JIS L 2513:2000 ポリノジック縫糸

JIS L 2513:2000 規格概要

この規格 L2513は、ポリノジック縫糸について規定。

JISL2513 規格全文情報

規格番号
JIS L2513 
規格名称
ポリノジック縫糸
規格名称英語訳
Polynosic sewing thread
制定年月日
1978年8月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.080.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1978-08-01 制定日, 1980-02-01 改正日, 1985-09-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2000-02-20 改正日, 2005-06-20 確認日, 2006-07-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS L 2513:2000 PDF [9]
L 2513 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS L 2513 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS L 2513 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 2513 : 2000

ポリノジック縫糸

Polynosic sewing thread

序文 この規格は,ポリノジック縫糸について規定したもので,1978年(昭和53年)に制定された。今
回の改正では,引用規格の改正に伴い,引用規格の規格名称,項目番号及び関係する規定内容を変更して
いる。
1. 適用範囲 この規格は,ポリノジック縫糸について規定する。
備考 この規格の中で [{}] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考とし
て併記したものである。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS L 0104 テックス方式による糸の表示
JIS L 0105 繊維製品の物理試験方法通則
JIS L 0803 染色堅ろう度試験用添付白布
JIS L 0842 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0844 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0849 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 1030-2 繊維製品の混用率試験方法−第2部 : 繊維混用率
JIS L 1095 一般紡績糸試験方法
JIS Z 8401 数値の丸め方
3. 種類 ポリノジック縫糸の種類は,次のとおりとする。ただし,括弧内は,種類の略号である。
a) ポリノジックミシン糸(ミシン糸)
b) ポリノジック製袋用縫糸(製袋用)
c) 綿混紡ポリノジック製袋用縫糸(綿混紡製袋用)
4. 品質
4.1 外観 外観は,糸むら,よりびり,毛羽などが少なく,色沢が良好で,加工むら及び汚れが目立っ
てはならない。
4.2 つなぎ節 つなぎ節数(1)は,6.2によって試験したとき,表1のとおりとする。
注(1) もろよりのものは,上よりのつなぎ節数とする。

――――― [JIS L 2513 pdf 2] ―――――

2
L 2513 : 2000
表1 つなぎ節数
単位 個/km
糸長 つなぎ節数
1 000m以下のもの 2.0以下
1 000mを超えるもの 1.0以下
4.3 長さ又は質量 1巻若しくは1かせの長さ又は質量(2)は,6.3又は6.4によって試験したとき,表示
された値に対し,表2又は表3のとおりとする。
注(2) 質量は,絶乾質量に公定水分率 (11.0%) を加えたものとする。ただし,綿混紡ポリノジック縫
糸の公定水分率は,次の式によって算出した数値とする。
a) 絶乾混紡率から算出する場合
AR1 BR2 NRn
R
100
ここに, R : 混紡糸の算出公定水分率 (%)
A, B, ···, N : 各繊維の絶乾混紡率 (%)
R1, R2, ···, Rn : 各繊維の公定水分率 (%)
b) 正量混紡率から求める場合
aR1 bR2 nRn
R1 R2 Rn
1 1 1
R 100 100 100
a b n
R1 R2 Rn
1 1 1
100 100 100
ここに, R : 混紡糸の算出公定水分率 (%)
a, b, ···, n : 各繊維の正量混紡率 (%)
R1, R2, ···, Rn : 各繊維の公定水分率 (%)
備考 b)の式を展開すると,次のようになる。
100 a b n
100 R 100 R1 100 R2 100 Rn
1
又は R 1 100
a b n
100 R1 100 R2 100 Rn

――――― [JIS L 2513 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
L 2513 : 2000
各繊維の公定水分率
繊維の種類 公定水分率 (%)
綿 8.5
毛 15.0(3)
絹 12.0(4)
亜麻及びラミー 12.0
ジュート 13.75
レーヨン 11.0
ポリノジック 11.0
キュプラ 11.0
アセテート 6.5
トリアセテート 3.5
プロミックス 5.0
ナイロン 4.5
ビニロン 5.0
ビニリデン 0
ポリ塩化ビニル 0
ポリエステル 0.4
アクリル及びアクリル系 2.0
ポリエチレン 0
ポリプロピレン 0
ポリウレタン 1.0
ポリクラール 3.0
ベンゾエート 0.4
ガラス繊維 0
アラミド 7.0
注(3) 標準状態における水分率を示し,特別の場
合を除き,これを用いる。
(4) 練絹の場合を示す。
表2 長さ(長さ表示のもの)
単位%
長さ 許容差
1 000m以下のもの +5.0
−2.0
1 000mを超え 5 000m以下のもの +4.0
−1.5
5 000mを超えるもの +3.0
−1.0
表3 質量(質量表示のもの)
単位%
質量 許容差
50g以下のもの +5.0
−2.0
50gを超え 100g以下のもの +4.0
−1.5
100gを超えるもの +3.0
−1.0
4.4 正量繊度 正量繊度は,6.5によって試験したとき,表示された原糸繊度に対し,次のとおりとする。

――――― [JIS L 2513 pdf 4] ―――――

4
L 2513 : 2000
a) 漂白又は染色加工したもの ±10%
b) 漂白又は染色加工しないもの ±5%
4.5 引張強さ 引張強さは,次のとおりとする。
a) ポリノジックミシン糸 ポリノジックミシン糸の引張強さは,6.6によって試験したとき,原糸繊度と
合糸数の組合せによって,表4を満足しなければならない。
表4 ポリノジックミシン糸
呼び 原糸繊度dtex 合糸数 引張強さ(最低値)
{原糸番手S} N [{gf}]
#30(2コード) 300 [{20}] 2 10.3 [{1 050}]
#20(3コード) 300 [{20}] 3 16.2 [{1 650}]
# 8(4コード) 300 [{20}] 4 22.0 [{2 240}]
#50(2コード) 200 [{30}] 2 7.0 [{ 710}]
#30(3コード) 3 10.9 [{1 110}]
#60(2コード) 145 [{40}] 2 5.1 [{ 510}]
#40(3コード) 3 8.0 [{ 810}]
#80(2コード) 120 [{50}] 2 4.2 [{ 420}]
#50(3コード) 3 6.5 [{ 660}]
#90(2コード) 100 [{60}] 2 3.4 [{ 340}]
#60(3コード) 3 5.3 [{ 540}]
b) ポリノジック製袋用縫糸 ポリノジック製袋用縫糸の引張強さは,6.6によって試験したとき,原糸繊
度と合糸数の組合せによって,表5を満足しなければならない。
表5 ポリノジック製袋用縫糸
呼び 原糸繊度dtex 合糸数 引張強さ(最低値)
[{原糸番手S}] N [{gf}]
20/4 300 [{20}] 4 22.0 [{2 240}]
20/6 6 34.2 [{3 480}]
20/8 8 47.1 [{4 800}]
c) 綿混紡ポリノジック製袋用縫糸 綿混紡ポリノジック製袋用縫糸の引張強さは,6.6によって試験した
とき,原糸繊度と合糸数の組合せによって,表6を満足しなければならない。
表6 綿混紡ポリノジック製袋用縫糸
呼び 原糸繊度dtex 合糸数 引張強さ(最低値)
[{原糸番手S}] N [{gf}]
20/6 300 [{20}] 6 27.4 [{2 790}]
20/8 8 37.7 [{3 840}]
20/3×3 3×3 43.3 [{4 410}]
d) 表46の表中にない原糸繊度と合糸数の組合せのもの 表46の表中にない原糸繊度と合糸数の組
合せのものの引張強さは,6.6によって試験したとき,次の式によって算出した値を,JIS Z 8401によ
って小数点以下1けたに丸めた値以上とする。
1) 同一原糸繊度であって合糸数の異なるものがあるとき
F
F n
ここに, F : 引張強さ (N)
F1 : 当該原糸繊度の片より3本のものの引張強さの最低値 (N)
n : 当該合糸数

――――― [JIS L 2513 pdf 5] ―――――

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