JIS P 8118:2014 紙及び板紙―厚さ,密度及び比容積の試験方法

JIS P 8118:2014 規格概要

この規格 P8118は、紙及び板紙の厚さを測定する次の二つの方法について規定。a) 厚さとして,1枚の紙又は板紙の厚さの測定,b) バルク厚さとして,重ねた紙の厚さの測定。

JISP8118 規格全文情報

規格番号
JIS P8118 
規格名称
紙及び板紙―厚さ,密度及び比容積の試験方法
規格名称英語訳
Paper and board -- Determination of thickness, density and specific volume
制定年月日
1952年10月23日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
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対応国際規格

ISO

ISO 534:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

85.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021
改訂:履歴
1952-10-23 制定日, 1955-10-23 確認日, 1958-10-23 確認日, 1960-03-01 改正日, 1963-06-01 改正日, 1968-11-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1976-12-01 改正日, 1980-01-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 1998-11-20 改正日, 2005-04-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2014-11-20 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS P 8118:2014 PDF [15]
                                                                                   P 8118 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[2]
  •  4.1 厚さ又はバルク厚さの測定・・・・[2]
  •  4.2 密度又はバルク密度の計算・・・・[2]
  •  4.3 比容積又は比バルク容積の計算・・・・[2]
  •  5 装置・・・・[3]
  •  6 試料の採取・・・・[3]
  •  7 調湿・・・・[3]
  •  8 試験片の調製・・・・[3]
  •  8.1 一般・・・・[3]
  •  8.2 厚さ用試験片・・・・[3]
  •  8.3 バルク厚さ用試験片・・・・[4]
  •  9 操作・・・・[4]
  •  9.1 一般・・・・[4]
  •  9.2 マイクロメータの点検及び校正・・・・[5]
  •  9.3 測定・・・・[5]
  •  10 計算及び結果の表し方・・・・[5]
  •  10.1 厚さ・・・・[5]
  •  10.2 バルク厚さ・・・・[5]
  •  10.3 密度及びバルク密度・・・・[6]
  •  10.4 比容積及び比バルク容積・・・・[6]
  •  11 報告書・・・・[6]
  •  附属書A(規定)マイクロメータ性能の点検及び校正・・・・[8]
  •  附属書B(参考)精度・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS P 8118 pdf 1] ―――――

P 8118 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会
(JAPAN TAPPI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。これによって,JIS P 8118:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS P 8118 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
P 8118 : 2014

紙及び板紙−厚さ,密度及び比容積の試験方法

Paper and board-Determination of thickness,density and specific volume

序文

  この規格は,2011年に第4版として発行されたISO 534を基とし,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,紙及び板紙の厚さを測定する次の二つの方法について規定する。
a) 厚さとして,1枚の紙又は板紙の厚さの測定
b) バルク厚さとして,重ねた紙の厚さの測定
さらに,この規格は,次の計算方法についても規定する。
− 密度及びバルク密度
− 比容積及び比バルク容積
この規格は,段ボールには適用しない。また,バルク厚さの測定方法(方法b)は板紙には適さない。
注記1 二つの方法は,一般に異なった結果をもたらす。これらの方法は,ティシュペーパー及びテ
ィシュ製品には適用できない[1]。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 534:2011,Paper and board−Determination of thickness, density and specific volume(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
注記 対応国際規格 : ISO 186,Paper and board−Sampling to determine average quality(IDT)
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
注記 対応国際規格 : ISO 187,Paper, board and pulps−Standard atmosphere for conditioning and testing
and procedure for monitoring the atmosphere and conditioning of samples(MOD)
JIS P 8124 紙及び板紙−坪量の測定方法

――――― [JIS P 8118 pdf 3] ―――――

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P 8118 : 2014
注記 対応国際規格 : ISO 536,Paper and board−Determination of grammage(MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS P 0001によるほか,次による。
3.1
厚さ(single sheet thickness)
この規格の試験方法によって,一定の静荷重の下で測定した1枚の紙又は板紙の二つの表面間の距離。
3.2
バルク厚さ(bulking thickness)
この規格の試験方法によって,一定の静荷重の下で測定した複数重ねた紙の厚さから計算した単一シー
トの厚さ。
3.3
密度(apparent sheet density)
厚さ(3.1)から計算する単位容積当たりの質量。単位は,立方センチメートル当たりのグラム(g/cm3)
で表す。
注記 通常,この用語は紙又は板紙に適用する。
3.4
バルク密度(apparent bulk density)
バルク厚さ(3.2)から計算する単位容積当たりの質量。単位は,立方センチメートル当たりのグラム
(g/cm3)で表す。
注記 通常,この用語は紙に適用する。
3.5
比容積(apparent specific sheet volume)
厚さ(3.1)から計算する単位質量当たりの容積。単位は,グラム当たりの立方センチメートル(cm3/g)
で表す。
注記 通常,この用語は紙又は板紙に適用する。
3.6
比バルク容積(apparent specific bulk volume)
バルク厚さ(3.2)から計算する単位質量当たりの容積。単位は,グラム当たりの立方センチメートル
(cm3/g)で表す。
注記 通常,この用語は紙に適用する。

4 原理

4.1 厚さ又はバルク厚さの測定

  高精度のマイクロメータによって,厚さ又はバルク厚さを求める。

4.2 密度又はバルク密度の計算

  紙又は板紙の坪量及び厚さを求める。

4.3 比容積又は比バルク容積の計算

  紙又は板紙の坪量及び厚さを求める。

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P 8118 : 2014

5 装置

  装置は,次による。
5.1 マイクロメータ 二つの平行な円形の加圧面をもち,その間に紙又は板紙を挟み,測定するもの。
厚さ測定中,加圧面の間に加える圧力は100 kPa±10 kPaとする。
加圧面は,固定面及び垂直に動く可動面から構成する。
小さい方の加圧面の直径は,16.0 mm±0.5 mmとし,もう一方の加圧面の直径は,それより大きいもの
とする。したがって,厚さ測定の間,試験片の円形領域(公称面積200 mm2)が圧力を受ける。
マイクロメータは,附属書Aの方法に従って校正したとき,そのマイクロメータの圧力は,100 kPa±10
kPaで,表1に示す性能を満足しなければならない(9.1参照)。
ただし,上記の規定にかかわらず,加圧面の間に加える圧力が50 kPa±5 kPa,加圧面の直径が14.3 mm
±0.5 mm(公称面積160 mm2)で,かつ附属書Aの方法に従って校正したとき,表1に示す性能を満足す
るマイクロメータは,2017年3月31日まで適用してもよい。
表1−マイクロメータの要求性能
マイクロメータ特性 最大許容値a)
表示誤差 ±2.5 μm又は読みの±0.5 %
加圧面平行誤差 5 μm又は読みの1 %
測定の繰返し精度(標準偏差として) 1.2 μm又は読みの0.5 % b)
注a) 二つの値の大きい方をマイクロメータ特性の最大許容値とする。
b) 加圧面の間に加える圧力が50 kPa±5 kPaのマイクロメータを用いる場合は,
2.5 μm又は読みの0.5 %とする。
5.2 厚みゲージ マイクロメータのフルスケールの読みの約10 %,30 %,50 %,70 %及び90 %に対応す
るもの。各ゲージの厚さは,0.3 μmの精度をもつものとする。

6 試料の採取

  ロットを評価するための試験を行う場合は,JIS P 8110に従って試料を選択する。それ以外の場合は,
使用する試験片が試料の代表となるように採取する。

7 調湿

  JIS P 8111に従って,試料を調湿する。

8 試験片の調製

8.1 一般

  試料の調湿に適用した条件と同じ条件下で試験片を調製する。折り目,しわ,亀裂及び結果に影響を及
ぼす欠陥は避ける。

8.2 厚さ用試験片

  試験用紙は,試料から無作為に採取し,採取した試験用紙1枚から2枚以上の試験片を裁断してはなら
ない。試験片の最小寸法は,60 mm×60 mmとする。試験片寸法は,マイクロメータの読みが試験片の質
量の影響を受けるほど大きくしない。試験片が大きい場合,測定中に,たわ(撓)みによって圧力が低下
することがある。板紙を測定する場合には,100 mm×100 mmを超える寸法の試験片を用いてはならない。

――――― [JIS P 8118 pdf 5] ―――――

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JIS P 8118:2014の引用国際規格 ISO 一覧

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