method(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 2336 電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 139,Textiles−Standard atmospheres for conditioning and testing(MOD)
JIS L 0208 繊維用語−試験部門

――――― [JIS L 1076 pdf 3] ―――――

2
L 1076 : 2012
JIS Z 8401 数値の丸め方
ISO 3175-1,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 1:
Assessment of performance after cleaning and finishing
ISO 3175-2,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of fabrics and garments−Part 2:
Procedure for testing performance when cleaning and finishing using tetrachloroethene
ISO 6330,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile testing
ISO 12947-1,Textiles−Determination of the abrasion resistance of fabrics by the Martindale method−Part 1:
Martindale abrasion testing apparatus

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS L 0105及びJIS L 0208によるほか,次による。
3.1
ピリング
織物又は編物の表面の繊維が摩擦などによって毛羽立ち,この毛羽が更に絡み合い,小さな球状の塊(毛
玉,ピル)を生じた状態。
3.2
毛羽立ち
生地を構成する糸から繊維が分離,突出し,目で見える表面変化。
3.3
毛玉
表面に生じる毛羽の小さな球状の塊。ピルともいう。
3.4
ピリング摩擦
修正マーチンデール摩耗機の二つの外側ドライブの一回転。

4 試験場所

  JIS L 0105の5.1(試験場所)によって試験を行う。

5 試料及び試験片の採取及び準備

  JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料の試験片]によって
試料及び試験片を採取及び準備する。

6 試験の種類

  この規格の試験は,それぞれ独立した試験方法であり,次のうちから適切な方法を選んで行う。
a) IS法
1) 法 (ICI形試験機を用いる方法)(8.1.1)
2) 法 (TO形試験機を用いる方法)(8.1.2)
3) 法 (アピアランス・リテンション形試験機を用いる方法)(8.1.3)
4) 法 (ランダム・タンブル形試験機を用いる方法)(8.1.4)
4.1) -1法 (クロロプレン・シートを用い,綿繊維を入れる方法)[8.1.4 a)]

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L 1076 : 2012
4.2) -2法 (クロロプレン・シートを用い,綿繊維を入れない方法)[8.1.4 b)]
4.3) -3法 (コルク・シートを用いる方法)[8.1.4 c)]
b) SO法
1) 法 (ピリング・ボックス法)[附属書A(規定)]
2) 法 (修正マーチンデール法)[附属書B(規定)]

7 試験機

7.1 ICI形試験機

  ICI形試験機は,図1及び図2に示すように,コルク板を内張りした回転箱及びこれに入れるピリング
試験用ゴム管(図3を参照)からなっている。
回転箱の大きさは,内側の一辺が230 mmの立方体で,内張りコルク板は,次の条件でなければならな
い。
なお,コルク板の使用限度は通常,1 500時間の回転とし,破損又は摩滅が生じた場合は,その都度取り
替える。
厚さ : 3 mm±0.2 mm
密度 : 0.25 g/cm3±0.03 g/cm3
引張強度 : 117.6 N /cm2
圧縮率 : 690 kPaの圧力で1分間加圧後で20 %30 %
圧縮弾性率 : 上記圧力を取り去って1分後で75 %以上
粒度 : 約0.5 mm約0.8 mm
ピリング試験用ゴム管は,図3に示すように,円筒の両端が丸く削られたもので,次の条件を備える。
なお,ゴム管の使用限度は通常,質量47 gまでとし,破損又は摩滅が生じた場合は,その都度取り替え
る。
厚さ : 3 mm
長さ : 150 mm
外径 : 31 mm
両端の角の半径(R) : 4 mm
質量 : 51 g
硬さ : A42±5(JIS K 6253-3に規定するタイプAデュロメータによる。)
なお,回転箱及びゴム管は,最初に使用する場合は,毎分60回転±2回転で10時間空運転する。

――――― [JIS L 1076 pdf 5] ―――――

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JIS L 1076:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 12945-1:2000(MOD)
  • ISO 12945-2:2000(MOD)

JIS L 1076:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 1076:2012の関連規格と引用規格一覧